「ゼロ・スパイクバイターライト」は衝撃的な軽さだけじゃない!優れたフィット感とグリップ力でストレスフリーな履き心地
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
みなさんはゴルフシューズに何を求めますか?もちろんグリップ力やフィット感ってのも大事ですが、個人的には歩きやすさがとても大事です。具体的には軽さと柔らかさ。重すぎるシューズやソールが硬すぎるシューズだと、プレーにも影響が出ることはもちろん、ラウンド後の足の疲れが全く違うんですよ。なので、僕はなるべく歩きやすいものを選ぶようにしています。ブリヂストンゴルフから、とにかく軽いシューズが発売されたってことなので、さっそくコースで実際に履いてみました。
<取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ>
「ゼロ・スパイク バイターライト」はとにかく軽い!
ブリヂストンゴルフから発売されたシューズ、それが「ゼロ・スパイクバイターライト」です。
とにかくこのシューズの売りは軽量。26.5センチのシューズで片足が260グラムという軽さ。前作も軽量シューズとして人気が高かったのですが、新作はさらに約5グラムも軽くなったのだとか。これはけっこう凄いことですよ。
でもね、いくら軽くてもフィット感やグリップ力が弱ければ、ただのペラペラのシューズってことになるじゃないっすか。ところが「ゼロ・スパイクバイターライト」は、アウトソールの前足部にあえて突起を配置せず、芝が入り込むスペースを確保し、より芝を噛む「ターフバイトポケット」を搭載しているんです。
この効果で前作に比べて33%もグリップ力が向上しているのだとか。
またミッドソール中足部には、超軽量で反発・屈曲性能に優れた「KaRVO(カルヴォ)」を内蔵することで、しっかりとした剛性を確保し、スイングや歩行をサポートしているんです。
予想以上のフィット感に驚きました
とりあえず、どのくらい軽いのかさっそく履いてみたのですが、これはたしかに軽いです。ゴルフシューズでここまで軽いのはなかなかないんじゃないの?ってくらい軽い。
でも、足を入れてみると足首周りのクッション性が高く、やさしく足を包んでくれる感じがあります。ペラペラ感は全くなし。そして中足部あたりのフィット感がとても良く、BOAでギュウギュウ締め付けなくても足にかなりフィットしてくれました。
これは僕の足の形との足性があるかもしれませんが、かなり足にピターっとフィットしてくれるんです。
「ゼロ・スパイクバイターライト」はグリップ力が高く、ソールがねじれないので安定感があります!
ソールは硬くもなく柔らかくもなくって感じでしょうか。あまり硬いと歩くときにソールが足の動きに付いてきてくれない感じになるのですが、これはちょうどいい感じに曲がってくれます。
個人的にはもう少しだけ柔らかくてもいいかな~とは思いましたが。左右のねじれには強い感じがするので、スイング中や斜面を歩いているときも不安がないですね。グリップ力もしっかりとしています。ソールの突起はブリヂストンのタイヤのパターンからヒントを得た形状になっているので、とても安定感があります。
アッパーは人工皮革で、最初こそ少しだけ硬さを感じましたが、1~2ホール履いているといい感じに柔らかくなってきました。もちろん防水仕様になっているので、雨の日でも安心です。
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