昨年は最終日に「62」で逆転Vも、表彰式にウッズは不在…
昨年大会での松山は、7位から出た最終日を9バーディ、ノーボギーの62で回って逆転での勝利を飾りました。
この大会のホストはウッズです。表彰式では自ら勝者を称え、ツーショットの記念撮影をするのが恒例です。
それがインフルエンザで大会を途中棄権すると表彰式も欠席となってしまいました。仕方のない理由とはいえ松山も「一緒に記念撮影がしたかった」と心残りのようでした。
1年経っても「写真を撮りたい」と熱望するのはなぜなのでしょう。
もちろんプロゴルファーですから出る大会に勝ちたいのは当たり前。それに加えて、ウッズとのツーショットは“縁起モノ”なのです。
ウッズとのツーショットは“縁起モノ”
ウッズと松山の2人が揃って勝利の記念撮影、というと2016年の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」がありました。
2016〜17年シーズンの松山は10月の開幕戦で2位になると2戦目の「HSBCチャンピオンズ」で優勝し、「ヒーロー」でも勝ちました。
そして年が明けると好調は勢いを増します。
2017年の初戦は、今年ツアー最多アンダー記録で優勝したカパルア・プランテーションコースで開催された「SBS選手権」(現在のザ・セントリー)で2位になると、2月の「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」では連覇を達成します。
半年後、世界ランキングが自己最高に
6月の「全米オープン」は2位でメジャー初制覇はなりませんでしたが、これにより世界ランキングは自己最高の2位にまで上がります。
8月には「ブリヂストン招待」でも勝つなどシーズン3勝はキャリア最多でした(「ヒーロー」は公式競技ではないので、ツアーの勝利にはカウントされず)。
シーズンとしてはひとつ前になりますが、ツーショットを撮ったのと同じ2016年には「全米プロ」で自己最高の4位となっています。
こうした実績から、ウッズとのツーショットは縁起モノといえるのです。
同じコースで3週間前に「1位」
今年の「ジェネシス招待」は、ロサンゼルス近郊の大火災の影響で会場がリビエラからトリーパインズに変更となりました。
松山は3週間前の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」でこのコースをプレーしたばかりです。
この時は「ストローク・ゲインド・アプローチ・トゥー・ザ・グリーン」(パー4、パー5のティショットとグリーンエッジから30ヤード以内を除く、グリーンを狙ったショットのスコアへの貢献度)で1位を記録しました。
それから1か月も経っていないとなればコース状態に大きな変化はないでしょうから、これは大きなアドバンテージだといえます。
ウッズは大会欠場も表彰式には出席の見込み
「ジェネシス招待」にはウッズもエントリーをしていましたが、母のクルチダさんが4日に亡くなったショックがまだ癒えていないとして出場を取りやめました。
それでも最終日の表彰式には大会ホストとして出席の見込み。
松山にはぜひとも2年越しのツーショット撮影を実現してもらい、現在5位の世界ランキングをさらに上げるきっかけにしてほしいものです。
(文/森伊知郎)
(2025年2月16日8時30分一部記事を修正しました)




