石川遼(いしかわ・りょう)/1991年9月17日生まれ。175cm。15歳でレギュラーツアー優勝の衝撃デビューを飾り、31歳での復活優勝まで通算18勝をマーク。
オーソドックスなスイングだった4年前はフェースの開閉が大きく、ダウンスイングではアップライト軌道でヘッドが下りてきていた。
低いトップから、ダウンスイングでも手元が低い位置を通る。ヘッドがインサイドから下りてきているので、球筋はドロー系。
下半身の動きを抑え、上半身を捻転させることで軸が安定。ダウンスイングでは左腰を早めに回して、ヘッドスピードを上げている。
左右の体重移動が大きい分、ダウンスイング以降は徐々に上半身が右側に傾き、アッパー軌道になっていた。