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ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドの試打評価レビュー

試打のスペシャリスト・高橋良明の本気レビュー

2021/05/11 ゴルフサプリ 編集部

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

高弾道で気持ちよく飛ばせる「ゼクシオイレブン」としっかり振りきって飛ばせる「ゼクシオエックス」の2ライン体制となった11代目「ゼクシオ」。今回はレギュラーモデルの『ゼクシオイレブン ハイブリッド』の飛びと打ちやすさについて、「試打のスペシャリスト」高橋良明がレビューします。

[目次]

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドの総合評価

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

飛距離性能★★★★★(5/5)
打球感★★★☆☆(3/5)
操作性★★★☆☆(3/5)
上がりやすさ★★★★★(5/5)
総合評価★★★★☆(4/5)

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドの特徴

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

飛び、打ちやすさ、爽快な打球音という3つのコンセプトを守りながら正常進化してきた「ゼクシオ」シリーズですが、『ゼクシオイレブン ハイブリッド』はとくに打ちやすさが大きく進化しました。

ヘッドは一回りずつ大きくなり安心感と寛容性がアップ。また、深いコックを作り理想的なトップ位置に導いてくれる「ウエイトプラス」テクノロジーやソールのたわみを大きくする「キヤノンソール」を搭載。よりやさしく大きく飛ばせるユーティリティとなっています。

特徴

  • 理想的なトップを生み出す「ウエイトプラス」テクノロジー
  • ソールを大きくたわませてボール初速を上げる「キヤノンソール」
  • アマチュアの打点に合わせた低重心設計により球が上がりやすい

特徴1. 理想的なトップを生み出す「ウエイトプラス」テクノロジー

『ゼクシオイレブン ハイブリッド』のシャフトは従来よりも大幅(6〜9グラム)に軽量化されています。
その分の重量はグリップエンドに配置したカウンターバランス設計により、ヘッドを支えるための力が軽減され、バックスイングの始動からコックがたまりやすく、理想的な深いトップ位置を作りやすくなっています。

その結果、インパクトでヘッドスピードが上がると同時にミート率も高くなるため、普段通りにスイングするだけで飛距離がアップし曲がりも小さくなります。

特徴2. ソールを大きくたわませてボール初速を上げる「キヤノンソール」

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

前作同様に反発性能の高いHT1770Mのカップフェースが採用された『ゼクシオイレブン ハイブリッド』ですが、飛距離性能は『ゼクシオテン ハイブリッド』よりもさらに進化しています。

カップフェースの折り返し部分を4ミリ長くし、ソール前方の薄肉部分の面積を約2.7倍に拡張した「キヤノンソール」がソールのたわみ幅が大きく広い反発エリアを実現。フェース全体でボール初速が向上し、薄めの当たりでも力強い弾道で飛ばせるようになりました。

特徴3. アマチュアの打点に合わせた低重心設計により球が上がりやすい

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

幅広でアイアンのようにトゥヒール方向にフラットなソールには、構えたときのすわりがよくフェースをスクエアに合わせやすいだけでなく、ヘッドの重心を下げる効果もあります。

『ゼクシオイレブン ハイブリッド』ではアマチュアゴルファーの打点分布に合わせて重心位置を低めに設計。たわみやすい「キヤノンソール」との相乗効果により、地面のボールもやさしく拾い上げて、高く強い弾道で飛ばすことが可能となっています。

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドのスペック

『ゼクシオイレブン ハイブリッド』のヘッド体積は前作(H3=118㎤)よりも一回り大きな130㎤。アスリートモデルの『スリクソンZX ハイブリッド』よりも2度ずつロフトが立ち、レングスも0.5インチずつ長い飛ばせるスペックとなっています。

メーカーダンロップ
製品名ゼクシオイレブン ハイブリッド ユーティリティ
ヘッド素材ボディ:マレージング鋼
フェース:HT1770M鍛造
番手/ロフト角H3/18度
H4/20度
H5/23度
H6/26度
シャフトカーボン:ゼクシオMP100(R2、R、SR、S)
長さ(H3)40.75インチ
重量/バランス(H3)316g/D0(R)
価格41,800円(税込)
公式サイトダンロップ公式サイト

