【2021年】タイトリスト ユーティリティおすすめ2選|価格・スペック徹底比較
1932年創業の老舗ゴルフメーカー「タイトリスト」。当初はゴルフボールの製造からスタートし、多くのPGAツアー選手が支持、現在に至るまで使用率No.1の座を守り続けています。その後、ゴルフクラブにおいても、多くのヒット商品を生み出し、ゴルファーを魅了。現在はアクシネットグループが有するブランドとして、世界中のゴルファーに愛されています。そんなタイトリストのユーティリティを紹介します。
タイトリスト ユーティリティの特徴とおすすめポイント
日本ではアクシネット ジャパン インクが展開しているタイトリスト。何十年にもわたり、PGAツアーはもちろん、各国のツアー選手たちに支持され続けています。高い技術を持ったハイレベルなプレーヤーを満足させる優れた機能性と、高品質のアイテムを数多く世に送り出しています。
現在、タイトリストのユーティリティは、「TS2」と「TS3」の2モデルをラインアップしています。
TSとは、「Titleist Speed(タイトリスト スピード)」の頭文字をとったもので、“Speed”をテーマに最良の技術を追求したシリーズです。ボールスピードを極限まで高める技術を投入し、より飛距離を出しやすいアイテムに仕上げています。
タイトリストはユーティリティをあえて、ユーティリティメタルと呼んでおり、フェアウェイウッドをフェアウェイメタルと呼んでいることと、つながる名称になっています。この記事内では商品名以外は、一般的なユーティリティという呼び方で統一して紹介します。
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タイトリスト ユーティリティ(メタル)の選び方|ヘッドシェイプや調整機能の違いで選ぶ
タイトリストのユーティリティのラインアップは今のところ、TSシリーズのみで、共通のテクノロジーも多くなっています。
ターゲットプレーヤーに大きな違いはあまりありませんが、ヘッドシェイプなどが異なっており、フェアウェイウッドの流れでユーティリティを使いたいのか、アイアンの流れで使いたいのか、プレーヤータイプに合わせたチョイスが可能になっています。
構えたときの見え方、ヘッド形状で選ぶ
「TS2」と「TS3」はヘッド形状が異なることが特徴になっています。特にアドレス時の見え方が異なるので、自分はどちらのヘッド形状が構えやすいと感じるかで選ぶと良いでしょう。
「TS2」は、コンパクトながら丸みのあるヘッドシェイプで、安心感を与えてくれます。「TS3」は引き締まったヘッドシェイプで、プレーヤーの弾道イメージを明確にさせます。シャープに狙っていきたいのであれば「TS3」を、ビッグキャリーでロングゲームをやさしく組み立てたいのなら「TS2」がおススメです。
打ち出し角の高さや、弾道調整機能の違いで選ぶ
「TS2」は高い打ち出し角で、高弾道ボールが打ちやすく、高さを出して狙っていけるアイテムになっています。「TS3」は、中~高弾道で、狙ったところに落としていきやすい精密さが特徴です。
「TS2」にはウェイト調整が可能な「SUREFIT® フラットウェイト」を採用、「TS3」には、ドロー、ニュートラル、フェードの3ポジションに調整可能な「マグネティックSUREFIT® CGウェイト」を搭載しています。より緻密に球筋を打ち分けたいのであれば「TS3」がおススメです。
両モデルとも、ネック部分にライ角、ロフト角の調整機能がついています。
フェアウェイウッドとアイアン、どちらかとのつながり重視で選ぶ
「TS2」は丸みを帯びたヘッド形状なので、ウッドクラブからの流れに合わせて使いやすくなっています。高い許容性と抜群の安定感で、ナイスショットの成功確率を高めます。
「TS3」はシャープな形状で、アイアンとのつながりを重視しています。ターゲットを的確にとらえたい、何よりも操作性を重視したいというプレーヤーにおススメで、調整機能付きで、自身で球筋の調整も可能です。
ユーティリティは単体で考えるよりもセットの流れを重視して選ぶ方が扱いやすいので、フェアウェイウッド、アイアン、どちらの流れに合わせるのかを考えて選ぶと良いでしょう。
タイトリスト ユーティリティおすすめモデル【初心者から上級者向けまで】
2020年秋時点でタイトリストのおすすめユーティリティは2機種をラインアップしています(※女性用モデル・型落ちモデル除く)。それぞれの特徴について紹介します。
