復活のパワーフェード! 渡邉彩香のドライバースイングを写真で解説
ローテーションを抑えた基本的なフェードスイングへ
アマチュアゴルファーにとってツアープロのスイングは、見ているだけでも勉強になること間違いなし。
そこで、日本女子ツアーの実力者たちのドライバースイング写真を長岡良実プロによる細かな解説とともに、じっくりと堪能していただきたい。
すべてを真似ることはできないとは思うが、参考にすべきポイントは多々ある。継続的に見返すことで、良いスイングイメージが頭に刷り込まれていくことは間違いない。
今回は、日本女子プロゴルフツアー、2019-2020シーズン開幕戦となった「アース・モンダミンカップ」で5年ぶり、1702日ぶりの復活優勝を果たした渡邉彩香の“イチから見直した”という2020年版の渡邉彩香のスイングを解説する。
JLPGAツアー、2019-20シーズンの開幕戦となった「アース・モンダミンカップ」で5年ぶりの復活優勝を遂げた渡邉彩香選手。賞金女王の鈴木愛選手とのプレーオフは、相当タフな戦いだったと思います。
渡邉選手は、もともとドライバーが生命線の選手。ですが、そのドライバーショットが不安定になり、2018年からシード落ちを経験。厳しい時期を乗り越えての優勝は感動的でしたね。
さて、そんな渡邉選手のスイングの魅力は、長身を生かしたダイナミックなスイングアークから繰り出されるビッグドライブです。そして、ただ飛ぶだけではなくパワーフェードでフェアウェイをしっかり狙えるスイングと言えるでしょう。では、安定感を取り戻した渡邉選手のドライバースイングを見ていきましょう。