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マジェスティゴルフ、新ブランド「MAJESTY CONQUEST BK」発売

新たなDNAを持つブランドは、アスリート志向のゴルファー向け

2020/02/05 ゴルフサプリ編集部

発表会ではマジェスティゴルフ株式会社のCEO西原徹朗氏が登壇

マジェスティゴルフ(株)は、3月19日(木)から発売する新ブランド「MAJESTY CONQUEST BK(マジェスティ コンクエスト ブラック)」の試打発表会を、2月4日(火)東京・中央区銀座のPGMゴルフアカデミー銀座にて実施した。従来のマジェスティとはイメージが異なる新たなDNAを持つという新ブランドには、どんな性能が隠されているのか?

マジェスティ初となる弾道調整機能搭載

マジェスティというと、60-70代の熟練ゴルファーに向けたブランドというイメージが強かったが、今回、発表された「マジェスティ コンクエスト ブラック」は、「40-50代のゴルファーが満足感を得られるアイテムを目指して開発した」とマーケティング担当者。マジェスティ独自のテクノロジーを駆使して、まだまだパワーが有り余るプレーヤーたちが、安定した飛距離が得られ、さらにアスリート好みの弾道も実現させている。

ドライバーにはマジェスティ初となる弾道調整機構を搭載。強弾道を自分好みに最適化できる。このシステムは、シャフトを回さずにソール部分のカムの凸部分を回転させて調整する方法を採用し、無段階で微調整が可能。また、シャフトを回さないので、バックラインありのグリップが採用できるという利点もあり、再現性の高いインパクトへと導いてくれる。

従来のマジェスティで培った「スパイダーウェブ」というフェース裏面設計を採用し、高い反発力を発揮。スイートスポットを低く設定し、余分なバックスピンを減らし、直進性のある強い弾道で飛距離を伸ばす。

シャフトは藤倉コンポジットとの共同開発による弾き感とコントロール性の高さを兼ね備えた軽快なモデルを採用。ヘッドの特性を存分に引き出せる、走るシャフトになっている。

スイートスポット高さがボールの半径と同じ

フェアウェイウッドは、軽比重チタンボディとタングステン合金の2つの素材のみで構成され、双方の比重差が大きいことで、低スイートスポット設計をかなえている。スイートスポット位置は、ソールから21ミリで、これはゴルフボールの半径と同等とのことで、地面から打つと、ボールの赤道をスイートスポットがとらえるので、ドライバー並みの強い弾道を実現させるという。構えてみると、フェースの下部にあるスコアラインをボールに合わせやすく、スポットでとらえられる印象が持てて、安心感も与えてくれた。

白いスコアラインがアドレス時に安心感を与える

フェース裏面はドライバーと同様に、強靭でしなやかなクモの巣デザインを採用。高いボール初速を実現させる。飛ばせるフェアウェイウッドでスコアアップを目指せそうだ。

アイアンは2機種をラインアップ

シャープな見た目のフォージドアイアン

飛距離性能とコントロール性を両立させた「マレージングアイアン」と、正確なボールコントロールを実現する「フォージドアイアン」の2モデルをラインアップしている点も、今回はアスリートを意識したブランドだということを感じさせる。

飛距離性能を高めたマレージングアイアン

「マレージングアイアン」もシャープな見た目で、ずっと軟鉄アイアンを使っていたという人もすんなり移行できそうなフォルム。高強度マレージング材をフェースに採用しているので、高い飛距離性能を発揮する。

「フォージドアイアン」は高精度CNC加工を施した鍛造モデル。コンパクトなヘッドで、アスリート好みの見た目が特徴。また、最近としては珍しく、3番アイアンからラインアップされ、競技志向のゴルファーの満足度を上げそうなモデルとなっている。

また、現時点でのラインアップにユーティリティが入っていないのも特徴的で、このマジェスティはとにかく骨太という印象を持った。

金谷多一郎プロが試打インプレッション

試打では、金谷多一郎プロが登場。「コンクエスト ブラック ドライバー」を試打した。金谷プロは現在「マジェスティ バンキッシュ」という数年前に発売された同社のアスリート向けモデルを使用しているそうだが、それと比較すると「投影面積も大きめで今ドキのクラブ」という。また、打感については「ソリッドというより、芯が広い印象で、どこに当たっても打球感が変わらず、トータルな飛距離が落ちない」とコメントした。

また弾道調整機能については「シャフトの向きが変わらないので、バックラインありのグリップを挿せる点もいいですよね。しっかり握れる安心感があります。プレーヤー目線で作られていると感じられる点が随所にあり、気持ちよく打てるドライバー」という感想を伝えてくれた。

マジェスティ=年輩者のクラブという印象を覆す新ブランド「マジェスティ コンクエスト ブラック」。見た目にもこだわりたいアスリートゴルファー諸氏には、ぜひ1度試してみて欲しいクラブだ。

取材・文 下山江美

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