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東建ホームメイトカップでキャッチ!これが石川遼の2022NEWセッティング

2022/03/31 ゴルフサプリ編集部

昨年の「ブリヂストンオープン」に出場して以来5ヶ月振りに国内ツアーに復帰した石川遼。オフの間は練習と並行してクラブの調整を進めた結果、「ローグST MAX LSドライバー」はじめキャロウェイのニューモデルを投入。大幅に進化したクラブセッティングは一見の価値ありだ。

「エイペックス UW」はツアーバスのスペシャルチューン

5ヶ月ぶりにツアー会場に姿を現した石川遼、長いオフの間に調整に調整を重ねたであろうNEWセッティングをお披露目してくれた。

<1W>
ローグST MAX LS ドライバー(10.5度)
ツアーAD IZ-6(X)

ドライバーは「エピック MAX LS」(8.5度)から「ローグST MAX LS」(10.5度)。レングスを47.5インチから45.5インチに短くしたためロフトアップで球を上がりやすくしている。

※取材時のシャフトはツアーAD IZ-6(X)でしたが、初日は藤倉コンポジットのVENTUS TRを使用(2022年4月1日追記)

<3W>
ローグST ◆◆◆T(14度)
ツアーAD PT-7(X)

<7W、9W>
APEX UW(21度、24度)
ツアーAD PT-8(X)

3Wはロフトの立った「ローグST」プロトタイプ。7Wはフェアウェイウッドの飛距離性能とユーティリティの操作性を足した「APEX UW」とし、同じモデルの9Wを追加。この9Wはネック曲げとシャフトの斜め挿しで21度のロフトを24度まで立て、鉛でウエイトを増やした石川スペシャルだ。

<5I-8I>
APEX TCBフォージド
NSプロプロトタイプ システム3+

アイアンは5番から8番までの4本のみだがコース状況によって4番を入れる可能性もある。昨年から使用している「APEX TCB」はブレードがコンパクトでオフセットの少ないツアーモデル。

<ウェッジ>(43度、48度、52度)
JAWSフォージド
NSプロプロトタイプ システム3+

(56度)
JAWS
NSプロプロトタイプ システム3+(X)

(59度)
マックダディ2 –R-デザイン ツアーグラインド
ダイナミックゴールド EXツアーイシュー

9番アイアンのかわりに43度のウェッジを投入。9番は44度だったがウェッジでは飛ばない分だけロフトを立てた。150ヤード以内はすべてピンをねらっていく攻撃的なセッティングだ。

<パター>
プロタイプ09iX

オフシーズンの遅いグリーンからいきなりトーナメント仕様の高速グリーンに変わるため、開幕直後はいかにタッチを出せるかがパッティングのカギとなる。

150ヤード以内は2打で上がるという意思表示

9番のかわりに43度のウェッジを入れ、5本ウェッジとした理由を石川遼本人が明かしてくれた。

「8番アイアンと43度で明確な区切りをつけ、43度以下を持ったときには精度で勝負。ウェッジを持ったらそこから2打で上がるんだと自分のマインドをセットするプロジェクトです。9番の方がやさしいし同じ球も打てますが、43度の方が出球がちょっと低くなるのでラインを出しやすいのが長所です」

石川自身も試合で43度を使うのは初めて。どんな結果が出るのか楽しみだ。