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ユーティリティ、90切りと100切りでは持つべき番手(ロフト)は違う?UTの番手選びで大事なこと

2024/06/21 ゴルフサプリ編集部

ユーティリティ

22度? それとも26度? 自分のスコアメイクにおいて、最も必要なユーティリティの番手(ロフト)はなんだろう、と悩むゴルファーは意外と多い。そこで、クラブフィッターでクラフトマンの小倉勇人氏に、ユーティリティの番手の選び方についてアドバイスをもらった。
写真/ゴルフサプリ編集部

必要なユーティリティの番手はゴルフの腕前によって変わるわけじゃない?

ユーティリティ

ユーティリティの番手を選ぶ際、最も一般的なのは「難しいと感じるクラブの代わりとして、必要な距離を打てる番手」というものだろう。そして、アマチュアゴルファーの多くは「5番アイアンだと球が上がらない。ロフト通りの飛距離が出ない」という理由から、5番アイアンの飛距離に相当する170〜180ヤードを打てる番手(ロフト)のユーティリティを手に入れようとする。5番アイアンの代わりとしては、番手(ロフト)はヘッドスピードによって変わるが、23度前後もしくは25度前後のユーティリティが選ばれている。

しかし、ユーティリティも他のクラブと同様、打ちたい飛距離が長くなるにつれてロフト角は少なくなり、クラブ長さは長くなる。つまりは、当てること、ロフト通りの距離を打つことが難しくなっていく。例えば「アイアン形状の方が構えやすいから、長い距離でもユーティリティをなるべく使いたい」と考えたとしても、ロフト角が10度台の18度や19度のユーティリティを打ちこなすには、ある程度の技術とヘッドスピードが必要に思える。

そうした観点から考えると、技術レベルに多少の差がある90切りゴルファーと100切りゴルファーでは、選ぶべきユーティリティの番手(ロフト)に違いがあるのだろうか?

実は目を向けてほしいのは番手(ロフト)ではなく、別の要素です

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