9月3日から全国発売される『スピーダーエボリューションⅦ』。ドライバー用が4万円+税、フェアウェイウッド用が2万2000円+税。秋発売の注目ドライバーのカスタムシャフトにも『エボ7』はラインナップされている。
先中調子にしても先端部分の剛性を高めることに成功した『エボ7』。先端部分を硬くしたことで、ミスヒットしたときでもシャフトの挙動が安定し、最近のトレンドである大慣性モーメントヘッドとの相性が良くなった。
数年前は60グラム台がメインだったが、最近は50グラム台の販売量が約5割と最も多い。前作『エボ6』からは30グラム台もラインナップに追加。
新型コロナウィルスの影響で異例のスケジュールとなった日本ツアー。再開した女子ツアーでもエボシリーズを使用する選手が多く、菊地絵理香などは発売前から『エボ7』を使用。
スピーダーらしい弾き感を取り戻した2013年の『モトーレスピーダー』。2014年からスタートした『スピーダーエボリューションシリーズ』ではその弾き感を継承しつつ、『エボシリーズ』以外のシャフト技術も積極的に取り入れた。
弾き感がありつつ、安定していると言われる『エボシリーズ』の特徴を作ったのが『エボ2』から採用されたメタルコンポジットテクノロジー。
今年1月に発売された『ベンタス』はPGAツアーでも使用者が多く、渋野日向子もドライバー、フェアウェイウッドで使用。10月には短尺仕様の『SLKタイプD』も発売。次世代の『エボシリーズ』にはこのシャフトの技術が採用される可能性も。