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佐藤心結が前評判通りの実力を発揮。第2ラウンド、2ホールめで今日ひとつめのバーディを奪ってスコアを伸ばす
昨年プロテストに合格したばかりの佐藤心結(18歳)が「ダイキンオーキッドレディスの第1ラウンドで、デビュー戦とは思えない圧巻のプレーを披露。初日を6バーディ・2ボギーのトータル4アンダーとして、テレサ・ルーと並んで2位タイという順位で2日目を迎えた。10時ちょうどにスタートした佐藤心結は1ホール目をパー、2ホール目をバーディとして現在3ホール目をプレー中。
取材/角田柊二 写真/相田克己
スタートホールでは「アドレスに入った途端、心臓の音が聞こえるくらいに」
佐藤心結がデビュー戦でツアー初優勝を遂げる可能性は高い。そう思わせるプレーを見せてくれた注目のルーキーは、21年のプロテストで合格したばかりの18歳(この3月に高校を卒業する)。スタートホールでは緊張しているように見えなかったが「アドレスに入った途端、心臓の音が聞こえるくらいに(ドキドキした)」という。手が震えるまではいかなかったが、若干手に汗が滲んだという。
初日、佐藤はスタートホールからいきなりバーディを奪うと、3連続パーの後の5番ホールでバーディ、さらに8番ホールでもバーディを奪ってノーボギー・3バーディの3アンダーで前半を折り返す。11番、14番をバーディとして、さらに2つスコアを伸ばし、この時点で瞬間的に単独首位になった。だが、15番ホールでこの日初のボギー、16番ホールですぐさまバーディを奪って取り戻したが、惜しくも最終18番ホールをボギーとしてトータル4アンダーの2位タイという順位で初日を終えた。
この最終ホールのボギーに対して、キャディを務めた三觜喜一コーチは「残念すぎます」と、もう少しスコアを伸ばせたはず、とかなり残念がっていた。
そうして迎えた第2ラウンド。スタートホールの10番ホールをパーとして、まずまずの出だし。しかし、続く11番ホールのパー5でさっそくバーディを奪ってトータル5アンダーにスコアを伸ばして、現在3ホール目をプレー中。
週末には、祖父が応援に来てくれるという。「なんとしても予選を通らないと」と決意を強くしていたが、この調子ならプロツアーで初優勝した孫の勇姿を見せてあげることができるかもしれない。