EI-Fシャフトってなんですのん?

EI-Fシャフトは、SやRというフレックスのないワンフレックスシャフトです。ワンフレックスながら、ヘッドスピード30m/s台のアマチュアから、50m/sくらいのドラコンプロまでが使えるという不思議なシャフト。

これは独自の剛性分布設計により、ゴルファーのスイングテンポにシャフトが反応して合わせてくれるようになっているからなのだとか。

そんなEI-Fシャフトの飛距離の秘密は、「大きなタメ」と「強いキックバック」です。

手元側を柔らかく設計することで、切り返しで手元側が大きくしなります。そのため、アーリーリリースになりがちなアマチュアでも、自然と大きなタメが作れるようになります。その大きなタメから中間部の剛性による強いキックバックにより、溜まっていたパワーがインパクトでロスなくボールに伝わります。

この動きにより、ヘッドスピードがあまり速くないゴルファーでも飛距離アップが可能になるわけですね。また、中間から先端にかけても剛性をアップすることで、シャフトがブレることなく、飛距離と方向性を両立したシャフトに仕上がっています。

スリーブ付きでカラーはイエローのみ

EI-Fシャフトは基本的にスリーブ付きでの販売となっています。全国のゴルフパートナーで注文を受けて、希望のメーカーのスリープの付いたシャフトが納品されるという形。残念ながらスリーブなしのシャフトのみでの販売はしていないようです。なので、メーカーによっては対応していなかったりもあるかもしれません。

で、僕がお借りしたのはテーラーメイドのスリーブが付いたもの。シャフトのカラーはイエローのみ。ゴルフフェアでは、会場での注文限定でいくつかのカラーが用意されていましたが、今はイエローのみしかありません。

けっこう綺麗な色なので個人的には好きですが、少し目立つ色なので好みが分かれるところかも。もう少し落ち着いた色があってもいいかな〜とは思います。ちなみにNEXGEN NS210のヘッドとセットになっているのは、グレーっぽい色になっています。もちろん性能は全く一緒です。

EI-Fシャフト+ステルスプラスをコースで打ってみた!

今回テーラーメイドのスリーブ付きをお借りしたのですが、これには少し理由がありました。それは、自分のステルスプラスのロフト10.5度に挿してみたかったから。

実はこのヘッドけっこう難しくて、しっかり打てたときにはまあまあの飛距離が出るのですが、少し僕には厳しいな〜と思っていたんです。でも、E-IFシャフトを挿すと少しシビアなヘッドでも、優しく飛ばせるというウワサを聞いていたので、それが本当かどうか試したかったんですよね。

んで、期待しながらコースで打ってみました。これがね、ウワサ通りでかなり優しく打てるようになりました。

(1)球が上がる
ステルスプラスは10.5度でもなかなか球が上がらないので、そのぶん飛距離を損していた部分があるのですが、楽にボールが上がってくれます。

(2)つかまり
そしてつかまりも良くなりました。ドローがバンバン出るってことはないですが、つかまらずに右にペローンって球がなくなりました。

(3)シャフトのしなり
シャフトが気持ちよくしなってくれるので切り返しのタイミングも取りやすいし、そこからスッとヘッドがしなり戻ってくれるので、フィニッシュまで一気に振り抜けます。切り返しではけっこうしなりを感じるるのですが、しっかりとヘッドが戻ってきてくれるし、まったく頼りなさとかは感じません。

このあたりがこのシャフトの不思議なところ。当たりはけっこう厚めで、高弾道、ロースピンの球が打ちやすい。今までいくつかのシャフトをこのヘッドに挿れて試打してみましたが、こんなに楽に高弾道が打てる組み合わせはなかったです。

飛距離もけっこう出ていました。やはり弾道が高いということでキャリーも出るし、つかまりもいいので飛びます。とにかく、楽に振ってもしっかり距離が出てくれるってところが嬉しいですね。

いろんなヘッドにも、どんなゴルファーにも

このシャフト、かなりしなりを感じるのですが、中間から先端にかけてはけっこうシッカリ感があります。なので、大きめのヘッドに挿してもヘッドの挙動がブレることはなさそうです。ヘッドに関しては、どんなタイプでもけっこう使えそうな気がします。

どういうゴルファーに合うのかな〜と考えてみましたが、多くのアマチュアゴルファーが使えるシャフトだと思いました。プロのように自分でしっかりとタメが作れるゴルファーや、腕力でバーンとボールを引っ叩くようなゴルファーには合わないかもしれません。しかし、それ以外ならこのシャフトでいい結果が出ることが多いと思います。

また、このシャフトを使っているとしなりを感じながら振ることができるので、スイングテンポや軌道が自然と良くなっていくんじゃないかな〜と思いました。

自分のヘッドで高弾道&飛距離アップがかなっちゃう!?

EI-Fシャフトを自分のステルスプラスに挿してラウンドしてみましたが、少し難しいと感じていたヘッドが優しく打てるようになりました。弾道が高くなり、つかまりもよくなったので、結果的に飛距離も伸びた感じ。正直、ここまであのヘッドが優しく打てるようになるとは思いませんでした。

これは他のシャフトにも挿れてみたくなりますね〜。難しいヘッドだけでなく、一度自分のお気に入りのヘッドに挿れてみると、さらに飛距離が伸びるかもしれないなと思います。みなさんもぜひお試しあれ。

野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。


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