風と友達になれた!渋野日向子が全英女子オープン女王奪還に向け3日目を終えて2位タイ!
女子メジャー第5戦、AIG全英女子オープン3日目速報!
全英女子オープンで3日目を終えて2位タイにつけた渋野日向子
メジャーに強い渋野日向子が、今年の全英女子オープンでも強さを発揮している。初日、単独トップに立った渋野は2日目でスコアを落とすも7位タイに踏みとどまった。そして3日目、5つスコアを伸ばした渋野は2位タイに!2019年以来の全英女子オープン優勝に向け好位置につけた。
写真/R&A Official
6バーディ、1ボギーで5つスコアを伸ばした3日目
スコットランドのミュアフィールドで開催されているAIG全英女子オープン3日目、リンクス特有の風が吹く難しいコンディションの中、渋野日向子が好プレーを展開。ホールアウト後に風との相性を聞かれると、「風と友達になれました」と話した。
4アンダーの7タイからスタートした渋野は、3番ホールでバーディを奪うと、5番ホールでは入れてはいけないポットバンカーに入れてボギー。「このボギーで怒っちゃいけないとすぐに切り替えることができた」とその後は見事なプレーを展開。7番、10番、11番、14番、17番とバーディを奪った。最終の18番ホールは2メートルのパーパットを残すも「自信を持って打てた」としっかりと決めてパーをセーブ。3日目に5つスコアを伸ばし、9アンダーの2位タイにつけた。
最終日は最終組で回ることになった渋野。一緒にラウンドするのは2019年の優勝した際も同組だった14アンダーで単独トップに立つアシュリー・ブハイ(南アフリカ)だ。最終日にまた一緒に回ることに関して、「とてもうれしいです。でも、勝ちたいですね」と優勝への思いを述べた。
首位との差は5打あるが、会場は大きくスコアが動くことが多いリンクス。最終日に何に重点を置くかについては、「(明日も)風と友達になりたいです」と話した。
日本人選手では、山下美夢有が5アンダーで6位タイ、畑岡奈紗が2アンダーで19位タイ、堀琴音が1アンダーの29位タイにつけている。