練習器具「リバイバー」でヘッドスピード45m/s以上を目指す!ヘッド付きなのでゴルフクラブに近い感覚で振れるのがグー!
野村タケオのゴルフ実験室
リバイバープラスは重量系素振り棒!
次に、リバイバープラスです。これも同じようにヘッドと重心位置が移動できるナットの付いた素振り棒ですが、こちらは600g~650g(男性モデル)とかなり重く、長さは約36インチと短く作られています。一般的なドライバーの約2倍ほどの重さですね。
リバイバープラスは、重いものを振ることで体幹の強化や筋力アップをするための練習器具です。
しかもヘッドがついていますから、重心距離があることでゴルフクラブと同じ感覚で振ることができるようになっています。重いバットを振る練習では体幹や筋肉は鍛えられても、クラブを振る感覚とは異なるので、やはりスイングに悪い影響が出る可能性もあるんですね。
ヘッドはかなり大きく作られているので、ダウンスイングからインパクトあたりまでは大きな空気抵抗があります。しかしヘッドのトゥ側には斜めにヘッドを貫通している穴が空けられており、この穴によりインパクト以降は空気抵抗が減り、自然とヘッドがターンする動きを体感できるようになっているそうです。
2本のリバイバーをどう使う?
でも、なぜ軽いものと重いものの2種類があるのでしょうか?それは2本を一緒に使うと、ヘッドスピードを上げる効果が倍増するからなんですね。
やり方としては、下記を参考に試してみてください。
(1)重い方のリバイバープラスを軽く数回振ってウォーミングアップ。
(2)軽い方のリバイバーを5~6回振る。1振り目よりも2振り目と、徐々に速く振るようにするといい。
(3)再びリバイバープラスを5~6回振る。このとき連続で振るのではなく、1回ずつちゃんとアドレスをして、ラウンドのときのように球筋や打ち出し方向などをイメージして振ったほうがいい。
このリバイバー→リバイバープラスの素振りを1セットとして1日数セットやれば、ヘッドスピードアップのための練習になるのです。何セットやるかは自分の体力や、その日の体調に合わせて無理のない回数にしましょう。
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