思い切り頼りになる!ミズノの『RB MAX ボール』は強さと飛距離と楽しさを誇るボールだ
ミズノの新技術を搭載した『RB MAX ボール』でゴルフをしたら面白かった!ロマン派ゴルフ作家が検証する!
本当にいいボールとは何なのか?それを伝える意思が見えるのが 『RB MAX ボール』だ!
『RB MAX ボール』をコースで打った。打ってみて、わかったことをまとめる。
● 打音:音量はやや大きめ、音質は硬質
● 打ち応え:軽めで弾き感が強い。手応えは敏感で、芯感もクリア
● 弾道:高弾道。打ち出しから高さが出る。伸びは最小限。曲がりにくい。
● スピン:全体に低スピン、ショートアイアンでも、1ヤードぐらいは前に行く
● 飛距離:ギリギリにトップレベルに飛ぶ分類。ドライバーの平均飛距離は220ヤード
『RB MAX ボール』は、『RB TOUR シリーズ』のボールと見た目もかなり違う。面白いことに一番の違いは、“ディンプルが多い”と感じたことと、質感がピカピカしていて硬そうに見えることだ。
飛距離追求型ボールということで期待したが、僕の場合は『RB TOUR シリーズ』のほうが飛距離が出た。アイアンの飛距離はほぼ変わらないが、ウッド系の飛距離は数ヤードから1番手ぐらい『RB MAX ボール』が負けている。
ただし、これはあくまでもヘッドスピード40m/sでスピン多めの僕の場合だ。対応ヘッドスピードが38m/s以上になっているので、もう少し速度が遅いか、力のある女性にちょうどいいようにチューニングされているのかもしれない。
お世辞ではなく『RB MAX ボール』は、飛ぶボールであることは間違いない。市場にあるボールの中でトップレベルだ。普通に低スピンを活かしてランで稼げれば、トップで飛ぶというボールになるゴルファーもいる。
試打ラウンドで使っていて次に気が付いた部分は、耐久性の良さだ。スピンを確認する意味で、ウェッジでかなりハードに使った。通常なら表面に少し傷が残ったりすると思ったが、まったく新品のままでピカピカしているのだ。単純に強い、のである。
こんなゴルファーにおすすめ
飛距離が出て、耐久性が強いボールが欲しいゴルファーに『RB MAX ボール』はオススメだ。硬質の打感のボールが好きなゴルファーにもオススメする。試打ラウンドをしたときのスコアは、ほぼ平均スコアと同じだった。これは一般的なボールを使ったスコアとしては、かなり良いのだ。
例えば、飛距離特化型ボールとして尖っているボールだとアイアンは飛ばなかったり、グリーンでの止まりが計算できなかったり、想定外のことが起きるので、その分ラウンドにして数打は悪くなるものなのだ。『RB MAX ボール』は、スコアメイクもちゃんとできるクオリティを持っている。
ヘッドスピードに自信がないゴルファーに、『RB MAX ボール』でゴルフコースに行ってもらいたい。頼りになるエースボールになると、数ホールでわかるはずだ。つまり、本格的という部分を上級者だけではなく、普通のゴルファーにもわかってもらう工夫に溢れているのだ。
それでいて、耐久性にかんして最強に仕上げているところが面白い。楽しんでゴルフをするためのボールなのである。
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篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
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