“進化系”ミーリングウェッジ｜まだまだあった！進化系ミーリング&惚れちゃった人

シーズン途中にもかかわらず、テーラーメイドとキャロウェイが発売したNEWウェッジに持ち換える選手が続出。スコアを左右するウェッジをシーズン途中にスイッチするには、それだけのメリットを感じているからに違いない。そんなNEWウェッジには共通点があった!!

ミズノ｜T20ウェッジ

排水性を高めるために縦方向の微細な目を持たせている。

ミズノ｜T20
●価格／2万1000円+税（ブルーIP仕上げ） 2万円+税（サテン仕上げ）
問合せ：ミズノ
TEL：0120-320-799
https://www.mizuno.jp/golf/

原 英莉花

低い球でもしっかりとスピンがかかります。ラフからの抜けもいいですね。

小鯛竜也

ボールの食いつきがよく、低く出てスピンのかかりがいいですね。距離も合わせやすいし、バンカーショットで思い通りにスピンをコントロール出来ます。

グローブライド｜オノフ フォージドウェッジ

打点のブレや水に左右されず安定したスピン性能を発揮する、六角形ミーリングと逆テーパーブレードでスピン性能を追求している。

グローブライド｜オノフ フォージドウェッジ
●価格／1万9000円+税～
問合せ：グローブライド
TEL：0120-506-204
http://www.globeride.co.jp/golf/

浅地洋佑

構えやすいすっきりした顔と、ボールに食いつくフェースで、スピン性能がめちゃ上がります。

飯島 茜

弾き感はありますが、ボールの乗りはいいです。顔がよくて構えやすく、バウンスもいい感じです。

ブリヂストンツスポーツ｜ツアーB XW-1、XW-2ウェッジ

溝と溝の間に三角屋根状の5本のミーリングを配した構造でスピン性能を高めている。

ブリヂストンツスポーツ｜ツアーB XW-1、 XW-2ウェッジ
●価格／2万円+税
問合せ：ブリヂストンスポーツ
TEL：0120-116613

https://www.bs-golf.com/

三ヶ島かな

適正な量のスピンがかかりますね。

福山恵梨

ボールの食いつきがよく、低く出てスピンのかかりがいいですね。距離も合わせやすいし、バンカーショットで思い通りにスピンをコントロール出来ます。

ヨネックス｜イーゾーン W501ウェッジ

ヨネックス｜イーゾーン W501ウェッジ
●価格／2万5000円+税
問合せ：ヨネックス
TEL：03-3833-3526
www.yonex.co.jp/golf/
http://www.yonex.co.jp/golf/

ヨネックス ツアーレップ

フェースの凹凸でボールが食いつくのでスピンが効いて、コントロールが容易。“ポッコン”も出ないとプロから評価されています。

※イーゾーンW501ウェッジは鍛造でレール状の突起を成型していますのでミーリングではありませんが、同様の形態と機能を有しているのでここで紹介しています。

進化系ミーリングウェッジは、アマチュアこそ使ってほしい！

ウェッジを選ぶポイントは、構えやすさや振りやすさを優先。そのうえで進化系ミーリングが搭載されたものがいいと説明したが、それは進化系ミーリングウェッジなら、ダフリやトップと言ったミスをしなければ、特別な振り方をしなくても、スピンがかかるからです。

構えやすい形状でしかもヌケがよければ、ミスが減って、進化系ミーリングのメリットを受けられます。反対に、どんなにスピン性能が高いウェッジでも、ミスショットではスピンは掛からないということです。

パーオン率トップのプロでも数値的には70％台です。アベレージゴルファーなら20～30％台でしょう。18ホール中、13から14ホールはアプローチするわけです。アプローチでスピンがかかるということは、パッティングに例えれば“上り”のラインと一緒です。しっかり打てるから方向も距離感も安定するわけです。ゆえにアマチュアゴルファーこそ、進化系ミーリングの恩恵は大きいはずです。

水を張ったバケツにボールとヘッドを浸し、濡れた状態でもテストした。

いいウェッジまだどれだけいいの？進化系ミーリングウェッジ

多くのプロを魅了している進化系ミーリングはアマチュアでもスピンがかかるのか？スピンがかかるとなにがいいのか？編集部員2人とプロが試打してみました。

アマは、ゴルフトゥデイ編集部員。平均スコア90と98のアベレージゴルファー。こんな2人でもスピンはかかるのか？

今回紹介した6社の進化系ミーリングウェッジをすべて試打。

スピンがかかって狙った高さが出る。スピン量の変化が少ないのがいいウェッジ

ある程度の技術があれば、アプローチでのキャリーの精度は高くなりますが、ランが計算できるかどうかが、ショットの成否を決します。ボールがフェースに食いついてくれれば、打ち出しの高さも合わせやすく、スピンも効きますから、アプローチの精度が上がるということです。

ミーリング有りと無しでは、ミーリング有りの方が圧倒的に食いつきはよくなります。さらに、濡れた時にはボールがフェースの上で滑るのでスピンが減りますが、ミーリングがあるとスピンが減る量が少なくて済みますから、ミーリングはありがたい存在です。

今回試打した、進化系ミーリングは、すべてドライでも濡れていても、スピンの変化が少なく、どれもオススメです。選ぶ際には、ヘッド形状とクラブの振りやすさを優先して、その上でスピンがかかるものを選ぶのがコツ。スピン量より構えやすさと振りやすさが優先です。

田所 嵩瑛
1998年生まれ、茨城県出身。小学6年生でゴルフを始め、2016年研修生に。2019年プロテストに一発合格を果たした。気鋭の新人プロ

スピンがかかるからファーストバウンドが真上に跳ねる

いつも通りに振っていても、スピンがかかるので、ファーストバウンドが、上に跳ねてランが少なくなりました。
編集部員 K

モデルによってグース度や形状とヌケが違います。構えやすくてヌケがいいものが、一番スピンがかかります。
編集部員 O

GOLF TODAY本誌 No.570 158〜159ページより

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