全英オープン3日目：ローリー・マキロイとビクトル・ホブランが16アンダーで首位に並ぶ！

3日目を終えがっちりと握手したローリー・マキロイとビクトル・ホブラン

聖地セント・アンドリュースで開催されている全英オープン3日目、メジャー4勝を誇るローリー・マキロイと24歳と若手ながら世界ランキング9位のビクトル・ホブランが16アンダーでトップに並んだ。3日目も上位争いは伸ばし合いとなった。最終組の1つ前で一緒に回ったマキロイとホブランが「66」でラウンド。両者ともスタート時の10アンダーを16アンダーに伸ばした。

マキロイはメジャー5勝目、ホブランはノルウェー人初メジャーを狙う

ラウンド中、ローリーコールを常に受けていたマキロイ。「今週は本当に信じられないような応援を受けている」とホールアウト後には笑顔を見せた。さらに「私はそれに感謝をし感じ続けますが、同時にあと1日だけ自分の世界に集中したい」とメジャー5勝目に向けての決意を述べた。「この3日間、自分のゲームプランに忠実であることを上手くやってきた。あと1日、それを続けたいと」明日に向けての戦略を語った。

ホブランはローリーとのラウンドを「良い組み合わせだった」と楽しんでいた。首位タイで最終日を迎えることについては、「自分をつねってみなければいけない」とおどけてみせた。もし、ホブランが勝つと、ノルウェー出身で初のメジャーチャンピオンになる。しかも欧州での唯一のメジャーで勝つことについて、「いつも全英オープンを見ていました。マスターズなどよりずっとたくさんみていましたよ。故郷に最も近いメジャー大会での優勝は、本当に素晴らしいことです」と意気込んだ。

この欧州の2人を追うのは、トップと4打差の12アンダーにつけているキャメロン・ヤング（アメリカ）とキャメロン・スミス（オーストラリア）、さらに11アンダーにはキム・シウー（韓国）とスコッティ・シェフラー（アメリカ）がつけている。

決勝に進んだ2人の日本人選手は3日目にスコアを落としてしまった。桂川有人が55位タイ松山英樹が80位で最終日を迎える。