勢いだけで買うとキケン！クラブの買い替えを成功させるタイミングと鉄則について知る

オグさんです！
今回は、クラブの買い替える時に気を付けたいことをいくつかお話ししたいと思います。

クラブを買い替えるタイミングは、いつがベスト？

最初にお話ししたいのは、買い替えのタイミングです。クラブを買い替えたい！と思うのはいつだって突然ですが、できれば避けたいのが調子の悪いとき。調子の悪いときにクラブを選んでしまうと、調子が戻ったときに合わなくなる可能性が高いのです。

発売したての人気クラブは、早く買わないと売り切れてしまうことがあるので焦るかもしれませんが、そうした場合は少しでも失敗の幅を小さくするために、調子がよかったときのことを思い返してください。そして、そのクラブをどうするのかイメージして、スペックなどを決めるのがいいでしょう。

季節の問題もあります。厚着をしたり、体の可動域が狭い寒い時期にスペックを決めたクラブは、暖かくなるとシャフトがしなりすぎてしまったり、軽く感じてしまうことが多いです。ベストなタイミングは、自分がパフォーマンスを最大限に発揮したい時期に合わせて購入すること。これまたタイミングが合うとは限りませんが、パフォーマンスを発揮したい時期を想定したスペックを選ぶことが大切です。

ニュークラブと比較するのは前のクラブではなく、バッグの中のクラブ！

たとえば購入したいドライバーを吟味するとき、ほとんどの方は今使っているドライバーと比較すると思いますが、本当に比較すべきは、これから一緒に使うドライバー以外のクラブたちです。

ゴルフクラブは、ウェイトフローという考えを元につくられています。

【ウェイトフローとは】
クラブを振ると発生する遠心力は、クラブが長いほど大きくなり、短くなるほど小さくなる。その小さくなる遠心力を重さで補うことで、振り心地をできるだけ近くしようというもの

新しく購入したクラブの重さや長さが他のクラブたちとかけ離れていると、いざコースに出たときに新しいクラブはもちろん、今まで好調だった他のクラブにも影響が出てしまいます。ドライバーの調子が良いとアイアンがダメ、またはその逆といった症状に心当たりがある方は、ウェイトフローがうまくできていない可能性があります。

目安としては、ドライバーからUTまでは、半インチ短くなるごとに5〜6グラムずつ重くする、アイアンからウェッジまでは、半インチ短くなるごとに6〜7グラムずつ重くするといった感じです。