総額〇〇億円の車!?大盛況に終わった話題の「前澤杯」がとにかく豪華すぎた。
ゴルフトゥデイ編集部員・ゆきりんが行く!! ゴルフ情報|第108回

前代未聞の“入札形式のプロアマ戦”で話題となった「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」。記念すべき初代チャンピオンは、初優勝の小西たかのり選手。従来のトーナメントとは違った前澤杯の魅力をお伝えします!
撮影/ゴルフサプリ編集部
そもそも前澤杯って?他のトーナメントとどこが違うの?
プロアマが10日間!さらに誰でも参加可能なオークション式!
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クラブハウス前の盆栽は、TRADMAN'S BONSAI
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なんと、通常1日しか行われないプロアマ戦を、最大10日間行うという全体未聞の企画を実施。しかも一般のオークション形式だというからさらに驚き。プロアマ戦といえば、トーナメント側の招待でスポンサー関連の企業の方々がプロと一緒にプレーするもので、一般のアマチュアゴルファーは参加したくてもできないもの。
それがオークション形式ということは、アマチュアゴルファーでも誰でもプロアマに参加できる権利を手に入れられるのだ。気になるオークションの金額は、石川遼プロのプロアマチケット額が500万円で落札され、大きな話題を呼んでいた。
実際にプロアマに参加した方に聞くと、「すごく楽しかったし、プロがいい人だった。」「今まで男子プロにあまり興味がなかったが、試合も見に行きたい」などとかなりの高評価。また、「来年も絶対買います!」という方が多く、満足度は高め。
プロの価値が見える化されるということもあり、人気が落ちつつある男子プロにはいい刺激になったかもしれない。
各界の著名人も参加した豪華プロアマ!
大きな話題を呼んだ前澤杯プロアマには、各界の著名人も参加していた。楽し気な雰囲気を公式インスタグラムから紹介しよう。
【俳優・窪塚洋介氏】
本人の公式インスタグラム(@yosuke_kubozuka)より引用
【芸人・千鳥ノブ氏、ダイアン津田氏】
前澤杯公式インスタグラム(@maezawacup)より引用
【元・日本ハムファイターズ斎藤佑樹氏】
前澤杯公式インスタグラム(@maezawacup)より引用
【元バレーボール日本代表・狩野舞子氏】
本人の公式インスタグラム(@kanochan715)より引用
全組にラウンドガールが帯同!

プロアマから試合の間まで、スコアボードを持っているのは、お揃いのピンクのウェアを身に纏ったラウンドガールたち。普段はサーキット場などで活躍している彼女たちが、真反対とも言えるゴルフ場に現れ、連日会場を賑わしていた。
実際に試合に訪れ、生のラウンドガールを目にした私の感想は、「すごい!えらい!」の二言。暑い日も雨の日も、慣れないゴルフ場という環境の中、満面の笑顔で選手たちのプレーを見守る姿は、きっと、選手にとっても関係者にとっても、癒しの存在だっただろう。
まさにゴルフ日和となった最終日には、少しニットが暑そうに見えたので、最長14日間のうち3パターンくらいの衣装があると、さらに楽しいのでは? というのが個人的な意見。
現役のレースクイーンたちなので、来年はもっと露出多め(?!)の衣装を期待したい。
スーパーカーの展示は総額〇〇億円!?

会場に着いた瞬間から目に飛びつくのは、豪華すぎるスーパーカーたち。前澤友作氏所有のスーパーカーや世界に一台の高級車、日本初公開となる希少な一台まで、ゴルフ場に展示されているのだから驚き。
クラブハウスに飾ってあったこちらは、前澤氏がオーダーしたというロールスロイス×エルメス仕様の「フェントム オリベ」。くぅ。カッコ良すぎて、見ているだけでよだれが出てしまいそうに。
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AstonMatin VANQUISH
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AstonMatin DBX
他にも、フェラーリ55周年を記念して作られた世界にわずか399台しか存在しない『エンツォフェラーリ』や、F1の技術を公道で走られるようにとF1エンジンを搭載されたメルセデスベンツのモデル、アストンマーティンがF1のレッドブルレーシングと共に生み出したハイパーカー「ヴァルキリー」などなど、車好きにはたまらない豪華すぎるラインナップ。

こちらの高級感あふれるパープルカラーの車は、前澤氏が世界で唯一所有する特別仕様車「ゾンダ・ゾゾ」。お値段なんと、約8億円。
展示されている車の総額を考えただけでも、言葉を失う豪華さ。ティーイングエリアの側にも展示がされているので、プロのティショットの合間にスーパーカーを見にきたり、写真を撮ったりと、いつものトーナメントの2倍楽しい。

車好きでもある私のいちばんのお気に入りは、フランスの最高級ブランドBUGATTIとHermesのコラボモデルのこちら。世界に一台の「Bugatti Veyron」。車の前にいた、いかにもといった紳士が「こちらのお値段、15億円です」と教えてくれた。思わず声を出して驚いてしまった私は、15分間、舐め回すように車を拝見。シートがエルメスの皮でできており、ホイールや給油口の部分にエルメスのHの文字を発見。とにかく上質で洗練された特別な一台に興奮冷めやまず。。。
「これ、乗れないんですか・・・?」と控えめに聞いてみたのだが、もちろんNO。(笑)こんな至近距離で見ることができただけでも大満足の一日。
新たな風を吹き込んだ前澤杯
いかがでしたか?
ゴルフ好きも、車好きも、大人も子供も、新たな楽しみを提供する前澤杯。いつものゴルフトーナメントとは一味違った空間を、ぜひ来年も楽しみにしたい。
来年は、プロアマ参加してみたいな...と思いながら帰路に着いた。