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三塚優子のドライバー飛距離アップ8ドリル

練習場で使える上達必須の71ドリル PART-1

2021/09/14 ゴルフサプリ 編集部

2011「日本女子プロ」などツアー4勝で、屈指の飛ばし屋として知られた三塚。そんな彼女がとっておきの飛ばしテクを伝授!飛距離が出なくて悩んでいるゴルファーにとって最高のクスリになること請け合いだ。

ゴルフトゥデイNo.591 P20〜25より

ドリル1|左手1本で振って、トップで親指にクラブを乗せる

三塚優子の飛距離アップレッスン
バックスイングの右腰の高さで止めて、左手親指がグリップの真上に乗っているかを確認しよう。

理想的なトップの形ができて大きなパワーを溜められる!

トップはバックスイングの終点であると同時に、インパクトへ向かう切り返しの地点でもあります。トップのポジションやフォームが安定すればダウンスイングの軌道が整いやすく、スイングの再現性や反復性が向上してミート率がアップします。安定したトップを作るには、左手の親指にクラブをしっかり乗せることが大切。左手1本でクラブを持ち、バックスイングして親指にしっかり乗せる練習をしてみましょう。おヘソをしっかり回し、左腕をできるだけ伸ばしたまま上げるのがポイントです。

三塚優子の飛距離アップレッスン
左手の小指側3本が緩まないようにすることも大切なポイント。

ドリル2|右→左と歩きながらリズムを整えて打つ

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毎回同じリズムでタイミングよく振れるから精度が上がる!

まずボールから1・5~2メートルくらい離れ、1歩、2歩と近づきながら打ちます。クラブを振るタイミングは右足を前に踏み出してバックスイング、左足を前に踏み出してダウンスイング、その踏み出した体勢のままインパクトします。この練習は下半身主導でスイングする感覚や、足でスイングのリズムやタイミングを整えるコツをつかむのが一番の目的。リズムが整ってくると体が効率よく使えてミート率が向上し、飛距離アップが期待できるということを頭に入れてください。

三塚優子の飛距離アップレッスン
ボールから離れた場所からボールに近づいていき、ボールと適正な間隔の地点へ左足を踏み出してインパクト。スタンスの中で重心をスムーズに移動するのも大事なポイント。
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この「歩き打ちドリル」は場所を必要とするが、ゴルフコースなど広い打席や芝の上で打てる練習場があったらぜひトライしてみよう。

ドリル3|左隣の人と握手して、正しい右手の使い方を体感!

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握手のイメージを持つと親指が上を向く。これだけでショットの正確性が劇的に上がる。
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フェースコントロールに直結する右手の動きを即認識できる。

真っすぐ飛ばすには、インパクトからフォロースルーにかけてフェース面をスクエアに保って球を正確にとらえることが不可欠です。そのために意識してほしいのが、左隣の人と握手できるような右手の使い方。

すぐ左側にいる人と、体をクルッと回してお互いに右手で握手。そうすると右手の親指が上を向くはずです。実はこれがフェースの向きをコントロールするコツ。右手のヒラが下を向くとフェースは被り、上を向けば開く。右手を意識するだけでフェースをスクエアに保ちやすくなります。

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フォロースルーの右手は左隣の人と握手するイメージ。ここを意識するだけショットが変わる!
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フォロースルーで右手のヒラが上を向くとフェースが開いた状態(左)、下を向くとフェースが閉じた状態で当たり(右)、さまざまなミスを誘発する。

ドリル4|1インチ短く握った小指側3本素振りで支点を感じよう。

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すれすれに長く持つと小指が緩みやすくなるので要注意。短く握るのがコツ。
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小指側3本と肉厚の部分でグリップを挟むようにしっかり握ろう。

小指中心に動かすと、支点が安定してヘッドが走る。

クラブヘッドから一番遠く離れた指は「左手小指」です。つまりスイングの支点となり、この小指をしっかり握ることが正確なショットの基盤となります。それにはまずグリップを1インチほど短く持ち、小指側3本と手のヒラの肉厚の部分で挟むように握るのがポイント。長く持つと小指が緩みやすいので注意が必要です。左手1本で振り、小指支点でクラブを動かす感覚を覚えると、スイング中のクラブコントロールがしやすくなって精度が上がります。

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左手の小指がスイングの支点の役割を果たせば、クラブをコントロールしやすくなる。左手1本で振って緩みのない握り加減を確認しよう。

