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キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッド試打評価レビュー

試打のスペシャリスト・高橋良明の本気レビュー

2021/02/25 ゴルフサプリ編集部

ドライバー並みの高い反発性能を実現する「FLASH(フラッシュ)フェースSS21」と「JAILBREAK(ジェイルブレイク) AI ベロシティブレードテクノロジー」を搭載。AI(人工知能)が設計したキャロウェイの『EPIC MAX(エピックマックス)フェアウェイウッド』の飛びと打ちやすさを「試打のスペシャリスト」高橋良明が試打で確かめます。

[目次]

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッドの総合評価

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッド

飛距離性能★★★★☆(4/5)
直進性★★★★☆(4/5)
つかまりやすさ★★★★☆(4/5)
上がりやすさ★★★★★(5/5)
総合評価★★★★☆(4/5)

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッドの特徴

左がEPIC MAX FW、右がEPIC SPEED FW。

『EPIC MAXフェアウェイウッド』は兄弟モデルの『EPIC SPEED(スピード)フェアェイウッド』同様、モデル別・番手別にAIが設計した「FLASHフェースSS21」と従来モデルとはまったく新しい形状の2本の柱「JAILBREAK AI ベロシティブレード」を搭載。

インパクトで生じるエネルギーをロスなくボールに伝えることで、フェアウェイウッドとしては最大級のボール初速と飛距離性能を実現しています。

また、『EPIC MAXフェアウェイウッド』は『EPIC SPEEDフェアウェイウッド』に比べて深重心で高慣性モーメント。ボールがつかまりやすく、高弾道で大きく飛ぶボールが打てます。

特徴

  • カップ構造の「FLASHフェースSS21」が反発エリアを最大化
  • 「JAILBREAK AI ベロシティブレード」がエネルギーロスを最小化
  • 打ち出し各、スピン量、つかまりをスクリューウエイトで調整可

特徴1. カップ構造の「FLASHフェースSS21」が反発エリアを最大化

『EPIC MAXフェアウェイウッド』はフェース面積の小さなフェアウェイウッドでドライバー並みの反発性能を実現するためにカップフェース構造を採用。とくに飛距離を出したい3番と5番ウッドのフェースは高強度のC300マレージング鋼を鍛造しています。さらにAIによる膨大な設計とシミュレーションを繰り返し、番手ごとにフェースの反発エリアを最大化したのが「FLASHフェースSS21」です。

どの打点で比較した場合でも、従来モデルと比較してボール初速が高く、飛距離の出せるフェアウェイウッドになっています。

特徴2. 「JAILBREAK AI ベロシティブレード」がエネルギーロスを最小化

一般的な板フェースよりもたわみやすいカップフェースの長所を十分に生かし切るためには力を受け止めるボディ側にも緻密な剛性設計が要求されますが、『EPIC MAXフェアウェイウッド』は設計とシミュレーションをAIに担当させることでこれを解決。

反発力の向上した「FLASHフェースSS21」と2本の柱の間隔が広くなった「JAILBREAK AI ベロシティブレード」の相乗効果により、従来モデルに比べて広いエリアでより速いボールスピードを実現しています。

特徴3. 打ち出し各、スピン量、つかまりをスクリューウエイトで調整可

『EPIC MAXフェアウェイウッド』にはソール前方と後方ヒール寄りの2箇所スクリューウエイトが装着されています。

前方のウエイトには重心を低くしてスピンを減らす効果、後方のウエイトには重心を深くしてドローバイアスを強くする効果があり、ボールがかんたんにつかまって、高弾道・低スピンの弾道で飛ばせる重心設計になっています。

また、前後を入れ替えることで、打ち出し角とスピン量、つかまり具合を調整できるため幅広いゴルファーにフィットします。

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッドのスペック

『EPIC MAXフェアウェイウッド』は40グラム台の軽量カーボンシャフトを装着。9番と11番もラインナップされているので、ミドルアイアンやユーティリティが苦手な人やヘッドスピードが遅くて球の上がらないシニアや女性にも対応できる。

メーカーキャロウェイゴルフ
製品名EPIC MAX フェアウェイウッド
ヘッド素材ボディ:17-4ステンレススチール+スクリューウエイト クラウン:トライアクシャル・カーボン

フェース:マレージング鋼C300フォージドカップフェース(#3〜5)、カーペンター455スチールフォージドカップフェース(#7)、17-4ステンレススチール(#9、11)
番手/ロフト角#3/15度
#5/18度
#7/21度
#9/23度
#11/26度
シャフトDiamana 40 for Callaway(R、SR、S)
長さ(#3)43インチ
重量(#3/S)約318g
価格(税込)Diamana 40 for Callaway:46,200円
公式サイトキャロウェイゴルフ公式サイト