タイトリスト TS2 ユーティリティ メタル
タイトリスト TS2 ユーティリティ メタル
高い打ち出し角と許容性を備えたユーティリティです。ボール初速を高める「スピード シャーシ コンセプト」を追求して生まれた形状で、驚きの飛距離性能と安定した高弾道で、ロングゲームをやさしくし、ナイスショットの確率を高めます。
ソール部分には、ウエイト交換が可能な「SUREFIT® フラットウェイト」を搭載。求めるスイングウェイトに合わせて調整できます。
フェアウェイウッドからの流れでセッティングしやすく、ライを選ばず、しっかりと飛距離が出せるので、スコアメイクがしやすくなるユーティリティです。
クラブ名 | タイトリスト TS2 ユーティリティ メタル |
---|---|
長さ | カーボン 19/40.5インチ 21/40インチ 23/39.5インチ 25/39インチ 27/38.5インチ スチール 19/40インチ 21/39.5インチ 23/39インチ 25/38.5インチ 27/38インチ |
重量/バランス | ●Titleist Tour AD T-60 19 S:約352g/D1 21 S:約356g/D1 23 S:約360g/D1 25 S:約364g/D1 27 S:約368g/D1 ●Titleist MCI Matte Black 70 19 S:約355g/D1 21 S:約362g/D1.5 23 S:約369g/D1.5 25 S:約375g/D2 27 S:約381g/D2 ●N.S.PRO 950GH Neo 19 S:約383g/D2 21 S:約389g/D2 23 S:約395g/D2 25 S:約398g/D2 27 S:約405g/D2 ●N.S.PRO Modus3 HYBRID 19 S:約371g/D1 21 S:約375g/D1 23 S:約380g/D1 25 S:約385g/D1 27 S:約389g/D1 ●TENSEI CK ProOrange Hybrid 80 19 S:約362g/D2.5 21 S:約366g/D2.5 23 S:約371g/D2.5 25 S:約376g/D2.5 27 S:約381g/D2.5 |
ロフト角 | 19/19度 21/21度 23/23度 25/25度 27/27度 |
ライ角 | 19/58度 21/58.5度 23/59度 25/59.5度 27/60度 |
ヘッド素材 | フェース:465カーペンタースチール ボディ:17-4ステンレス |
シャフト | Titleist Tour AD T-60(S、SR、R) Titleist MCI Matte Black 70(S) N.S.PRO 950GH Neo(S) N.S.PRO Modus3 HYBRID(S) TENSEI CK ProOrange Hybrid 80(S) |
価格 | ●Titleist Tour AD T-60/Titleist MCI Matte Black 70 1本:40,000+税 ●N.S.PRO 950GH Neo 1本:36,000+税 ●N.S.PRO Modus3 HYBRID 1本:48,000+税 ●TENSEI CK ProOrange Hybrid 80 1本:47,000+税 価格詳細 > タイトリスト TS2 ユーティリティ メタル公式サイト |
タイトリスト TS3 ユーティリティ メタル
タイトリスト TS3 ユーティリティ メタル
シャープなヘッド形状で、打ちたい弾道をイメージしやすく、高い操作性を発揮するユーティリティです。ボール初速を高める「スピード シャーシ コンセプト」を追求して生まれた形状で、飛距離性能を発揮し、パワフルな弾道と正確性を高レベルで融合させ、ロングゲームを組み立てやすくします。
3タイプの球筋に調整可能な「マグネティックSUREFIT® CGウェイト」を搭載し、より緻密に狙っていけます。
ウッド系よりもアイアンが得意という人が違和感なく構えられて、中~高弾道の精密なショットできっちりとスコアを作れます。
クラブ名 | タイトリスト TS3 ユーティリティ メタル |
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長さ | カーボン 17/41インチ 19/40.5インチ 21/40インチ 23/39.5インチ 25/39インチ スチール 17/40.5インチ 19/40インチ 21/39.5インチ 23/39インチ 25/38.5インチ |
