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ピン・キャロウェイ・テーラーメイドの2025モデル “つかまり系モデル”の試打測定結果を並べてみた!

外ブラ3社の2025年モデルも飛ぶぞー!

2025/02/09 ゴルフサプリ編集部

2月6日にピン「G440」、2月7日にキャロウェイ「エリート」、テーラーメイド「Qi35」が発売された。外ブラ3メーカーの最新モデルがフルラインナップで登場したが、その中で、ゴルファーが最も注目するのはドライバー。そこで、3社のニュードライバーの中から、ボールがつかまりやすい、いわゆる“ドローバイアス系ヘッド”の試打測定結果を並べてみた。どれもつかまりやすく、そして飛ぶぞー!

2025年モデルのドローバイアス系は三者三様のつかまり具合

ついに発売されたピン「G440」シリーズ、キャロウェイ「エリート」シリーズ、テーラーメイド「Qi35」シリーズのドライバー。初週の売り上げは、どこに軍配が上がるのか? 結果が楽しみである。

さて、2月5日公開の記事「明日発売! の「G440 LST」と 7日発売の「エリート ♦︎♦︎♦︎」「Qi35 LS」! “低スピン系モデル” 試打測定結果を並べて参照!」では、低スピン系モデルの測定結果をまとめて紹介したが、ここではドローバイアス系モデル、つかまり重視系を測定結果をまとめてある。
試打者はすべて令和の試打職人・石井良介氏。その石井氏の感想を読んでみると、ボールのつかまりやすさと上がりやすさにヘッドの特性を傾けて開発された「G440 SFT」「エリート X」「Qi35 MAX」だが、その飛びは三者三様のようだ。

ピン「G440 SFT」は、ロフト角9度のスペックを追加するというサプライズが用意されていた。つかまりやすく、上がりやすいのは良いのだが、少々上がりすぎてしまうというユーザーの声に応えた形だ。

キャロウェイ「エリート X」は、石井プロいわく「マイルドなつかまり」。慣性モーメントや重心角、重心設定によるつかまりやすさではなく、AIフェースによる「つかまり補正」が発揮されているようだ。

テーラーメイド「Qi35 MAX」は、大MOIとツイストフェースによって上がりやすさ、曲がりにくさをもたらしてくれるが、そこに前作「Qi10」を超える飛びが備わっているという。ドローバイアスが強い、というよりも楽に真っすぐ飛ばせるヘッドだ。ただ、「Qi35」「Qi35 LS」よりもつかまりやすいことから、3モデルある「Qi35」シリーズの中ではつかまり系ということにさせてもらった。

同じ“つかまり系”でも、メーカーによって味つけはかなり違う様子だ。

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それでは、試打測定結果を以下に並べるので参照いただきたい。試打者はすべて令和の試打職人・石井良介プロ。試打環境・日時はそれぞれ違うが、本コースのティグラウンドからツアーボールを使用して実施した。測定機器は、それぞれ違うので数値は参考程度に参照ください。ピン「G440 SFT」はガーミンのハイグレード弾道測定器・ゴルフシミュレーター「Approach R50」を使用。キャロウェイ「エリート X」、テーラーメイド「Qi35 MAX」はトラックマンを使用した。

ピン「G440 SFT」の測定結果の一例

ピン「G440 SFT」の測定結果の一例

『G440 SFTの10.5度は球が上がってドロー回転で飛びます。打ち出しが高くスピンも多め。G440 MAXよりつかまって若干スピン量が多いですね。スライスを直したくてG430 SFTを使ったのはいいけれど、スピンが減りすぎた人もいたはずなので、そんな人にはもってこいです。
G440 SFTではロフト9度が追加されました。スライスは直ったけれど飛ばない人もいましたから、9度が加わって強い球が打てるようになったのは非常に大きいと思います。また、9度をロフトアップしたり、10度のライ角をフラットにすればドローが強くなるので、よりフィットするものが見つかるでしょう。さらにピンのドロー系ヘッドは他社の同系モデルと比べてヘッドをポンと置いた時に左を向かないので構えやすい。デザインもプロモデルと同じで所有感を満たしてくれそうです』


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『ELYTE Xは4モデル中ではドローバイアスですが、そもそもキャロウェイのドローモデルはそこまでつかまりすぎることがありません。どちらかといえば、使いやすくてつかまるモデルという感じ。例えばウェイトポートをドローポジションにしたELYTEとELYTE Xを比べた場合、ELYTE Xの方がちょっとつかまる感じ。ドローバイアスでも球のつかまりはフェース面で対応し、ボールが違うところに行こうとしても戻してくれるようなタイプのモデルだと思います。ドロー一辺倒ではなく、マイルドなドローバイアス。その意味で言うと、スタンダードのELYTEを使っていて、ちょっとつかまらないかも、と感じている人はELYTE Xを選択するのもありだと思います。ただ、メインターゲットは球がつかまりきらず右に飛んだり、打球が上がりづらいゴルファー。前作よりボールがつかまりつつ、球が上がりやすくもなっています。ヘッドはスタンダードのELYTEより、やや前後に長い感じで球の上がりやすさを感じさせるシェイプです』

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『前作の『Qi10 MAX』でも、球が曲がらないことを実感できたと思います。一方で、曲がらないけどスピンが多め、という印象もありました。
しかし、新作の『Qi35 MAX』は重心が低くなって、打点がもう少し下でもスピンが抑えられます。“極大MOI”のヘッドで曲がらないし、球が上がりやすくてつかまりやすい。前作からの正当な進化系モデルと言えるでしょう』


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