意味のない素振りしてませんか? なんとなくやっているプロはいない!
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

ショットを打つ前の素振りを目的を持って行っていますか? 「とりあえず、やっておくか」のように目的もなく振っているだけならやらない方がいいかもしれません。また、プロゴルファーのように、毎回プレショットルーティンを同じにするとショットの再現性を高めることができるはずですよ。
ラフなら抜けの確認、アプローチならイメージを出すため。意味のある素振りには目的がある
先日ゴルフ友達とラウンド中にこんな話になりました。ゴルフ友達から「ショット前のルーティンで素振りは必要なの? その時の気分で素振りをする時もあれば、しない時もある。プロがやっているから素振りをしているけど、そもそもどういう目的があるの?」と聞かれました。
私は「目的もなく素振りをしているなら必要ないと思う。プロゴルファーがルーティンで素振りをするのは当然目的があって、素振りをしながら実際のショットの弾道をイメージすることや、スイングのチェックポイントを確認していることが多いらしい。プロゴルファーのティーショットを打つ前のルーティンは毎回同じになっている」と答えました。
続けて、私は「アマチュアゴルファーは何回も素振りをする人もいるけど、プロゴルファーは多くても2回ぐらい。アプローチの時にはイメージを出す目的や、ラフからのショットの時にはクラブの抜けを確認する目的があるので、素振りの回数が多くなることはもちろんある」と付け加えました。
みなさんはショットを打つ前の素振りを目的を持って行っていますか? 目的もなくなんとなくやっているなら、時間短縮のために止めてもいかもしれません。そもそも練習場では素振りをせずに何球もショットを続けて打っているアマチュアゴルファーが多いですよね。
意味のある素振り、どうすればいい?
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