ボールが木の根元や張り出した根っこなど「無理無理無理打てそうにない!」って場所に止まったときの救済方法
知っていて得するルールの話
今回は、木の根元や張り出した根っこにボールが止まってしまった場合の処置方法について。木は自然物なので「あるがまま」というのが原則ですが、アンプレヤブル宣言という奥の手も。これも知っておくと、得するルールですよ。
木は自然物なので、あるがままでのプレーをしなければいけない
林に打ち込んだボールが木の根元や張り出した根のそばに止まっていた、というのはよくある話。林に打ち込んだだけでもショックなのに、木の根元にあったりするとかなりガッカリしますよね。
そんな場合、取るべき処置は2つあります。
(1)オススメできる方法ではないが、そのまま打つ
ひとつは、そのまま打つ。ただし、これはかなり危険。
木にクラブが当たったらクラブが傷つく可能性があるし、手など体を痛めることもあるからです。また、この場合はスタンスがカート道にかかっても救済を受けることはできず、そのまま打たなければいけません。これらの点から考えても、オススメできる方法ではありません。
なお、木の支柱に関しては動かせない障害物として扱われるので、無罰で救済を受けることができます。
(2)アンプレヤブル宣言をして1打罰を付加すれば、救済が受けられる
もうひとつは、1打罰になりますがアンプレヤブルを宣言して救済を受ける方法です。アンプレヤブルを宣言した場合、次の3つの救済方法から選ぶことができます。
次ページ:3つの救済方法とは
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