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しなやかで力強い!池田勇太のドライバースイングを写真で解説

参考ポイント満載!! “一級品のクラブ使い・足使い”

2020/06/15 ゴルフサプリ 編集部

アマチュアゴルファーにとってツアープロのスイングは、見ているだけでも勉強になること間違いなし。

そこで、日本男子ツアーの実力者たちのドライバースイング写真を長岡良実プロによる細かな解説とともに、じっくりと堪能していただきたい。

すべてを真似ることはできないとは思うが、参考にすべきポイントは多々ある。継続的に見返すことで、良いスイングイメージが頭に刷り込まれていくことは間違いない。

今回は、31歳で生涯獲得賞金10億円を突破した実力者であり、2009年「日本プロ選手権」での初優勝から毎年勝利を重ね、2019年まで11年連続・通算21勝という実績の持ち主池田勇太の惚れ惚れするような“クラブ使い”を解説する。

飛距離アップにも方向性向上にも役立つヒントがいっぱい

池田選手は決して大柄でなく日本人的体型ですが、体全体を最大限に使って振っています。池田選手といえば、バックスイングからダウンスイングにかけてループするような動きが特徴的ですが、その“ループするような動き”に池田選手の強さが隠されています。

飛距離がほしい方は、池田選手のように全身を使って最大限に振り抜きましょう。方向性に難があるなら、胸と両腕の三角形のキープと柔らかい足使いを参考にしましょう。それではスイングを見てみましょう。

池田勇太のドライバースイング|アドレス

両足のスタンス幅は肩幅より少し広いくらい。やはりドライバーはアッパーブローで打っていくイメージなので、上半身は右側にチルト(傾き)しています。そして、両腕は胸の上にしっかり乗って、ワキが締まりつつもリラックスしています。注目は右手・左手に一体感のあるグリップです。右手親指と人差し指のV字が右ワキを指しています。この一体感のあるグリップは参考にしたい点です。

池田勇太のドライバースイング|バックスイング①

右足に体重をしっかりかけながらテークバックしていきます。そしてシャットフェースで、テークバック。ここもアマチュアが参考にすべきところです。手先や腕がローテーションしてしまうとクラブフェースは開いてしまい、結果的に飛距離ロスや曲がる要因となります。

池田勇太のドライバースイング|バックスイング②

右足の上に顔が移動するくらい体重移動をしています。胸と両腕によって形成された三角形がキープされたまま、体の回転によって、シャットフェースのままクラブを寝かさずに立てて上げています。

池田勇太のドライバースイング|バックスイング③

ハーフスイングくらいに上がっても、右腕はまだ伸びています。Width(体と手の幅)がキープされたワイドなバックスイングです。ここでもクラブが地面を指すくらい立てて上げていきます。アマチュアは、バックスイングでワキを締めようとして、右ヒジをすぐに折って手元を体に近づけて上げようとしてしまいがちです。すると、スイングアークが小さくなってしまうので注意しましょう。

池田勇太のドライバースイング|トップ(切り返し)

ヒールアップして腰の回転が深く、肩の回転も深く、そして手元も高く、大きなスイングアークとなっています。ここも池田選手の素晴らしいポイントです。

池田勇太のドライバースイング|ダウンスイング①

ヒールアップした左足から動き出し、左腰と左肩の高さがキープされたまま切り返しています。クラブは切り返した瞬間、背中側に倒れてから下り始めています。このクラブがループするような動きが池田選手の特徴ですが、これがいわゆるシャローイングです。

池田勇太のドライバースイング|ダウンスイング②

腰は正面ですが、胸はまだ右を向いています。下半身リードで切り返しているため、上半身と腕、クラブが後からついてくる動きです。グリップエンドがボールを指すように手首の角度がほどかれていません。アマチュアの多くの方は、この辺りで手首がほどかれて、左腕とシャフトが一直線になってしまうので、注意しましょう。

池田勇太のドライバースイング|ダウンスイング③

インパクト直前の写真ですが、しっかりビハインドザボールで頭が残っています。この辺りでの手元の高さが、アマチュアの方はベルトの高さを通過してしまう方が多いです。池田選手のようにベルトよりも低い位置を手元が動くことも、インパクトゾーンを長くするために必要な動きです。

池田勇太のドライバースイング|フォロー①

頭の位置は右足内側上くらいにしっかり残っているので、遠心力のかかったクラブヘッドと綱引きしているように見えます。ここもアマチュアが真似すべき点です。視線がボールを追って頭の位置が左へ流れると、腕も伸びませんし、大きなフォローがとれないので注意しましょう。

池田勇太のドライバースイング|フォロー②

池田選手の場合、両ヒザが柔らかく使われながらフィニッシュに向かっています。球筋を自在に操る池田選手ならではの足使いです。アマチュアの方が真似すべき点(この写真はドライバーですが)でもあり、傾斜地から打つ時はこのくらい足を柔らかく使えるとミスが減ります。

池田勇太のドライバースイング|フォロー③

P9ポジションでも両腕の三角形が崩れずに振り抜いています。池田選手のスイングは常に右手が上のイメージです。そしてこのポイントでも頭位置がインパクト時と同じ高さというのがすごいところです。アマチュアの多くの方は頭が起き上がっていますから、少しでもマネできるように頑張りましょう。

池田勇太のドライバースイング|フィニッシュ

池田選手のダイナミックなスイングアークによって振り抜かれたフィニッシュは、両ヒジが肩よりも高いところに収まっています。これをマネしてみるとわかりますが、両ヒジの位置がかなり高いと思うはずです。


池田勇太(フリー)。いけだ・ゆうた。史上最年少の31歳で生涯獲得賞金10億円を突破。19年も1勝し、11年連続で勝利している。 1985年12月22日生ま れ。千葉県出身。
解説:長岡良実。ながおか・よしみ。1972年生まれ。茨城県出身。習志野CCの研修生となり林由郎に師事し1999年にプロテスト合格。動画で受講できる「長岡プロのゴルフの知識」では高い技術と理論をもとにわかりやすいレッスンを展開中。また、Youtubeチャンネル「長岡プロのゴルフレッスン」も好評。

撮影/相田克己(2019セガサミーカップ)

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