ゴルフ初心者向けパターの打ち方の基本とオススメ練習方法
人気プロコーチ・大西翔太がわかりやすく解説!
2021/05/28 ゴルフサプリ編集部
パターは手首を固定して打ちたいため、グリップを手のヒラで握る感覚が大切。
パターを吊るし気味に持ち、左ヒジから先とパターが一直線に見えるような構えを作ろう。
ショットの場合はヘッドスピードを上げる必要があるため、グリップを指の方で握り、手首の角度をつけて構える。
左腕とパターの一体感を意識すればストロークが安定しやすくなる。
両ヒジを下に向けて、両腕を自然に下げてからアドレスを作るといい。
首を長く見せるつもりで両肩を脱力させて構える。両ワキに適度な締まりを感じよう。
肩に余分な力が入ると首が短く見えるアドレスになってしまう。
両ヒジを左右に張り出した構えではストローク中に手首が折れやすい。
ボールの位置がわからなくなったら、左目からボールを真下に落としてみるといい。
ボールとカラダの適切な間隔がつかめて、アドレスの姿勢のバランスが良くなる。
ドライバーなどのショットと同様、アドレスではお腹を引き締めて力を入れておくことが大事。
腕や手を使わず、お腹の小さい回転でテークバックする。
お腹を戻してインパクト。下半身と手首を固定しておこう。
さらにお腹を左に小さく回してフォロースルー。アドレスの手首の角度をキープする。
大時計の振り子のイメージで、支点を安定させてヘッドを等速で振るのがポイント。
コロがす距離でストロークの大きさが変わるが、テークバックとフォロースルーは左右対称形。
テークバックが小さく、フォロースルーが大きいのはインパクトでパンチが入った証拠。
テークバックが大きくて、フォロースルーが小さいのはインパクトが緩んでいるから。
グリップエンドをお腹に向けて、正しいストロークのイメージをつかもう。
グリップエンドとお腹を連動させてテークバックする。
フォロースルーまでグリップエンドとお腹が向き合ったまま。
お腹が止まるとグリップエンドがお腹から外れて、手打ちのストロークとなる。
お腹の回転によってパターヘッドは緩やかな円軌道を描く。真っすぐ振る意識は持たないことだ。
ラインの少し外側にクラブを平行に置き、1〜2メートルを入れる練習をしよう。
お腹の回転でテークバックすれば、パターヘッドはラインのやや内側に引かれるのが自然。
フェースをスクエアにキープし、フェースの芯に当てればカップインの確率が上がる。
パターヘッドを真っすぐ振ろうとすると手先の動きとなり、軌道がブレやすい。
ボールを2個縦に並べて、インパクトで同時に打つ練習も効果的。
スクエアフェースでヒットできれば2個ともカップに入る。
トゥ側のボールが先行し、ヒール側のボールが後からからついてくる。