ペルソナ
●レッスンを行う相手の想定は40代男性、スコアは110前後。
●せめて100台で回りたい。あわよくば90台が出れば嬉しい。
●スポーツ経験はあり、体は強い。今年はゴルフ頑張るぞ!と決めている。
●仕事はコンサルティング系で、理論をしっかり理解できるようなレッスンを受けたい。
●週何度もレッスン行けないから、日常の中で練習できることなどを知って、効率良く上手くなることを求めている。
スイング作りドリル:ティーアップしてアイアンショット
アイアンで地面にあるボールを打つとなると、やっぱりイメージは上から下にクラブを「振り下ろす」感覚になります。
「ダフる、トップする、どっちのミスも出ちゃう」という方が多いのですが、それはミスした時のイメージが残りすぎていて体がこわばっちゃったりしているからです。まずはスイングをレベルブローにすることで“ミスの幅”を減らしましょう。
「斜め下に空手チョップ」で打っていくのが通常だとしたら、「真横から平手打ち」のイメージに変えたいですね。そのためには、打点に対してなるべく薄い入射角をつくっていく必要があるので、ティアップしたボールを打つ練習がオススメです。
実際のところ、ティアップをしているとはいえ、下から上にアッパーで打つのではありません。薄いダウンブローで打つことになります。ティを打たずにボールだけをクリーンに打つことができるようになると、自然とクラブの最下点がボールの先になってくれますから、いいスピンがかかるんですよ~。きれいなスピンのかかったボールが糸を引くように空に向かっていくのです。
このアイアンショットを覚えればスコアアップ間違いなしですし、ゴルフの醍醐味である美しい景色=ボールが空に吸い込まれていくアイアンショットが見られるようになります。
ティアップしてアイアンショットのまとめ
| 意識すること | 出る結果 |
|---|---|
| ①フェースをボールに向けながら下ろす | クラブが縦に使えるようになる |
| ②体を水平に回す | 低いライナーの弾道が出る |
| ③ボールだけを打つように | 最下点がボールの先になる |
| 練習の目的 | 効果 |
| 適正なダウンブローの習得 | きれいなバックスピンが入る |
腕から体へ
最初に腕を振るスイングを練習したら、次は適正なダウンブローを覚えていきます。ボールがつかまって気持ちよく当たる感触を覚えてもらったら、次は体を使って打つやり方を体得してほしいと思います。
体で打つ=始動が手から始まらない
切り返しを左足左腰からスタートさせることができればいいのですが、これがなかなか難しい!レッスンをしていても「理屈はわかるけど体が動かない」という方が非常に多いのです。でも、それは一言で表すなら練習不足。厳しいようですが、反復練習を続けないと絶対に身に付きませんし、逆に練習を続けさえすれば身に付くものだと思います。
下半身始動がよくわからない人は、下記2つを試してみてください。
ブランコに乗る
久しぶりの方もいるかもしれませんが、公園でブランコに乗ってください。下半身と腹筋を使って切り返す動きを体感できます。一番高いところでの腕が脱力して、下半身をグッと送り出すあの感じです。上半身と下半身の引っ張り合いのような力の使い方ですね。
”ココリコ遠藤”になる
両手を広げて、お腹から頭は動かさず下半身だけを左右に振る!「サンバのリズムを知ってるかい♪」の動きは、下半身主導のヒントになります。特に左サイドに行く際に思いっきりお尻を横に突き出すように動いてみること。ホントは右サイドに動かず、左だけドーンと突き出す方がイメージが湧くと思います。
スイング作りドリル:アゴとウェアが擦れるテークバック
下半身での切り返しを覚えるためには手の存在をなるべく消すこと!手の存在を消すには、体の大きな筋肉を使ってスイングすること。身体の大きな筋肉を使うというのは、背中・お腹など身体の軸になっている部分をイメージすることが必要です。
スイングの始動から“腕”を使ってしまうと、肩が回転できません。まずテークバックのゴールの場所を知ってもらいたいので、以下の手順で構えてみましょう。
1:アドレスを取る
2:グリップを顔の前に上げる
3:両脇を閉めたまま&下半身の向きを変えずに右に90度回る
4:左の袖がアゴに当たるまで腕を持ち上げる
ここでは「3」がポイント。大体ここで90度回るっていっても、肩を回さない人が多いです。ボールを見すぎてしまって回れない、もしくは下半身が一緒に回ってしまってオーバースイングを誘発している人が多いですね。
ヒザの向きが変わらないまま上半身を回すように意識すると、ちゃんと体を捻った捻転をつくることができます。これができれば、自然と力をためる容量がアップしますので、パンチ力が上がります。
手打ちの限界を越えるには捻りが必要です!ゴルフの理論にはいろいろありますし、絶対の正解って言い切るのは何においても難しいのですが、これは絶対だと思うな~。
アゴとウェアが擦れるテークバックまとめ
| 意識すること | 出る結果 |
|---|---|
| ①体は90度右に回す | 背中等大きな筋肉を使って打てる |
| ②下半身の向きは変えない | 捻転を使って打てる |
| ③体と腕は離れた状態をキープ | スイングアークが大きくなる |
| 練習の目的 | 効果 |
| 手打ちの完全撲滅 | 勝手に飛距離&安定性がUP |
技術的なことは様々な動画などで知識を得ている人は多いでしょう。私はYouTubeなどを見ることはほとんどないので、スタジオの会員さんからお話を聞くことがよくあります。
ですが、テークバックを深く入れることをしっかり練習した方がいいということを意識している人は、ほとんどいないのです。もっと技術的なところ、例えば「アゴの高いバンカーからの脱出方法」とかは動画も映えるからやるのでしょうけど、テークバックを深く、なんていうのはハッキリ言って地味練だし、内容が映えないからあまり特集されないでしょうね。
ただ、これはすごく大事なポイント。一般のゴルファーで捻転を上手く使えている人はなかなかいないので、覚えるとかなりいいアドバンテージになります。強く意識して練習してもらえればなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
文・名取 確
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逆上がりできないティーチングプロ(ペンネーム)
世田谷区在住。世田谷区喜多見で<ゴルフのある人生を共に歩もう>をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。




