一流選手も実践しているゴルフプライドの人気グリップを選ぶ「順番」鹿又芳典が教えてくれた!
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海外の4大メジャー(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロ)で80%を超える圧倒的なグリップ使用率を誇るゴルフプライド。もちろん、一般のアマチュアゴルファーでも、ゴルフプライドのグリップを使っている人は多いだろうが、ゴルフプライドでも『ツアーベルベット』『MCC』『CPX』『CP2』『PLUS 4』『ALIGN』など様々なタイプがある。今回はその選び方をカリスマフィッター・鹿又芳典に聞いてみた。
プロは2、3試合でグリップを交換しているけど、アマチュアはいつ交換するべき?
まず、アマチュアゴルファーが気になっているのがグリップを交換する時期。それについて鹿又は、
「全くゴルフをやらなくても1年で変えたほうがよい。基本的にラバー素材のグリップは1年経つと硬化してくるので、本来の性能を発揮できなくなります。
どんなに人気のドライバーやアイアンを使っていても、グリップが滑りやすくなったり、しっとり感がなくなったら強く握ろうとするので力が入りすぎてしまう。グリップ交換をサボっている人は、それだけでミスショットの確率が高くなってしまいます。
ちなみにプロゴルファーは2、3試合に1度、グリップを交換する選手もいるくらいです。また、ツアーキャディは試合の朝は必ず14本のグリップを濡れたタオルで拭き上げるところから仕事が始まります」
どうやら、アマチュアゴルファーのほとんどは今すぐにグリップ交換をした方が良さそうだ。しかし、ゴルフショップに行くと沢山のグリップがあるから迷ってしまう。人気No.1のゴルフプライドだけでも10種類以上も揃えている店舗があるが、その中から自分に合ったグリップを選ぶにはどうすれば良いのか?
「グリップ選びで最も大切なのは握ったときの質感。それがフィットして違和感がないことがグリップ選びの9割と言っても過言ではありません。ツアーで活躍しているプロゴルファーほど、その感覚を大切にしているので、ジュニア時代から使い続けているモデルをプロゴルファーになってからも変えることなく、10年20年も使っている選手が沢山います。私もツアープロのクラブを組ませてもらうことがありますが、プロも握ったときの感覚を最も大切にしています。
握った感覚は人間の五感に関わることなのでゴルフが上手い・下手は関係ありません。だからプロゴルファーだけでなく、アマチュアもグリップを握った感覚を最も大切にするべきです」
では感覚で選ぶためには、どうすれば良いのか?
「感覚で選ぶと言ってもやみくもに試すと混乱してしまうので、まず最初に『ツアーベルベットラバー』を握ってください。これはラバーグリップの王道とも言えるモデルで、ツアーでも最も使用率が高い定番のグリップ。これを握ったときに『フィットする』『気持ちいい』と感じたら、『ツアーベルベットラバー』でもいいかもしれません。
もし、クラブを可変させることが多い方は、ロゴがない『ツアーベルベット360』でもいいでしょうし、ヘッドやシャフトとのバランスで軽量タイプのグリップが良いなら『ツアーベルベットライト』もありです」
自分好みの『硬さ』のグリップを追求しよう
『ツアーベルベットラバー』が硬く感じたら?
「その場合は柔らかいタイプの『CPX』や『CP2』を試してください。『CPX』はラバーグリップの中でも最高峰の柔らかさがありながら、グリップ力も高いという革新的なグリップです。
『CP2』はソフトな素材を使いつつも、ねじれにくくなっているのでスイングすると適度なしっかり感があります。自分で柔らかいと感じるグリップだと本能的にぎゅっと握れないので、力みがちな方におすすめです。
逆に『ツアーベルベットラバー』が柔らかい、物足りないと感じた場合は?
「硬めのグリップとして『ツアーベルベット コード』をテストしてください。このグリップも昔からプロゴルファーの定番になっているモデルで、グリップ全体に高密度のコードが織り込まれているので、『ツアーベルベットラバー』より硬く感じます。
ただ、『ツアーベルベット コード』だと少ししっかり感がありすぎるというゴルファーもいるでしょう。実は私もその1人。そんなタイプにオススメなのが『MCC』です。『MCC』はグローブをして握る部分はコード、素手で握る部分はラバーになっているハイブリッド構造。感覚としてはグローブをしている手はしっかり感があり、素手の部分は柔らかくてラバーのフィーリングを感じられる質感になっています。
私も『MCC』を使っていますが、海外ツアーでも『MCC』は使用者が増えており、最近は『ツアーベルベットラバー』と同じぐらい人気があるそうです。素材自体の硬さ、柔らかさの比較でお話しましたが、私が柔らかく感じるモデルでも硬く感じる方もいますし、その逆もしかりです。なのでぜひ一度握ってみてご自身で判断してみてください。正解は自分の中にあります。これもまたグリップ選びが楽しくなるポイントです」
『CPX』の詳細はコチラ
『CP2』の詳細はコチラ
『MCC』の詳細はコチラ
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