アイアンの飛距離アップのコツ VOL.2
女子ツアー伝説の飛ばし屋 三塚優子がわかりやすくレッスン!
2021/09/16 ゴルフサプリ編集部
マットの上でアイアンの基本練習を積むのもいいが、ダフっていることに気づかないままでいると本当の上達はないと考えよう。
ボールの少し手前に短いテープを縦に貼り付けたり、ボールマーカーを置いたりして自分のインパクトの打点をチェックしてみよう。
クラブヘッドがテープやボールマーカーなどに触れないようにインパクトする練習が効果的。
すくい打ちになりやすい人はボールの手前をかなりダフっているのでスイングの修正練習を積もう。
ダウンブローに打とうとしてダウンスイングの軌道が急角度になるとインパクトが詰まりやすい。
ボールをスタンスの中央に置き、軽くハンドファーストに構える。その体勢から胸を右に回せばトップでは体重が右足に多く乗ってくる。
胸を左に回せば体重が自然と左足に移動する。クラブヘッドが緩やかな角度で下りてきて、アドレス同様ハンドファーストのインパクトが作られる。
フォロースルーでもクラブヘッドが緩やかな角度で低く長く出て行く。結果的にボールの先のターフが薄くきれいに取れる。
ボールを右目で見るつもりでアドレスし、構えたときの目線をキープしてスイングすれば鈍角なダウンブローでボールをとらえやすい。
お腹に力を入れて構えたら、お腹から力を抜かないでフィニッシュまで振り抜く。前傾角度が変わらないから、結果的にインパクトの打点が安定する。