ルドヴィグ・オーバーグは生粋の”KOP(リバプールファン)”だった! マスターズ初出場初制覇もある!?
2023年6月にプロ転向し、その約3ヶ月後に出場した「オメガ ヨーロピアンマスターズ」で早くもツアー初優勝、その2ヶ月後の「ザ・RSMクラシック」でPGAツアー初優勝を飾った”逸材”、ルドヴィグ・オーバーグ。PGAツアーファンならずとも要注目の大型ルーキーだが、そんなルドヴィグにアディダスゴルフの新製品イベントの現場で話を聞くことができた。なんと彼は、イングランド・プレミアリーグの強豪チームの大ファンだった。
写真提供/Ludvig Aberg(ルドヴィグ・オーバーグ)、アディダスゴルフ
元アマ世界一の実力を早くも証明!24歳の大型ルーキーはスタイルも“Check it out !! "
ワケあって全身の写真は掲載できず。だが、身長190cmで足長・小顔のスタイルはモデルのよう。めちゃくちゃイケメンである。
Ludvig Aberg
日本のゴルフメディアでは、「ルドビグ・アバーグ」「ルドヴィグ・アバーグ」「ルズヴィ・アベリ」などと表記されているが、本人の発音から聞き取れるのは「ルドヴィグ・オーバーグ」である。
さて、すでに既知の方も多そうな選手だが、改めて紹介させてもらおう。現在、24歳のルドヴィグ・オーバーグの母国はスウェーデン。2022年にアマチュア世界ランキングで1位に立ち、そのランキングを維持したまま、2023年6月にプロ転向。テキサス工科大学在籍時にも数々の賞を受賞、中でも「ベン・ホーガン賞※」は2年連続で受賞している。
※米国でその年、最も優秀だった学生ゴルファーに与えられる賞のこと。
プロデビュー戦の「RBCカナディアンオープン」は予選を突破して25位とまずまずの出来。その後、すぐさまトップ10フィニッシュを決めるなどし、初優勝のニオイをプンプンさせ始めると、8月のDPワールドツアー「オメガ ヨーロピアンマスターズ」でプロ初優勝。さらに11月には「ザ・RSMクラシック」でPGAツアー初優勝を飾った。また、9月の「ライダーカップ」のメンバーにも抜擢されており、まさに“超”が付くほどの大型ルーキーなのである。
前置きが長くなったが、そんな逸材選手に直接話を聞く機会を得ることができた。場所は、アディダスゴルフの新製品イベントが行われていたハワイ・マウイ島、ザ・リッツ・カールトン カパルアに隣接するカパルアゴルフクラブ ザ ベイコースだ。
この機会に記者が聞きたかったのは、ゴルフに関連したことではなく、ルドヴィグとサッカーとの関係についてであった。それと言うのも、取材前に彼のSNSをチェックしていたところ、弾けそうな笑顔とともに、記者にとっては見覚えのあるタオルを首に巻き、見覚えのあるスタジアムに立つルドヴィグの写真を見つけたからだ。
@luddeaberg
ルドヴィグは遠藤航をどう評価する?
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