ゴルフシューズのインソールはスコアに直結する!?お値段3万円超を投資して作ってみることに!~インソール・シリーズ(1)〜
逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第45話
こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ 名取確(なとり・たしか)です。
シリーズでお話をしていきたいのは、靴の中に入れるインソールについてです。最近、仲間うちでもインソールを入れている人が何人かいて賛否両論いろいろあるので、これは自分も試さなくては!ということでインソールを実際に作ってみました。
どのインソールがいいのかな?
試しに“ゴルフインソール”とGoogle検索すると、200〜300万件の検索結果が表示され、「おすすめ⚫︎選!etc」がいくつも。そして楽天・アマゾン等や、ダイレクトに商品写真とショッピングのページに飛ぶのなどがいっぱい出てきます。
こんなにインソールって注目されてるのか!と、正直ちょっとびっくり。
ちなみに、最近まわりのイケオジ達はみ~んな何かしらBRIEFING使ってます。先日なんて、私と幼馴染2人BRIEFINGのキャディバッグ。そんなBRIEFINGからもインソールが出ていました(そしてなんとウェアは、トラヴィスマシューで上下の色合いまで一緒という…。や~ね、日本のオジサン)。
さて、話を戻します。これだけインソールが検索で出てくると、何を選べばいいか全くわかりません。こりゃ参ったなと、とりあえずいろいろなメーカーの特徴を見てみることにしました。
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ピンキリ過ぎる!!
まず、インソールの値段差があまりにも大きすぎます。
ツアープロなどを宣伝に使っている大手のオーダーインソールだと3万円超します。みなさん、ゴルフシューズだってなかなか3万円は出さないでしょ!?それなのに、中に入れるソールに3万円ですよ。確かにシューズはオーダーではないですが、インソールは一つひとつがオーダーメイド。足の形などを計測して作るわけですから、そりゃそうかもしれない。
でも3万円ですよ!?良い中古のパターが買えちゃうな〜とか…キムタクも着ているオシャレなウェアが買えちゃうな~とか考えると、インソール3万円は勇気が要りますね。
一方で、よくわからないメーカーのインソールだと1980円…。正直こういう商品は、価格=効果だと私自身は思っていますので、安ければ安いほど効果が薄いはず。よく見るとお安めの商品は、クッション性や防滑性等を売りにしていて、車の柔らかいシートクッションなどのようなイメージ。要は履き心地改善をうたっているようです。
概ね5000円を越えると、軸を作れるとかスウェー防止などを中心に売り込んでいて、車のスポーツシートみたいな感覚でちょっと硬めの素材でグリップしています、というイメージに見えました。
まず、自分のゴルフシューズを見てみると中にはすでにインソールが入っていました。触ってみるとちょっと柔らかくてクッション性程度しか期待できなさそうかなと。でもまぁ、普通に安いインソールってこんなもんだよな~って感じです。
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個人的意見
あくまで私の個人的な想像ですが、安いインソールを買うぐらいなら元から入ってるこのインソールの方が信頼できます。だって、靴にちゃんと合っているのを最初から入れてくれているのですから。それをわざわざ合うかどうかも分からず厚みや素材なども大して変わらないインソールを入れたところで、変わるのは「ちょっとした履き心地」だけでしょう?
基本的に、安いものにギア効果を期待するというのは図々しいと思います。高いのには理由があって、ちゃんと効果を研究し、高く売ってもクレームが来ない品質に高めて世に出しているわけですからね。
福袋が高ければ高いほど損はしないのと一緒。売る側の立場で考えれば、高いものはクレームリスクも高いんですからしっかりと良いものを準備しますし、安くてクレームリスクが低いものはまぁそれなりでまとめるもんです。これは私が尊敬する、作家の浅田次郎さんがエッセイの中で披露されていた商売の鉄則です。
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