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ゴルフお悩みレッスン「フェアウェイウッドがうまく打てません!!」

連載「われらアマチュアお助け隊」【第21回】

2020/12/17 ゴルフサプリ編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む! 今回は、アマチュアにとって地面から打つクラブでは最も難しい・・・とされるフェアウェイウッドのお悩み解決です!

ゴルフトゥデイ本誌575号/140〜143ページより

今月のアマチュア|石井さんのお悩みは……

今月のアマチュア
石井仁志さん
年齢/29歳
ゴルフ歴/4年
アベレージ/99
スポーツ歴/サッカー
好きなクラブ/7番アイアン
好きなプロ/塩見好輝プロ

石井さんのお悩み「フェアウェイウッドがうまく打てません。トップばかりでミートせず、パー5ホールの2打目でいつもガッカリさせられて……」

今月のお助け隊員|志賀友香プロ

フェアウェイウッドがトップばかりだと悩む石井さんのスイングを見てみよう

石井さんのスイング
「重心が右足に残ったままで、上体が伸び上がってしまうようなインパクトを修正しましょう」(志賀友香プロ)

体重を左足にもしっかり乗せる!
写真 左)ダウンでちょっと止まって!体重が左足のツマ先までしか乗っていませんよね?
写真 右) この時点で体重はしっかり左足のカカトまで乗せること!

『主な原因は』ココだ!!

ダウンスイングで体重が左足ツマ先までしか乗っておらず、上体が伸び上がってしまい、体とボールの距離が不安定になることでミスが起きていた!

体重が左カカトまで乗れば上体が伸び上がってしまわない!

写真 上)体重が左に乗り切らないと、腰が真っすぐ伸びてしまってダフリやトップの原因になっていた。

写真 下)体重が左カカトまで乗れば、前傾が保てて強いインパクトになる!

ワンポイント・LESSON

Point! 左足のツマ先までではなく、左足のカカトまで体重を乗せて!左足でディスクを踏んでインパクトを迎えましょう。


ディスクを踏むことで体重移動を確認!

写真左)トップで切り返したら、左足カカトを浮かしたままではなく……。
写真右)ディスクを踏んで重心がカカトまで移動する感覚を身につけましょう!

上体が伸び上がると、ヘッドの位置もズレている!

写真左)上体が伸び上がると、おヘソが球に近づくので、ヘッドも球より遠くなる!
写真右)重心も上体もアドレスへ戻ってくるようなインパクトがいい!

石井さんのスイング【Before】
右に重心が残って、状態が伸び上がってインパクトしていたが……。

石井さんのスイング【After】
ダウンスイングから左足のカカトまで体重を乗せていくことで、しっかりと左に体重が乗り、上体の前傾が保たれた力強いインパクトに変身!

ミス撲滅のための[お助けドリル]|左のお尻でプッシュドリル

背後にキャディバッグを立たせて、ダウンスイングした際、左側のお尻がバッグから離れてしまうと、上半身が起き上がっている証拠。左側のお尻でバッグを押しながらダウンスイングするイメージでインパクトできれば、前傾がキープできる。

「左足のカカトまで体重を乗せることで、フェアウェイウッドで球をミートできるようになりました!」(石井さん)

志賀友香

『アメリカ仕込みの最新理論優しく簡単な指導が評判』

小学生からゴルフを始め、日大ゴルフ部を経てプロに。日本では数少ないアメリカLPGAのティーチング&クラブプロフェッショナル(T&CP)会員。2019年にはT&CPレベル2に合格した本格派。最新理論と科学を織り交ぜつつ、一人ひとりに合ったスイングとスタイルを提案する。


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