重量/バランス | ●Titleist Tour AD T-60 17 S:約348g/D2 19 S:約352g/D2 21 S:約356g/D2 23 S:約362g/D2 25 S:約366g/D2 ●Titleist MCI Matte Black 70 17 S:約352g/D2 19 S:約356g/D2 21 S:約363g/D2.5 23 S:約369g/D2.5 25 S:約375g/D3 ●N.S.PRO 950GH Neo 19 S:約385g/D3 21 S:約391g/D3 23 S:約397g/D3 25 S:約403g/D3 ●N.S.PRO Modus3 HYBRID 17 S:約369g/D2 19 S:約373g/D2 21 S:約377g/D2 23 S:約382g/D2 25 S:約387g/D2 ●TENSEI CK ProOrange Hybrid 80 17 S:約359g/D3.5 19 S:約364g/D3.5 21 S:約369g/D3.5 23 S:約374g/D3.5 25 S:約379g/D3.5 |
ロフト角 | 17/17度 19/19度 21/21度 23/23度 25/25度 |
ライ角 | 17/57.5度 19/58度 21/58.5度 23/59度 25/59.5度 |
ヘッド素材 | フェース:465カーペンタースチール ボディ:17-4ステンレス |
シャフト | Titleist Tour AD T-60(S、SR、R) Titleist MCI Matte Black 70(S) N.S.PRO 950GH Neo(S) N.S.PRO Modus3 HYBRID(S) TENSEI CK ProOrange Hybrid 80(S) |
価格 | ●Titleist Tour AD T-60/Titleist MCI Matte Black 70 1本:40,000+税 ●N.S.PRO 950GH Neo 1本:36,000+税 ●N.S.PRO Modus3 HYBRID 1本:48,000+税 ●TENSEI CK ProOrange Hybrid 80 1本:47,000+税 価格詳細 > タイトリスト TS3 ユーティリティ メタル公式サイト |
タイトリスト ユーティリティおすすめモデル価格比較表
ここまで紹介してきたタイトリスト ユーティリティ2機種の価格比較表を紹介します。
ユーティリティ | 価格 |
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タイトリスト TS2 ユーティリティ メタル | ●Titleist Tour AD T-60/Titleist MCI Matte Black 70 1本:40,000+税 ●N.S.PRO 950GH Neo 1本:36,000+税 ●N.S.PRO Modus3 HYBRID 1本:48,000+税 ●TENSEI CK ProOrange Hybrid 80 1本:47,000+税 |
タイトリスト TS3 ユーティリティ メタル | ●Titleist Tour AD T-60/Titleist MCI Matte Black 70 1本:40,000+税 ●N.S.PRO 950GH Neo 1本:36,000+税 ●N.S.PRO Modus3 HYBRID 1本:48,000+税 ●TENSEI CK ProOrange Hybrid 80 1本:47,000+税 |
プレーヤータイプの違いで扱いやすさが変わるタイトリスト ユーティリティ
タイトリストのユーティリティ2モデルは共通する性能も多いですが、構えたときの見た目が異なるので、プレーヤーの好みで選びやすくなっています。
形状以外では、機能を細かく調整して自分仕様にしたいと考えているのであれば、弾道調整機能が付いた「TS3」がおススメです。「TS2」は高い弾道で攻めたい、多少のミスはカバーしてくれる許容性も欲しいと思う人に合うでしょう。
また、アイアンへの流れ、フェアウェイウッドからの流れで選びやすい形状になっていますので、自分がどちらのアイテムを得意としているのかを見極めて、最適なセッティングを目指してください。