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今までにない!! ゆったりスイングでも自然に球が上がってつかまる|フォーティーンPC-3アイアン

ドライバーのヘッドスピードが40m/s未満のプレーヤーのために作られたアイアン【PR】

2021/04/01 ゴルフサプリ編集部

40周年を迎えるフォーティーンが原点に立ち返り開発したアイアン『PC-3』。「クラブで出来ることはクラブに任せる」という創業者である故・竹林隆光氏のコンセプトで、パワー不足に悩むゴルファーが楽に扱えるアイアンとして開発された。普通にスイングするだけで、楽に球が上がって、番手別の飛距離が出しやすい…ゴルファーがアイアンに求める性能を具現化したモデルだ。今回もゴルフサプリ編集部員がコースで試打。その感想は?

パワーがなくても打ちやすい新ラインナップ「フェザーライン」

今回、試打を行う『PC-3』は、フォーティーンが新たなラインナップに加えた「Feather line(フェザーライン)」の一作目。フェザーとは、フォーティーンのロゴの象徴でもある「羽」を意味し、軽量設計を施すことで、パワーがなくても振りやすく、上がって・飛んでくれるシリーズとして誕生した。

『PC-3』のネーミングは、ポケットキャビティを意味する「PC」に、フォーティーンの中で一番やさしいシリーズのナンバー「3」を付けたもの。バックフェースが大きくえぐれたポケットキャビティで、8番アイアンまではソールにタングステンを装着した深く低い重心設計。高い反発性能を発揮するフェースを搭載するなど、飛びに不可欠な要素が盛り込まれている。さらに、大型ヘッドながらボテッとした印象はなく、シュッとしたカッコいい見た目で、フォーティーンらしいフォルムのアイアンに仕上がっている。

絶妙なソール形状で球を拾えて楽に上がる

今回もゴルフサプリ編集部員Kと、同・ギア担当のOがコースで試打。Kは平均スコア90台をウロウロし続ける典型的なアベレージゴルファー。Oは経験豊富でスコアは平均して80台後半、大きなミスはめったにしないパット上手の熟練ゴルファー。今回は『PC-3』のターゲットがドライバーのヘッドスピード40m/s未満のため、いつもより、ゆったりめのスイングでの試打を試みた。

編集K「深・低重心というアイアンだけど、そんなにソールが分厚くないし、シャープといっても良い形状だよね」
編集O「見た目のカッコ良さは、さすがフォーティーンって感じ(笑)。ボテッとしてないし、ワイドソールじゃないのに、すごい球が楽に上がるよね。こんなに上がりやすいわりには、意外とソール狭いんじゃない?って思うんだけど。このソール幅であれだけ上がるのは、相当、低重心になってるんだと思う。あと、ソール形状がよく考えられているのかな」
編集K「三日月リッジソールっていうんだって。どの辺に良さを感じたの?」
編集O「横のほうから球を拾っていくような感じって言うのかな、当たったあとに、ソールが滑っていく感じがあって、球が拾いやすいと感じた」
編集K「なるほど。たしかに、ちょっと手前から入っちゃったと思っても、ボールを拾い上げてくれたね。ボールに対するヘッドの入り方が不安定なアマチュアには、このやさしさはうれしいよね」

球のつかまりやすさと上がりやすさはピカイチ

編集O「あと、つかまりがいい。フェースの下目に当たったボールでも、高さが出ていい球だったんだよなぁ。あんまりフェースを返さないで、ユーティリティみたいにソールをすべらせて打つと、ナイスショットになった。5番とか、6番とか長い番手がやさしく感じた。いつもみたいに力入れて打ち込むとタイミングを合わせにくかったけど、ヘッドスピードを抑えて打ったら良い球が出ていたから、パワーがない人に向けたアイアンっていう印象は強いよね」
編集K「僕は5番アイアンが、普段出せない高さが出ていたので、こんなに高く上がるんだ、ってちょっと驚いた。それにしても、このアイアンはつかまりが良いね。ちょっとくらい振り遅れてもつかまえてくれそうだよ」
編集O「勝手にヘッドが球をつかまえてくれるから、余計なことしないでまっすぐ振り抜けばそれでいいって感じかな。 シャットに上げて、そのままクラブを下ろせばOKって感じ。それから、フェースの下目に当たったときに、良い球が出るっていうのは、アマチュアの打点分布を考慮して、よく考えて作られているんだと思う」
編集K「うん。上下の打点のブレに対する寛容性の高さを感じられるね」

ワイドソールじゃないのに、しっかりと滑って、振り抜ける。その秘密は「三日月リッジソール」にある。リーディングエッジ側に地面を受ける面をつくって、インパクト時のダフリを補正。距離のバラつきを軽減させる。これは、フォーティーンがウェッジで培ったノウハウを活かして、開発したもの。ライの状況を選ばずに、しっかりソールを滑らせて、ボールを前へと飛ばすことができる。また、5~8番アイアンはソールにタングステンを搭載した超低重心設計を施し、よりやさしく球が上がりやすくなっている。

これがやさしさの境界線。7番アイアンで30度のロフト設定がキモ!

