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やさしすぎない、難しすぎない。これが軟鉄鍛造アイアンの『ど真ん中』TB-7 FORGEDアイアン

フォーティーンの最新モデル『TB-7 FORGED』を関浩太郎&ゴルフサプリ編集部員が試打!【PR】

2022/04/01 ゴルフサプリ編集部

フォーティーンの最新アイアン『TB-7 FORGED』が4月21日に発売される。人気モデル『TB-5 FORGED』に次いで、軟鉄鍛造の心地よい打感とキャビティ構造の機能特性を両立させる独自構造「シアターブレード」が採用された“やさしすぎず、難しすぎない”アイアンだ。この最新アイアンをクラフトマン兼プロコーチの関浩太郎氏とゴルフサプリ編集部員が試打インプレッションする。

目指したのは軟鉄鍛造アイアンの『ど真ん中』の性能

やさしさと飛距離に特化したストロングロフト系ではなく、パワー自慢の男子ツアープロが使うゴリゴリのマッスルバックでもない。

現代的なキャビティ構造による機能はしっかりと発揮しつつ、ボールがフェースに吸い付くような“無垢な”軟鉄鍛造の打球感と操作性を兼ね備えたアイアン。それがフォーティーンの最新アイアン『TB-7 FORGED』。

『軟鉄鍛造アイアンのど真ん中の性能』を目指しただけあり、『小さすぎず、大きすぎないヘッドサイズ』で『ストレートすぎず、グースすぎないネック形状』、『狭すぎず、広すぎないソール幅』『立ちすぎず、寝すぎていないロフト角』などなど、『TB-7 FORGED』を構成するすべての要素が『ど真ん中』に設定されている。

一番の特徴は、大ヒットモデル『TB-5 FORGED』にも採用されている『シアターブレード』構造。バックフェースの中央から外周へ、まるで劇場のように湾曲肉厚変化させることで、最適な重心位置、最大慣性モーメントを実現するというものだ。

『TB-7 FORGED』は、マッスルバックのような軟らかな打感が追求されているため、『TB-5 FORGED』よりもフェース肉厚が厚くなっている。

では、この最新モデルの性能をクラフトマン・クラブフィッターであり、プロコーチでもある関浩太郎氏とゴルフサプリ編集部員による試打インプレッションをどうぞ。

【TB-7 FORGED/試打】難しすぎない“顔”も良い!

では、ここからは『TB-5 FORGED』との違いも交えつつ、ゴルフ場で『TB-7 FORGED』を試打した感想をお届けする。

関浩太郎 まず、ヘッドサイズは『TB-5 FORGED』よりも、『TB-7 FORGED』のほうがひと回りくらい小さくなっていますね。ただ、トゥとヒールの高さにあまり変わりがなく、カクカクしたイメージのBOX型の形状は同じ。フォーティーンのアイアンらしい顔ですね。

編集部員K ヘッドサイズは小さめですが、難しそうな印象はないですね。僕の場合、普段から同じようなサイズのアイアンを使っているからかな?(普段は軟鉄鍛造のキャビティバックアイアン使用)

編集部員O そうだね。でも、やさしさ重視のアイアンを使っている人からしたら、小さく見えるだろうから、やっぱり見た目の印象は上昇志向のゴルファー向けかな。

右が『TB-7 FORGED』、左が『TB-5 FORGED』のブラックエディション。『TB-5 FORGED』はブラックエディションなので、実際よりも小さく見える。番手はともに7番。

関浩太郎 グースは『TB-5 FORGED』よりも控えめ、ほとんどストレートに近いですね。アライメントが取りやすいです。

編集部員K どちらもネックからフェースにかけてのつながりがなめらかで、キレイですよね。フォーティーンって、グースの付け方が上手ですよね。スッとボールに合わせて構えやすいです。

編集部員O 並べて見ると、まさに“兄弟アイアン”という感じだね。やさしい性格の『TB-5 FORGED』と、しっかり者の『TB-7 FORGED』みたいな(笑)

【TB-7 FORGED/試打】マッスルバックのような打感、だけど難しくはない

関浩太郎 さて、打ってみましたが、まず打感が軟らかいですね。上質なマッスルバックのような心地よい打感で、球持ちの良さを感じます。この打感は、球筋を打ち分けやすいこと間違いなしです。

