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単独トップの松山英樹は最終日前日も一番遅くまで練習。「クラブ選択はかなり迷った」
「ZOZOチャンピオンシップ」3日目を終えて単独トップに立った松山。ラウンド後のインタビューでは「明日、良いプレーをすれば勝てる」と語っていた。
写真/相田克己(ZOZOチャンピオンシップ)
「明日、良いプレーをすれば勝てる」
―今日のプレーを振り返っていかがでしたか?
「悪くなかったと思います」
―今日は途中で風が変わったりしましたが?クラブジャッジは?
「(クラブは)かなり迷いました。ピンフラッグだけ逆を向いたりしたこともありましたけど、そのへんは上手く対応できたと思います」
―グリーンのスピードは?
「前半は柔らかくなっていましたけど、後半になると硬くなって難しいコンディションだったと思います」
―明日の最終日に向けて
「いいプレーをすれば勝てると思いますし、ダメだったら負けると思います。いいプレーが3日間続けられているので、続けたいと思います」
インタビューが終わると松山英樹は練習場に直行。多くの選手はラウンド終了後は軽めの練習をして引き上げるが、松山英樹はここから1時間以上も練習を続けた。
まずはドライビングレンジでアプローチ、ショートアイアン、ミドルアイアン、ロングアイアン、そしてユーティリティ、フェアウェイウッド、最後にドライバーと朝の練習と同じように短いクラブから練習。
ときどき携帯でスイング動画を撮ってもらうと画面を見ながらスイングチェック。早藤キャディには背中側に立ってもらい、体の動きを見てもらうなど、最終チェックに余念がなかった。
ショット練習を終えるとアプローチ練習、バンカー練習をして、最後は練習グリーンでパッティング。最初に1メートルの距離でパッティング軌道を確認し、両手で打つだけでなく右手、左手の片手打ちでストロークをチェックしていた。
ラウンド後、16時40分からはじめた練習が終わったのが17時45分。「明日、良いプレーをすれば勝てる」と語った松山。クラブハウスに引き返す表情からは「良いプレー」への手応えを感じているようだった。
取材・文/野中真一