GDOがゴルフ場で小学6年生に向けた卒業記念イベント「Special Days in GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス」を開催！どんな思い出ができたかな

ゴルフダイジェスト・オンライン（GOD）は3月、GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスにて、同ゴルフ場が所在する神奈川県茅ヶ崎市の小学校4校に通う小学6年生に向けた卒業記念イベントを開催した。同時に、児童たちと連携したサステナブルな取り組みも発表。この日参加した子どもたちは皆、笑顔で思い出づくりに励んでいた。その様子をレポートする。

撮影／ゴルフサプリ編集部

GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスで行われた小学校卒業記念イベントとは！？

3月某日、GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスに続々と小学生が大集合。というのもこの日は、GDOが思い出づくりの一環として、地域の小学6年生に向けた卒業記念イベントを開催したから。
"THE ゴルフ日和"といえるほど天気も良く、時折半袖になる子もちらほら。半日限定で、ゴルフ場がテーマパークのようになっていた。

このイベントは3年前に始まり、今年で3回目。
浜須賀小学校の校長は以前、新型コロナウイルスの影響で生徒たちは修学旅行にも行けず、楽しいことが奪われたと感じていた。卒業間近の小学生たちになにか楽しいことをしてあげられないかと考えていたところ、声をかけてくれたのがGDOだったという。

小学校卒業記念の思い出づくりの一環として、小学校6年生を対象とした卒業記念スペシャルデイを、GODは茅ヶ崎市の小学校4校にプレゼントしている。

浜須賀小学校の校長は、「コロナが我々から奪えないもの、それは、人と人とのつながりです。地域の繋がりから生まれたこのイベントは毎年、一般のお客さんを半日お断りして貸切にして開いてくれています。GDOの皆様に感謝です」と熱く語った。

生徒代表挨拶を任された児童は、「6年生最後のイベントであり、みんなと思い出をつくれる日なのでとても楽しみです。みんな、今日は楽しむぞー！オー！」という掛け声で会場を盛り上げていた。

普段なかなか立ち入る機会がないゴルフ場という非日常的な場所で、小学時代を共に過ごした仲間たちとフットゴルフをしたり思い切り走ったり、大人の私（ゆきりん）も羨ましいと感じてしまうほど楽しく素晴らしいイベントだった。

フットゴルフやアプローチ対決などのゲームを体験

この日子どもたちは、フットゴルフのカップを利用したゲームをいくつか体験。簡単にクラブとボールの使い方、ルールの説明を受けていざゲームへ。

アプローチ対決は、25メートルほど先にフットゴルフの穴があり、より多くのゴルフボールをアプローチして入れられたチームが勝ち。

実際にボールを穴に入れるお手本を見て、子どもたちは大興奮。始める前から興味津々で、パワーが溢れていた。各チームについた先生から振り方などを教わり、1人10球ずつ打ってみることに。

実際にアプローチ対決をしていくと、子どもたちからは、「やったー入ったー！」「（見ているよりも）難しい！」と声が上がり、夢中になっている様子が伺えた。
途中、何球も打つことでコツを掴み、みるみる上手になっていく姿も。「（うまくいくやり方が）わかった！！」とゲームを通して達成感を感じながら、自分のチームの応援にも精を出す。

「もうちょい、もうちょい！」、「もっと強く！」などの声を掛け合うなど、チームワークも抜群。後半になるにつれさらに上達し、他のボールを利用して入れたりノーバウンドで入れたりするなど、それぞれ新しいチャレンジをして楽しんでいた。

こちらは、フットゴルフ用のカップにサッカーボールを蹴って入れる遊び。ほとんどの生徒はフットゴルフ未経験だったが、器用にカップにナイスインしていた。

こちらはビリヤードゴルフ。

目印に向かってサッカーボールを蹴り、真ん中に近いほうが勝ちというゲーム。ただ寄せるだけではなく相手のチームのボールを弾いたり、カーリングの要領でプレーする大人顔負けの子の姿も。

休憩中には、だるまさんがころんだをするなどなんとも小学生らしい一面も。私たちゴルファーが苦手な傾斜も、子どもたちにとっては最高の遊びコンテンツ。みんなで滑り台のように滑って遊んでいた。

その様子は、とにかく元気いっぱいのひと言。見ているだけで、元気をもらった気がした。

イベントを終えた小学生たちからは、
「はじめて（のゴルフ）だったけど、とても楽しかった」
「みんなといい思い出ができた」
「難しかったけど楽しかった」
と笑顔に溢れた声が聞こえた。

中には、「ゴルフクラブとかがもう少し安かったら始めるのに」と現実的なコメントも。うーんその問題は、本当になんとかならないかな〜？と、思わず頷いたゆきりんなのであった。

浜須賀小学校のSDGs委員会から発表された、大人顔負けのアイデアとは？！

GDOは、GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスにおけるSDGs活動をさらに推進するため、浜須賀小学校のサステナブル委員会と連携し、児童と一緒に持続可能な開発目標に向けての課題解決に取り組んでいる。イベントの終盤では、浜須賀小学校のSDGs委員会から、ゴルフ場で実施できるサステナブルな取り組みが発表された。

SDGs委員会が注目したのは、日頃からみんなが使っている鉛筆。短くなったら書きにくくなるため捨てているが、以前からもったいないと感じていたという。

そんな鉛筆で何かできないかと取り組みを開始。学校内で呼びかけたところ、800本ほど短くなった鉛筆が集まった。それらを、ゴルフのスコアを記入するペンとして採用してほしいというアイデアだ。

スコアを記入するペンは通常プラスチックを使用しているので、これらの鉛筆を使えばプラスチック削減に繋がるのではとのこと。学生ならではの着眼点に大人たちも感心した様子。

今後、ゴルフ場で実際に配られる予定で、使用するゴルファーにもプラスチック削減の取り組みで寄贈された鉛筆であることを伝えると約束。子どもたちは達成感に満ちた顔を、見守っていた校長や教師も誇らしげな表情を見せていた。

GDOはそのお礼として、土に植えると発芽して花が咲く鉛筆を贈呈。この鉛筆を使って多くのことを学び、短くなったら土に植えて、花をたくさん咲かせてほしいというメッセージをおくった。

子どもたちは嬉しそうに受け取っていた。

GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスは近隣の小学校の広域避難地域であり、地域に開かれたゴルフコースを目指している。これまでにも夏休みには親子イベントやナイトピクニック、YOGAのイベントやワークショップなど、茅ヶ崎市民が参加可能なゴルフ以外のイベントを開催している。

今後ともこのような地域とのイベントを通して、地域の皆さんが少しでもゴルフに興味を持ってくれれば嬉しいと思う同時に、ゴルフ場だけでなく様々な施設と地域が連携して、SDGsの取り組みに繋がっていく未来が見えた1日であった。

■開催地
GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス
〒253-0037
神奈川県茅ヶ崎市菱沼海岸9-38
TEL 0570-011-562