編集K「そうそう、このPC-3アイアン、ロフト設定が7番で30度が基準になってるの。最近のアイアンのロフトってすごい立ってるじゃない? でも、そういうアイアンだと、球が上がらなくて、キャリーが出ないから、結果的に飛距離が出なくなっているという人もいるんだよね。だから、そういう人には、一度打ってもらいたいなぁ」
編集O「それに、そもそもアイアンだと球が上がらなくて、飛ばないっていう人にはすごくいいと思う。フラットに振ると球が上がらないって人、多いもんね。そうすると、キャリー不足で、飛距離も足りなくなる。フラットに振っても球が上がるというのは、注目すべき点だよね」
編集K「うんうん。7番のロフト角を30度設定にしたのは、7番のロフトが30度以下だと途端に難しさを感じるゴルファーが多いからだと思うんだ」
編集O「最近のアイアンは7番で25度、26度が一般的になっているもんね。特に飛距離が欲しいと考えるプレーヤーたちに向けた飛び系アイアンは、ほとんどそうだ」
編集K「でしょう? だから、あえて、30度設定にして、球を上がりやすくしたことで、キャリーで飛距離が出せるようにしてあるんだよね。ストロングロフトなのに、なんだ、飛距離が出ないよって感じている人に使って欲しいと思う」
編集O「あと、ドライバーで振り遅れて、右に行っちゃってる人、そういう人にも良さそうな感じだよね。しっかり打ち込めないから、ヘッドが遅れてきて、開いて当たっちゃうような人。そういう人は、7番で30度ってロフト設定がちょうどいいんじゃないかな?」

『PC-3』は飛び系アイアンの部類に入るが、ストロングロフト設定にはしていない。ヘッドスピードが40m/s未満の人は、ロフトが立っていると球が上がらず、結果的に飛距離が出ないことが多くあるからだ。7番の30度を基準に、5番24度、6番27度、8番34度、9番39度、PW44度というロフトピッチになっている。7番以下のロフトピッチを上げることで、番手ごとの距離が出しやすく、距離の階段と呼ばれるものを作りやすくしているのだ。

また、8番まではソールにタングステンを入れた低重心のポケットキャビティだが、PWはタングステンを入れないキャビティ形状にしており、番手ごとの機能を出しやすくしているのも特徴だ。

軽く振っても当たり負け感のない心地よい弾き感

編集K「打感はどう?」
編集O「うん、少し弾く感じがあって、飛ぶ感じがする。あと、とにかく、上がりやすいから、キャリーで飛距離が出せる感じだね。それと、ユーティリティからのつながりがいい感じがする。UTと同じ打ち方でアイアンが打てる。プロレベルでも、5番6番だけはもうちょっと、やさしく飛距離出したいなあと思うのなら、ユーティリティの代わりに使ってみると、いいのかもしれない」
編集K「アマチュア用だけど、長い番手は力まないで打った方がいいから、プロレベルにも扱えるって感じだよね。それにしても、あんだけ上がって、つかまるから、やっぱりやさしいアイアンって思うよね」
編集O「これにあのウェッジ『TK-40』入れたら、カンペキ(笑)」
編集K「たしかに、流れもグースネックでね(笑) このアイアンはどんな人に良さそうだと思う?」
編集O「基本、横振りの人だよね。入射角がきつい人やダウンブローとか打ち込むタイプの人は合わない気がする。スインガータイプだよね。パチってインパクト作るんじゃなくて、ブーンって振っちゃう方がいい感じかな? これ、基準のシャフトは50g台なんだね?」
編集K「そう、それで40g台、60g台も出すらしいよ」
編集O「僕らは60g台の方が、合うだろうね。 40g台は女性ゴルファーにフィットするだろうね」
編集K「確かにさらに軽量なら、女性もいけちゃうね。パワーがなくても、球が上がって飛距離が出る。それに、ワイドソールのボッテリしたデザインじゃないから、見た目のカッコよさを気にする人にも好まれるだろうね」
編集O「パワー不足に悩んでいて、もっと扱いやすいアイアンがないかと思っている人に、使って欲しいモデルと言えそうだね」

深くえぐられたポケットキャビティ。フェースは薄く、重心は深く低く設計されている。

標準シャフトは、ワンフレックスの50g台シャフトFT-50iを装着。軽くて振りやすいを求めて開発されたオリジナルカーボンシャフトだ。また、ヘッド形状は、構えたときに、トップラインがシャープで構えやすく、スッキリとした見た目は「クラブは美しくなければいけない」というフォーティーンのコンセプトに乗っ取って、デザインされているから。

機能美とパワー不足に悩むプレーヤーにとっての高性能を併せ持つ『PC-3』アイアンで、ゴルフがもっと楽になる、心から楽しめる。そんなやさしさが満載されている。


「PC-3アイアン」
■ヘッド素材: C450(#5~#9)、SUS630(P)
※ソール部タングステン装着(#5~#8)
■仕上げ:ニッケルクロムメッキ/ミラー仕上げ
■シャフト:
FT-50i カーボンシャフト(ワンフレックス/55g)
FT-60i カーボンシャフト(ワンフレックス/60g) 
FT-40i カーボンシャフト(ワンフレックス/45g)
■価格:4本セット(#7~P)¥96,800/本(税込)、
単品(#5,#6)¥24,200/本(税込)

「PC-3」アイアンの」より詳しい内容はこちらでチェック!

取材/ゴルフサプリ編集部
文/下山江美
撮影/相田克己
協力/サザンヤードカントリークラブ