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- テーラーメイド「Qi10」シリーズ3モデルを鹿又芳典が試打・解説!「Qi10 MAX」はテーラーメイド史上最高にやさしくてぶっ飛び!ところで名前の「10」って何の数字?
テーラーメイド「Qi10」シリーズ3モデルを鹿又芳典が試打・解説!「Qi10 MAX」はテーラーメイド史上最高にやさしくてぶっ飛び!ところで名前の「10」って何の数字?
ノーマルモデルの「Qi10」は40m/s前後なら誰でも振りやすい軽やかな振り感
次に打ってもらったのは、いわゆるノーマルモデルの「Qi10」。ヘッド後方部のバックウエイトは21グラム。サイズはステルス2より4ミリ後方に伸びている。
「ノーマルモデルのQi10の第一印象はバランスの良さです。ヘッドスピード40m/s前後の人なら誰でも振りやすいと感じるでしょう。特にQi10 MAXを打った後だと歴然で、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。MOIの違いもあるのかQi10 MAXよりボールを押す感じが少ないものの、ボール初速はしっかり出ていて、こちらも初速65m/s前後をキープできていました。ヘッド重量がQi10 MAXと比べてやや軽い分、ヘッドがブレる感じは無きにしも非ずですが、ヘッドスピードは楽に出ます。打ち出しの低い球が出るのでランで飛距離を稼げそうです。試打クラブのロフトは9度なので、高めの弾道が欲しい人はロフトを調整する、あるいはロフトの多いヘッドをチョイスするといいでしょう。
インパクトで芯を外してもボール初速が落ちず曲がらないのはノーマルモデルも同じで、当たった時に滑る感じもなくボールがつかまるので、右に飛ぶ感じはありません。ステルス2のノーマルモデルより、さらに打ちやすくなっています」
ボール初速のアップと低スピン化はメーカーも標榜するところ。慣性モーメントの増大ともすると振りにくさをもたらすこともあるが、Qi10 MAX同様、それもなさそうだ。ロフトバリエーションはQi10 MAX同様9度、10.5度、12度となっている。
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