ドリル5|アゴを上げて上体を回し、スムーズな動きを促す。

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回転が楽だから、前傾角度が崩れずミート率がアップ。

ボールをよく見ようとしてアゴを引いて頭が下がってしまう人がよくいます。しかしこれではアゴが邪魔になってバックスイングで左肩の通り道がなくなり、回転不足でミスを招いてしまいます。そこで、意識的にアゴを上げて構え、ボールを凝視ぜずにやや下目使いでぼんやり見たアドレスから打つ練習を繰り返してみましょう。バックスイングで肩が回転しやすくなることで深い捻転を実現。前傾角度もキープできるのでミート率が数段アップするはずです。

三塚優子の飛距離アップレッスン
アゴを上げてボールをやや下目使いで見ると、深い捻転が作れて飛距離アップに直結する。
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ボールをよく見ようとするとアゴを引きすぎてしまいバックスイングで肩がスムーズに回転しにくい。

ドリル6|クロスハンドドリルで「正面で打つ」を体感

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右手と左手を通常と逆にしたクロスハンドでクラブを持ちましょう。
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振りやすい9番アイアンで、じっくり正しい動きを確認しましょう!

強制的に体の開きを抑えることで、目指す形がわかる。

9番アイアンを持ち、まず右手と左手を反対にしてグリップを握ります。こうしてクロスハンドで握ると、左手が遠くににあるぶん左肩が引っ張られて体を深く捻転する感じがつかめるうえ、さらにダウンスイングでは体が開きづらくなるため自然とハンドファーストかつ体の正面でインパクトする理想の形を体現できます。ドライバーではアイアンほどハンドファーストには打ちませんが、体の正面でボールをとらえるための最高の練習法です。

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ダウンスイングで体が早く開きやすい人(左)は、特にクロスハンドドリルはオススメ。ドライバーはアイアンほどハンドファーストの形ではないが体を開かずに打つイメージが有効だ(右)。
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バックスイングでは左肩が引っ張られて強い捻転が感じられ、インパクトは自然とハンドファーストで体の正面でボールをとらえる感覚に。両手を左肩の高さくらいまで振り抜いて効率のいい体の動きを体感しよう。

ドリル7|逆さ持ちMAXスピード素振りで「飛ばし力」の原点をUP。

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ヘッドのネック部分を持ちます。
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早く振れるクラブヘッド側を持つ素振りが有効。1回ごとにアドレスを作ってスイングしよう。

速く振るコツと、力の発揮どころがわかるようになる!

ヘッドスピードアップを目指したいなら、球を打つより素振りを推奨します。球を打つときは当てようとするから全力で振りにくいですが、素振りなら全力で振れるからです。1回ごとにアドレスを作り100パーセントの力感でスイングしましょう。マックススピードを体感するには、クラブヘッド側を持って振るのがオススメ。手だけで振らずに体全体を使って思いきり早く振って「ビュッ」と空を切る音をフォロースルーで聞くことができればOKです。

三塚優子の飛距離アップレッスン
鋭く空を切る「ビュッ!」という音がフォロースルーの4時くらいの位置で聞けるのがベストだ。
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クラブを通常に持ったときも、ヘッド側を持ったときの感覚でマックススピードで素振りしてみよう。

ドリル8|足踏みテークバックで、スムーズな始動を手に入れる。

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両足に体重を交互に乗せてから上げると、「動→動」になり、テークバックの始動のタイミングがとりやすい。

「動から動」なら、硬くならず自然体で始動できる。

テークバックを始動させるきっかけは人それぞれで、私は手のワッグルを数回繰り返しますが、一番オススメしたいのは、重心を左右交互に乗せて足踏みしてから始動すること。足を実際に浮かせても浮かせなくても構いませんが、重心を交互に乗せると始動のタイミングがとても取りやすくなります。「静から動」は難しいですが、「動から動」でテークバックする方法を取り入れるとスイング全体のリズムや動きがよくなって飛ばしにつながります。

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アドレスで体が完全に静止してしまうと、下半身が硬くなり上体にも力みが生じやすい。テークバックの始動もスムーズにできなくなってしまう。

レッスン

三塚優子

三塚優子みつか・ゆうこ
1984年9月21日生まれ、茨城県出身。172センチ。07年プロ入会。11年日本女子プロゴルフ選手権などツアー通算4勝。現在は水戸市の「東野ジャンボゴルフレンジ」で多くのアマチュアゴルファーを指導している。

取材協力/ 北の杜カントリークラブ、サザンヤードカントリークラブ、昭和の森ゴルフコース、太平洋クラブ御殿場コース、長坂ゴルフ練習場、船橋カントリークラブ、武蔵丘ゴルフコース


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