ティーアップの高さ、合っていますか?毎回ティーアップの高さを一定にするメリットとその方法
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
ティーアップの高さをいつも同じにするメリットを知っていますか?ティーアップの高さを同にすることで、ショットの安定性を高めることができます。適切なティーアップの高さの見つけ方と、いつも同じ高さにティーアップする方法を説明します。
ティーアップの高さは同じ高さにした方がいいの?
みなさんは、ティーアップの高さをいつも同じにしていますか?
最後に書きますが、ティーアップの高さを変えることでショットの弾道をある程度調整できますが、私は打ち分けできるような技術を持ち合わせていないので、毎回同じ高さにティーアップしています。
同じ高さにティーアップするメリットは下記です。
● アドレス時の前傾角度が一定になり、アドレスやスイングの一貫性が保ちやすくなる
● 加えてスイングの再現性が高まることで、同じような弾道のショットを打ちやすくなる
ティーアップの高さが変わるとアドレスした時のボールの見え方も変わるため、私は結構違和感を覚えます。いつもより高めにティーアップするとテンプラが出やすくなりますし、低めにするとトップしやすくなります。
ティーの高さを変えてもミスショットをすることなく、狙った弾道を打てるような技量になるまでは、ティーアップの高さを一定にした方がミスショットも減り、安定したショットを打ちやすくなる、と考えています。
適切なティーアップの高さの見つけ方は?
ティーアップの高さを一定にするには、まず自分に合った適切なティーアップの高さを見つける必要があります。一般的にいわれているティーアップの目安は、下記の通りです。
● ドライバー:35mm~40mm程度。アドレスした時にクラブヘッドの上からボールが1/4から半分出るくらい
● ウッド:5mm~10mm程度
● ユーティリティ/ミドルアイアン:5mm以下
● ショートアイアン/ウェッジ:ボールを乗せるとティーが見えないくらい
ウッドより短いクラブは一般論で、ほとんどのゴルファーに当てはまりますが、ドライバーのティーアップの高さは人によって変わります。いろいろな高さを試して、自分が一番打ちやすい高さを見つけることが重要です。私はドライバーのティーアップの高さは45mmと、一般的な目安よりも高めのティーアップにしています。
自分に合った適切なティーアップの高さを見つけるには、mm単位でティーアップの高さを変えられる練習場でいろいろ試して打ってみてください。
【ドライバーの場合】
(1)例えば25mm、35mm、45mmと10mm単位で変えて、低めと高めのどちらの方が打ちやすいかを比較
(2)その後は5mm単位、1mm単位で調整し、最適な高さを探していく
この時、ボールがフェースのどこに当たったかわかるショットマーカーを使うと、クラブのスウィートスポットに当たる確率の高さを把握でき、適切な高さが探しやすくなります。
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