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思い切り頼りになる!ミズノの『RB MAX ボール』は強さと飛距離と楽しさを誇るボールだ

ミズノの新技術を搭載した『RB MAX ボール』でゴルフをしたら面白かった!ロマン派ゴルフ作家が検証する!

2023/05/17 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典

RB MAX ボール

ディンプルで飛ばすミズノの『RB MAX ボール』は、どんなゴルファーに合っているのか?コースに持ち込んで試打した様子をレポートする。

撮影/篠原嗣典

期待値MAXの『RB MAX ボール』は、普通のゴルファーをハイレベルに引き上げるボール!

RB MAXボール

ミズノは2023年4月に、『RB MAX ボール』を発売した。前月の『RB TOUR ボール』と『RB TOUR X ボール』のツアーボールに続く、一般のゴルファー向けのボールという位置付けだ。

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『RB MAX ボール』のコピーは、“アクシアルフローディンプル搭載の飛距離追求型ボール”。2種類のTOUR ボールもかなり飛ぶボールだったので、飛距離追求型ボールというのは、さらに期待させるボールだといえる。

注目すべきテクノロジーは、ディンプルの最深部を中央から少し横にずらすことでディンプルの周辺に小さな空気の乱れを起こし、ボールの後方まで空気の流れを付着。ボールの後方で起きる効力を軽減できるという「アクシアルフローディンプル」だ。ボールの後方に引っ張る力が減れば前に進みやすくなるという理屈は、非常にわかりやすい。

特に“?”と感じたのがディンプルだ。TOUR系のボールのディンプル数は、272個だった。数だけから推測するに、現在のボールの平均的320〜350個のディンプル数より少ないほうが浮力が増す。

前に行く力が今までより強くなったボールに足りない浮力を得るために、272個というディンプル数になったと納得した。しかし『RB MAX ボール』は、336個なのだ。大丈夫なのか?と素直に思った。ウレタンカバーのボールではなく、アイオノマーカバーのボールだから違うのだろう、と勝手に考えた。

さて、ではいよいよコースで打ってみよう

最後に注目したのは、宣伝の力の入れ具合だ。『RB MAX ボール』は、欧米のミズノにおいてはかなりアピールがあり宣伝も活発だが、国内ではひっそりとしていて静かなのだ。

これも推測だが、日本のゴルファーは同ブランドでウレタンカバーがあると、多少高くともそちらが高性能だと考えて人気が出る傾向があるので無理はしないと判断したのだろう。アメリカのゴルファーは、ウレタンカバーは高性能だけど、耐久性は良くないとシビアに考える傾向が強いという。一般的なゴルファーは、ウレタンカバーではないボールを歓迎するので、『RB MAX ボール』は市場にピッタリ合うというわけなのだ。

期待と戸惑いが入り交じった感情で、試打ラウンドをスタートした。

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