ゴルフの起源は諸説あるが…
1600年代~フェザリーボール
もともとは、石ころや木のボールを転がしていたのではないかと言われています。
フェザリーボールは皮革に羽毛を入れて作られたもので、羽毛を水で湿らせ皮革に詰め込んで乾燥させるため、とても手間がかかったとか。製作するのにも技術が必要なボールです。
大量の羽毛を使うので、とても高価なボールでした。
1840年代~ガッティボール
ガッティボールは、ガッタパーチャという天然樹脂をボールの型に入れて作られたもので、ワンピースボールのようなものにあたります。
あまり飛ぶボールではなかったのですが、傷が付いたボールのほうが飛ぶことに気づき、ディンプルの発見にも繋がりました。
1889年代~ハスケルボール
アメリカのコバーン・ハスケル氏が、コア(芯)に糸ゴムを巻き付け、カバーに天然樹脂(バラタ)を被せた、いわゆる糸巻バラタボールの原型です。
ボールは高価なもので、キャラメルのように一つずつ紙に包まれていました。
1900年代~糸巻ボール
コア(芯)に糸ゴムを巻き付け、その表面にカバーを被せたスリーピース構造のボールが流行りました。
カバーにはバラタやサーリンなどを採用。現在でいうスピン系、ディスタンス系ボールの走りです。
2000年代~ソリッドボール
ソリッドコアという飛距離にもスピン性能にも優れる素材が登場し、プロの飛距離も格段に向上しました。
2003年には、30ヤードも飛距離が伸びています。
1920年:当時のボールの広告
1920(大正9)年 1ダース:$12.00
大卒サラリーマンの初任給(月給)が50~60円ですから、それはとても高価なものでした!
1905年:当時のボールの広告
最新のボールを試打テスト!
ボール試打テストに使用したパターは「ウイルソン 8802(クラシック)」、1964年製です。
ベン・クレンショーが少年の頃から使用し、リトル・ベンの愛称で有名になりました。
私の愛用パターで、今なおエースパターです。
試打した動画がこちら
● タイトリスト:「プロ V1」「V1x」
● ブリヂストン:「ツアー B XS」「ツアー B X」
● ダンロップ:「スリクソン Z-STAR◆」「スリクソンZ-STAR」
タイトリスト:「プロ V1」「プロV1x」
「プロ V1」
●ショートゲームを重視するゴルファー向け
●打感が柔らかく、音が低い
●コアの重みを感じるので、パターの距離感が合いやすい
●上級者向け
「プロ V1x」
●飛距離と弾道を重視するゴルファー向け
●「プロV1」よりもソリッドな打感で転がりが良い
●音は、「プロV1」よりも高い
●ショートゲームが苦手なゴルファーにおすすめ
ブリヂストン:「ツアー B XS」「ツアー B X」
「ツアー B XS」
●タイトリスト「プロV1」よりも、さらに打感が柔らかく音が低い
●転がりよりも距離感を重視する上級者向け
「ツアー B X」
●「プロV1」に近い感触
●「プロV1」よりも転がりかいいので、ボールを高く上げてアプローチするより、ピッチ&ランで攻める上級者向き
ダンロップ:「スリクソン Z-STAR◆」「スリクソンZ-STAR」
「スリクソン Z-STAR ◆」
●両者ともスピン系ではなく、ディスタンス系といったほうが正解
●「プロV1」や「ツアー B XS」よりも打感が硬く、軽くて転がりも早い
●飛距離と転がりを重視してコース戦略する中~上級者向け
「スリクソン Z-STAR」
●「スリクソン Z-STAR ◆」よりもカバーが硬く、転がりが速い
●方向性よりも飛距離を重視するゴルファー向け
まとめ
ボールは、コアとカバーによってフィーリングが全然違います。ご自身のクラブとの相性を見極めて選択することも重要です。
ショップではクラブの試打はありますが、ボールの試打はありません。1スリーブずつ購入して、打感や音、転がりなど試してみてください。
\それでは、あなたのゴルフライフにGood luck!/
中山功一(ナカヤマ コウイチ)
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。


