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ゴルフQ&A|ドライバーでドローボールを打つためのコックの使い方は?【長井プロ】

2019/04/27 ゴルフサプリ編集部

アマチュアゴルファーのお悩みにレッスンプロがお答えする「ゴルフQ&A」のコーナー。今回は、ドライバーでドローボールを打つためのコックの使い方について、長井薫プロにアドバイスしてもらいました。ドローボールの打ち方やコックの使い方にお悩みのゴルファーは、是非ご参考ください。

ドライバーでドローボールを打つためには、どのようにコックを使えばいいですか?

相談者 男性 / 26歳 / ゴルフ歴10年 / スコア88
使用ドライバー テーラーメイド M4 ドライバー [Speeder 661 EVOLUTION IV フレックス:S ロフト:9.5]

このドライバーを選んだ理由
M4ドライバーを選ぶ前からテーラーメイドのファンでした。以前はSLDR 430 ドライバーを使っていました。

ディープフェースからシャローフェースに変えて違和感があると思っていましたが、M4ドライバーはアドレスした時の安心感がすごくよかったです。ヘッドのクラウンの部分も白と黒色で、構えた時に目の錯覚かは分かりませんがすごく安心感があり、そこが一番の購入理由になりました。

ドローボールの打ち方とコックの使い方が知りたいです。

ドライバーのテイクバックの時に、どのくらいのコックをしなければいけないのかが分かりません。フェースの向きがどの方向にくるのかも分からなく、正しいコックの使い方が知りたいです。

現在、ドライバーショットでフックもスライスも両方でてしまいます。手首をこねているのか分からないですが、タイミングが全然合いません。

早く手首を返してしまうと、左から左にチーピンしてしまいます。逆に手首の返しが遅いと、右から右に曲がってしまいます。

周りの仲間からはオーバースイングを直せと言われることがあり、治そうとすると余計にタイミングが分からなくなってフェースにまともに当たらなくなってしまいます。

また、個人的にはドライバーを打った後のフィニッシュが崩れてしまうのも原因の1つではないかと思います。

ドライバーのグリップの握り方
なるべく力を抜いて握るように意識しています。また、ウィークグリップだと飛ばないと仲間に教えてもらったことがあるので、フックグリップを意識して握っています。横から包み込むように握ると握りやすいので、自然と横から包み込むように握っています。

ドライバーのアドレスの構え方
石川遼君みたいにどっしりとしたワイドスタンスを意識してアドレスをしています。その時に、棒立ちにならないように膝を曲げて重心を親指の母指球にくるように意識しています。あとは、猫背にならないように背筋を伸ばすことも意識しています。

ドライバーのスイングの振り方
僕は、ドライバーはフックボールを打ちたいので、インサイドアウトに振るように意識しています。手打ちにならないように腰はしっかり回しています。あとは、しっかりと振り切って、綺麗なフィニッシュを取れるようにフォロースルーを大きくするように心掛けています。

現在のドライバーの練習方法
まずは目標を決め、その目標に対してアドレスを右に構えます。その時に、ドライバーのフェースの向きは最初に決めた目標に合わせて構えます。その後、インサイドアウトに振って軽いドローボールがでるように練習をしています。

僕の打つ球は、すごく弱いスライスになってしまいます。そんな折、様々な動画を見ていたところ石川遼君のドローボールの打ち方の動画を見つけました。その時にすごくカッコいいドローボールを打っていて、それに憧れて、その時の打ち方をマネして練習を始めました。

レッスンプロへの相談

正しいドローボールの打ち方と正しいコックの使い方について教えてほしいです。ドローボールを打てるようになると自然と飛距離も伸びると信じています。一緒に練習している仲間に驚かれるようなプレーをしてみたいです。アドバイスをよろしくお願いします。

今回のお悩みには長井薫プロが即断回答!!

長井薫(ながいかおる)愛称:キャロさん
1960年兵庫県生まれ。金沢工業大学卒業。インドアゴルフ練習場の支配人に就任し、依頼30年間にわたって新宿の地でレッスンを行い、レッスンの受講生は延べ4万人に及ぶ。新宿インドアゴルフ代表・ヘッドプロ。自分の名前、長井(LONG)、薫(CAROLL)ということで、「ロングキャロル」ゴルフ実践術を唱えている。その名前から「キャロ」さんの愛称で親しまれている。

新宿インドアゴルフ
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-8-11 平原ビル1F

長井薫プロのアドバイス「手首ではなく、右腕の外旋の動きでコックを管理しましょう」

恐らく、コックのことを考えているから、テイクバックで最初に手首や腕を右側へ畳んでいると思います。

手首や腕を畳んでしまう人ほど、トップでオーバースイングになりやすいです。最初は、テイクバックでフェースを開いたり、肘を曲げたりしないようにしましょう。

たとえば、石川遼選手のテイクバックは、最初に手首や腕を畳んだりしません。背骨とフェースの向きが平行になり、フェースは開いたり閉じたりしません。

テイクバックの時に手首や腕を曲げない

右腕が伸びる状態までドライバーをテイクバックした後、シャフトとフェース面が重なって見えるようにトップまで持ち上げます。

アドレスからテイクバック、トップまでフェース面が自分から見えないようにすると、奇麗なテイクバックの形を作ることができます。

そのうえで、ドローボールを打ちたかったら、フェースの裏面が見えるように、少しシャット気味にフェースを開きます。シャット気味にフェースを開いた状態でインパクトまで持っていくと、ドローボールが打ちやすくなります。

また、テイクバックでは両肩とグリップの三角形を変えないようにバックスイングを取り、最後に右腕に外旋の動きを入れると良いコックができます。

ポイント

敢えて手首のコックというよりも、腕の使い方を意識するようにしましょう。手首でコックするのではなく、右腕の外旋の動きでコックを管理するイメージです。

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