新米プロ“澁澤莉絵留“の女子プロ1年生!頑張ります|第26回
ゴルフトゥデイ応援企画! と銘打ち、澁澤莉絵留(しぶさわりえる)のプロテスト挑戦への道のりをレポートしてきた本企画。見事、一発合格を果たし「プラチナ世代」の一人としても注目を集める彼女の、ルーキーイヤー生活がスタート。女子プロ1年生“りえるん”の奮闘ぶりを、引き続きお届けします。
レギュラーツアーデビュー戦は、いきなりの公式戦!
9月10~13日に開催された今季公式戦初戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で、レギュラーツアーデビューしました!! 応援いただいた皆さま、ありがとうございます♪
デビューがいきなり公式戦という大きな試合でしたが、会場がプロテストに合格した思い出のコース「JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部」(岡山県)ということもあり、いつもより緊張は少なかったです!
試合前の練習ラウンドではルーキーのメンバーと一緒に回ったり、プロテストのときを思い出しながらたくさんメモを取りました。特にコースで変わったなと感じたのは、コース全体の長さ。プロテストのときは6398ヤードだったのが、今回は6640ヤード!! 私は飛ぶ方ではないので距離があればあるほど大変なんです……が、これまで地元群馬でみっちり練習してきたアプローチにはものすごく自信があったので、練習ラウンドのときからグリーン周りの調子はばっちりでした。
本番では初日からショットが安定していて、アプローチも好調のまま練習の成果を出すことができ、難しいライからでもしっかりパーを拾うことができました。ただ、初日はパターが入らず、調子は悪くないのにバーディが取れなかったのがすごく悔しくて、ラウンドのあと日没までみっちりパター練習をしてから帰りました。
すると、2日目はその成果が出たといっていいと思いますが、パットが入ってくれて6バーディ、ノーボギーの66で回ることができました。上がってから自分のいる順位にびっくりしました(笑)!! 急にバーディがたくさんとれたこともびっくりしましたが、予選通過だけを目標に頑張ろうと思っていたので、ものすごく嬉しかったです。
さらに嬉しかったのは、決勝ラウンドを最終組で回れたことです。何度も経験できることではないと思うので、その体験がこのメジャーという大きな大会で、しかもレギュラーツアーデビュー戦でくるとは思わず、正直、ちょっと焦りました。でも、楽しみのほうが大きくて当日もワクワク楽しみながら回れました!
決勝ラウンドではスコアを伸ばすことができず残念でしたが、それが課題となり新しい経験ができたので、今回の試合は私にとってすごく意味のある一週間になりました。とても自信もつきました!
この経験を次の試合にもつなげられるように、気を抜かず練習やトレーニングに頑張りたいと思います。次の出場は9月18日~の「第51回デサントレディース東海クラシック」。ウェア契約をさせていただいているデサントさんの大会なので、気合いを入れて頑張ります★
澁澤 莉絵留
しぶさわ りえる
2000年12月24日生まれ。群馬県太田市出身。
2019年プロテスト合格。
160㎝、60kg。A型。ゴルフ歴:9歳~。
沖学園高校卒業。