編集部員K 気持ちいいですね! ボールがフェースに吸い付くような感触。芯を外したことがわかりやすいし、ボヤけた感じがまったくない。

編集部員O インパクトした感触が手にしっかり伝わってくるから、とてもコントローラブルな打感ですね。やっぱり軟鉄鍛造の軟らかなフィーリングは、たまらないな。

関浩太郎 試打クラブは7番アイアン、ロフト角は30度ですね。実際のロフトよりも、球は上がりやすいです。

編集部員K 上がりやすいですね。普段、34度の7番アイアンを使っていますが、それと同じくらいの高さが出ています。これは「シアターブレード」による重心設定の効果でしょうね。

編集部員O スピンもしっかり入っていて、打ち出し角度とスピン量で高さが出ている感じ。

関浩太郎 芯を外して打ってみましたが、思ったよりも寛容性が高いですね。ミスはミスとして出ますが、助けてくれる感じもあります。

編集部員K これも「シアターブレード」の効果ですね。バックフェースの肉厚を周辺に配分しているので、一般的なキャビティバックよりも慣性モーメントが高いから、ちょっとしたミスは許容してくれるように感じます。

編集部員O このあたりが“やさしすぎず、難しすぎない”という部分だろうね。当たり方の違いは飛びにきちんと反映されるけど、多少は補正してくれる、というところがある。

編集部員K(左)平均スコア90台、軟鉄鍛造大好き・古いキャビティアイアン使用中/編集部員O(右)平均スコア80台・試打職人のギア担当

【TB-7 FORGED/試打】上達を促してくれる『ど真ん中』の性能

編集部員O 最近、こういう“ちょうどいい”アイアンって、少なくなりましたよね。ツアープロもやさしさ重視でアイアンを選ぶようになったから、大慣性モーメントで曲がらない、というのが主流になっている。アベレージゴルファーにとっては良いことだけど、上昇志向のゴルファーにとっては、選択肢が減っているかも。

関浩太郎 そうですね。上昇志向のゴルファーには、こういった“やさしすぎず、難しすぎない”アイアンを使ってほしいと思います。ちょっと背伸びをすれば使えるアイアンのほうが、ミスを認識できますし、練習することで上達を促されます。

編集部員K これ以上、難しくなってしまうと、明らかに無理をして使うことになりますよね(笑)。

関浩太郎 無理をしないと打てないクラブは、無理なスイングをすることになりますし、オススメできませんね。

編集部員O ミスは少し助けてくれる。でも、大きなミスは許さないよ、という『TB-7 FORGED』は、上達に“ちょうどいい”アイアンということだね。

短い番手は『TB-7 FORED』、長い番手は『TB-5 FORGED』のコンボセットも良いかも

編集部員K ちょっと思ったんですが、僕のようなアベレージゴルファー(平均スコア90台)は『TB-5 FORGED』と『TB-7 FORGED』のコンボセッティングにしたらどうですか?

関浩太郎 とても良いアイディアだと思います。5番、6番アイアンを、やさしい『TB-5 FORGED』にして、7番アイアンより下の番手を『TB-7 FORGED』にするという感じですね。

編集部員K そうです!『TB-5 FORGED』なら5番でもボールが上がってくれるし、何より曲がりを抑えてくれるので安心して打てます。7番以下は、傾斜から打ったりすることが多いから、ライの違いに反応してくれる『TB-7 FORGED』のようなアイアンが使いたいな、と。

編集部員O 構えた時の印象が大きく変わらないし、ロフト設定も同じだから、コンボセッティングにはピッタリだね。

関浩太郎 そうすると、ウェッジには『DJ-5』を入れたくなりますね。

編集部員K いいですね〜。アプローチは自信を持って打ちたいから、ダフリに強い『DJ-5』なら完璧ですね(笑)

関浩太郎 そういう無理をしないクラブ選びは、スコアメイクにとても重要です。上昇志向のゴルファーには、特に無理をしないクラブ選びをしてほしいです。その点、『TB-7 FORGED』はちょうどいい。“やさしすぎず、難しすぎない”ちょうどいいアイアンです。


【フォーティーン『TB-7 FORGED』公式】

【『TB-7 FORGED』開発者のこだわり】

試打解説/関浩太郎
(せき こうたろう)1974年生まれ、茨城県出身。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながら、ミニツアーを転戦。帰国後、クラフト技術を学んだ後、「SEKI GOLF CLUB目黒」を主宰。多くのアマチュアゴルファーのサポートを行い、さまざまなゴルフメディアでも活躍している。レッスンとクラブフィッティング、そしてクラフトまでこなすので、トータルにゴルフのレベルアップに関して相談することができる。

撮影協力/サザンヤードカントリークラブ
写真/相田克己