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イ ボミ、日本ツアー引退の翌週にリ ハナが初優勝は時の偶然? 次代の『スマイルキャンディ』リ ハナ
週替わりとまでは言わないまでも、新たなヒロインが続々と現れる日本女子ツアー。先日もまたリ ハナというニューヒロインが誕生。そこで彼女の初優勝と、ある超人気選手の引退について簡単にまとめてみました。
写真/GettyImages、ゴルフサプリ編集部
イ ボミの日本ツアー引退。その翌週に訪れたリ ハナの初優勝
もちろんただの偶然でしょう。でも、韓国出身のふたりが時を同じくして、入れ替わるように、一方が日本ツアーから引退、もう一方が日本ツアー初優勝。なんだかただの偶然とは思えないものを感じます。
10月19日から10月22日に行われた「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」で日本ツアーから引退したイ ボミ。
彼女は日本ツアーで2度、賞金女王に輝き、通算21勝をマークしています。そしてスマイルキャンディの愛称を持ち、多くのゴルフファンに愛された超人気プレーヤーです。
そんな彼女が多くのファンから惜しまれつつ日本ツアー引退。その翌週に初優勝をつかんだのがリ ハナ。
彼女は21年6月のプロテストに合格。21〜22年 JLPGA ステップアップツアー賞金ランキング1位になりました。今季はリランキング4位の資格でJLPGAツアーへ参戦し、優勝を果たしたのです。
今シーズンのスタッツ(年度別記録)を見ると、特筆するものはあまりありません。ドライビングディタンスは83位、パーオン率は60位、1ラウンドあたりの平均パット数は16位と平凡です。ただし、フェアウェイキープ率は74.05パーセントで8位(23年11月3日時点)。唯一これがランク一桁です。となると、初優勝を支えたのはフェアウェイキープ率の高さ…? と思いますが、彼女は自身で「メンタルは強い」と口にしていたので、これがキーになったような気がします。
ご存知のようにいまのJLPGAツアーは実力者が非常に多く、群雄割拠の女子ツアー戦国時代です。この状況から勝利を得るにはショットの良し悪しはもちろんのこと、精神力の強さが求められるのは、ある意味当然でしょう。そしてリ ハナは自ら「メンタルは強い」と言い切れる強さをもっているため、これからさらに勝利を重ねていくのでは? と感じます。
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