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数々のドラマを生むあのアーメンコーナー13番は35ヤード伸びた!スイングもギアの進化も止まらない

2023/04/10 ゴルフサプリ編集部 中山功一

ゴルフ場

中古ゴルフクラブ業界に携わって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、マスターズについてお話します。

様々な進化に対応し続ける

マスターズで数々のドラマが生まれる11番、12番、13番は、アーメンコーナーと呼ばれます。コースヤードは11番が15ヤード、13番が35ヤード、15番も20ヤード伸びて全長が7,545ヤードと、ハード&トリッキーなコースに変化しています。

その背景には、ツアープロの飛距離にあります。各プロが「肉体を鍛え大きな筋肉を使うスイングになったこと」「ギア(クラブ&ボール)の進化」です。

そのためドライバーショットの飛距離が伸び、コースマネジメントも進化しるのです。

● キャメロン・チャンプ:321.4ヤード/1W:PING G425 MAX
● ローリー・マキロイ:321.3ヤード/1W:テーラーメイド ステルス2
● キャメロン・ヤング:319.3ヤード/1W:タイトリスト TSR3

ご覧の通り、PGAツアーの上位選手のドライバー平均飛距離は300ヤード以上です。

2018年のPGAツアーの平均距離(296.0ヤード)と比べると、約25ヤードも伸びているとこが分かります。選手の進化に伴い、コースも進化しないといけないのです。

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