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッドを試打レビュー

キャロウェイ史上最高の反発性能と打ちやすさを融合させた『EPIC MAXフェアウェイウッド』はどんなゴルファーに適しているのか。兄弟モデルの『EPIC SPEEDフェアウェイウッド』と比較しながら高橋良明プロが考察します。

試打レビュー

  • 当たりが薄くてもボールがしっかり上がって距離が安定
  • 球がねじれにくくストレートな弾道でねらいやすい
  • 驚異的なボール初速で1番手くらい飛距離が伸びる

当たりが薄くてもボールがしっかり上がって距離が安定

ヘッド体積は『EPIC SPEEDフェアウェイウッド』とほぼ同じと聞いていますが、かまえてみると『EPIC MAXフェアウェイウッド』はかなりシャローに見えます。リーディングエッジも前の方に出ているので球を拾いやすいイメージがあります。

そして見た目もそうですが『EPIC MAXフェアウェイウッド』は実際にかなり球が浮きやすく作られています。とくに感心したのは当たりが薄くフェースの下の面で打ったときにも十分な球の高さが出てくれるところです。

セカンドショットでいろいろなライから打つときにはかなり使いやすくて安定したショットが打てるクラブだと思います。

球がねじれにくくストレートな弾道でねらいやすい

使う人のパワーにも寄ると思いますが、平均的なヘッドスピードのアマチュアが使うならスピン量が少なめの強い球で前に飛んでくれます。

『EPIC MAXフェアウェイウッド』のウエイトは交換式になっていて、ウエイトポートの前側に重いウエイトを入れるとさらにスピンが少なくなって直進性の高い球が打てます。重いウエイトを後ろのポートに入れ換えると球のつかまりが目に見えてよくなり、ヘッドスピードの出ない人でも球が右に出なくなります。

スピン量はそれなりに増えますが、つかまりがいいせいか球のねじれは少なく、上には上がるけれど左右の曲がりは小さく、ターゲットを真っすぐねらっていけます。

驚異的なボール初速で1番手くらい飛距離が伸びる

『EPIC MAXフェアウェイウッド』のボール初速には驚くばかりです。スピン量がさらに少ない『EPIC SPEEDフェアウェイウッド』ほどではありませんが、それでも自分が思ったよりずっと前の方までボールがいってくれます。

自分が番手を間違えたか、ヘッドに表示されているロフトが違っているのではないかと疑いたくなるくらいにめちゃくちゃ飛びますね。たとえば5番ウッドで打ったときには4番か4.5番くらいの飛距離が思い切り振らなくてもかんたんに出ます。これだけ飛べばもう3番ウッドを入れる必要がないのではないかと思うくらいです。

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッドがおすすめの人

飛距離性能はもちろんトップクラスですが、『EPIC MAXフェアウェイウッド』の一番のよさは球が浮きやすいことです。

地面から打ったときにも高さがかなり出るので、上下の打点が安定しないアベレージゴルファーをはじめとして幅広いゴルファーにおすすめできるクラブです。

アイアンやユーティリティが飛ばない人で、長めのショートホールのティショットで使えるクラブを探している人にもぴったりです。距離が出るし、高さでボールを止めることができます。

また、サイドスピンが入りにくく直進性が高いので、フェアウェイウッドの曲がりを小さくしてシンプルにストレートな弾道で飛ばしたい人にも合います。

ネックは固定式ですが、ソールのウエイトで調整すれば右方向、左方向にミスするクセも抑えることができます。

キャロウェイ EPIC MAXフェアウェイウッドの評価

飛距離性能もさることながら、ふつうのアマチュアにとってフェアウェイウッドで一番大事なのは球の高さです。ふだん通りに振って球が上がりにくいクラブはどうしても力んでしまうし、スイングを壊してしまうリスクもあります。そこをきちんと抑えているのが『EPIC MAXフェアウェイウッド』です。

また、アマチュアがクラブを選ぶときにはヘッド形状も重要です。フェースをシャローにして丸みと大きさを出したヘッドはすごく安心感があるので、フェウェイウッドがあまり得意でない人でも苦手意識が緩和されます。

『EPIC MAXフェアウェイウッド』は飛距離とやさしさの両方を求める日本人のアマチュアゴルファーのことをよく考えて作られたクラブといえます。


テスター/高橋良明(たかはし・よしあき)

1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。サザンヤードCC所属。ツアーに挑戦するかたわら、ゴルフ専門誌やウェブメディアでテスターを務める。毎年出る新製品をほぼ打ち尽くす試打のスペシャリスト。

協力/サザンヤードカントリークラブ

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