自分にとってピッタリ、なシャフトはわかっていますか?
T島 ピン、テーラーメイド、キャロウェイ、コブラの新作ヘッドを全種類用意して、大蔵ゴルフスタジオの顧客限定でフィッティング会を開いたんだって?
野倉 そうです。3日間満員御礼でした。やはり皆さん、新作には興味津々なんですね。
T島 参加されたのは、大蔵ゴルフスタジオでフィッティング経験のある方々ということだよね? ということは、顔の好みとか、最適なシャフトもわかっていたんでしょ?
野倉 そうですね。皆さん、カルテのある方々です。
T島 じゃあ、フィッティングはスムーズだったんだろうね。シャフトがマッチしていないと、悲惨なことになるものね。最悪、空振りしちゃうこともあるし。
野倉 そうですね。その方にとって最適なシャフトでなければ、ヘッドのポテンシャルを引き出せませんからね。
T島 うん。シャフトをフィッティングすることで、ゴルファーのポテンシャルも引き出されると思っているのよ。そして、その引き出されたポテンシャルを活かすヘッドを見つけることで、最高の結果が得られる。
野倉 ご自身にとって、『このシャフト、苦手だな』と感じるシャフトで試打をしてもモヤモヤするだけですよね。
T島 新作ヘッドの試打に限らず、新しいヘッドを試す前に『自分にピッタリのシャフト』を知っておくことが大事だよね。じゃないと、使ってみたいと思っているヘッドが、自分にとってどんなパフォーマンスを発揮してくれるか正確に把握することができない。
最適シャフトがわかっていれば、ドライバーの買い替えは“リシャフトならぬリヘッド”になる
野倉 以前、T島さんは新作ドライバーが出たら、どんなヘッドか把握することだけでなく、標準シャフトが自分にとって合っているかどうかを確認することが大切だと話していましたよね。
T島 合わないシャフトで打っても、ヘッドの性能は活かせないし、ほとんどのドライバーはモデルが変わるたびに、シャフトの特徴も変わるからね。新しいモデルが出ても標準シャフトの特徴がほぼ変わらない、ピンみたいなメーカーもあるけどね。
野倉 新作ヘッドのフィッティング会に参加したお客様は、皆さん好みのシャフトで打っていただいたので、新作ヘッドの違いがよくわかると言っていただけました。
T島 そうそう。『自分のシャフト』が決まっている人にとっては、ドライバーを買い替えるというよりも“リヘッド”になるんだよね。
野倉 もう少しボールを上げたい、つかまえたいと思ったら、『自分のシャフト』で新作ヘッドを打ち比べて、理想の結果の出るヘッド見つければいいわけですから、とても効率が良いですよね。
T島 だから、シャフトが決まっている人たちの中には「ヘッドだけ売ってくれないかな」と思っている人が多いんじゃないかな。僕も含めて、新作ドライバーへの買い替えは、“リヘッド”なんだもん。だって、自分のシャフトはもう持ってるんだもん(笑)
野倉 そうですね。T島さんは、フェアウェイウッドとユーティリティを新調しましたけど、まさに“リヘッド”でしたよね。
T島 そうそう。ユーティリティはシャフトも変えたけど。フェアウェイウッドは“リヘッド”だったね。自分のシャフトが決まっているから、ヘッドを新調したことによるメリット、成功率が高いし、課題もクリアできちゃった。
熱を加えられたシャフトは強度が落ちます!
野倉 でも、カチャカチャでヘッドを入れ替える“リヘッド”ではなく、これまで使っていたヘッドをシャフトから抜いて、新しいヘッドに入れ替えるような“リヘッド”は危険を伴いますよね。
T島 そうそう。ヘッドを抜くときには、シャフトに熱を加えることになるからね。カーボンシャフトは、熱が加わると強度が落ちる性質を持っています。
野倉 何度も抜き差しされていると本当に危険です。ヘッドを抜く作業には“上手い下手”があるので、下手な抜き方だと余計に熱が加えられていて、使用中に破損する確率が高くなっていたり……。
T島 だから、中古クラブって意外と危険だったりもするよね。外見はちゃんとしていても、中身はわからないからね。
野倉 そうした危険を回避するには、まず自分にピッタリのシャフトを見つけていただくことがスタートですよね。
T島 まずは、そこからだよね。冒頭に言っていた顧客向けのフィッティング会も、そのことを再認識してもらうための催しという側面もあったわけでしょ。
野倉 はい。先日のフィッティング会は顧客限定でしたが、将来的には新規のお客様にも参加していただけるようにしたいと考えております。
T島 できるといいね。新作ヘッドを試打する前に、自分に合うシャフトを見つけてもらえるわけでしょ。そうしたら、買い替えじゃなくて“リヘッド”ができるようになるものね。
野倉 そうですね。まずはシャフトフィッティングからですね。
T島 自分にとってのシャフトの好み・傾向というのは、ゴルフが上達していっても変わらないことがほとんどだけど、同じシャフトを使い続けないといけないというわけでもないんだよね。同じ傾向の新しいシャフトに替えることで、重さ、硬さを見直すことも大切だからね。
野倉 新作ヘッドのフィッティング会が、そうした機会になれば良いなと思っています。
T島 というわけで! リシャフトもいいけど、“リヘッド”にも注目してください。
T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
大蔵ゴルフスタジオ
上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。
取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
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