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドを試打レビュー

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

初代「ゼクシオ」から磨き抜かれてきた飛び、打ちやすさ、爽快な打球感は『ゼクシオイレブン ハイブリッド』でどこまで進化したのか。高橋良明が試打で確かめました。

試打レビュー

  • フェースの弾きが強く、軽く振ってもボール初速が上がる
  • フェースのどこで打っても同じような球筋で飛ばせる
  • 芯を外しても爽快な打球音が味わえて、気持ちよく飛ばせる

フェースの弾きが強く、軽く振ってもボール初速が上がる

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッド

『ゼクシオイレブン ハイブリッド』はこれまでに何回も打っていますが、そのたびに一番印象に残るのがフェースの弾きの強さです。軽めに振ってもポーンと弾いてくれて自分がイメージした以上に出球が先に行っている感じがします。

ボール初速が上がるのは弾きのよさだけでなく、ロフトが立っていることも要因だと思いますが、ストロングロフトでも球がよく上がることがこのクラブの特徴です。

スピン量も多過ぎず少な過ぎずで、目一杯振り回さなくても普段通りのスイングで高弾道のキャリーで距離を稼げるユーティリティです。

フェースのどこで打っても同じような球筋で飛ばせる

いい意味でも悪い意味でもフェースのどこに当たっても同じような球が出ます。とくにヒール下からトゥ上にかけての斜めのラインに強い印象で、先の方に当たってもフェースが開きにくいし、ヒールに当たってもひっかかりません。

左右の打ち出し方向だけでなく、ある程度高さも確保できるので何球打ってもきれいに球筋が揃います。スイートエリアの広さで選ぶなら『ゼクシオイレブン ハイブリッド』が最良の選択でしょう。

逆にいえば、どう打っても曲げるのは難しいという話になりますが、このクラブを選ぶ人で操作性を求める人はいないでしょう。

芯を外しても爽快な打球音が味わえて、気持ちよく飛ばせる

前作よりもサイズアップした『ゼクシオイレブン ハイブリッド』のヘッドはフェアウェイウッドの延長のようでとても安心感があります。

また、ただ大きいだけでなく少しトゥ側にボリュームをもたせた洋梨型で上級者やドローヒッターにも構えやすい顔です。

丸みのあるクラウンに対して、フェース周りはアイアンのようにスクエア感があり、トップラインと平行なクラウンの段差の視覚効果も手伝って、ターゲットに対して真っすぐ合わせやすくなっています。

打感は完全な弾き系です。芯に当たっても外しても少し高めの打球音は変わらず、毎ショット気持ちよく振れます。

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドがおすすめの人

ユーティリティとしてはヘッドが大型でスイートエリアがとても広いので、飛距離や方向のバラつきを小さくして飛ばしたい人にはぴったりです。とくにヒール下やトゥ上のミスヒットに強く、初心者からアベレージゴルファーまで大きな恩恵を受けることができるでしょう。

また、フェースの弾きが抜群によく球も高く上がります。顔がすっきりしてスクエアに構えやすいので飛距離が落ちてきたシニアの上級者にもおすすめできます。フェースの形が四角でアイアンに近いイメージもありますが、グースは少なめでソール面も広くてフラットなので打ち込むタイプよりはさらりと払い打つタイプにマッチします。

ボールの直進性が最強で球を曲げるのは難しいので、真っすぐシンプルにねらいたい人に向いています。

ダンロップ ゼクシオイレブン ハイブリッドの評価

『ゼクシオイレブン ハイブリッド』は一言でいえば弾きの強さで初速を上げて飛ばすクラブです。高初速エリアが前作よりさらに広がって、それがアマチュアのミスの傾向にマッチしているので、それこそフェースのどこに当たっても大きく飛ばせる印象を受けます。

また、球がよく上がって左右どちらの曲がり幅も小さいのでほとんどのアマチュアが真っすぐ飛ばせるようになりますが、とくに長いクラブで球が上がりにくくて飛ばない人や打点がブレて真っすぐ飛ばせない人にはドンピシャのユーティリティです。


高橋良明

テスター/高橋良明(たかはし・よしあき)

1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。サザンヤードCC所属。ツアーに挑戦するかたわら、ゴルフ専門誌やウェブメディアでテスターを務める。毎年出る新製品はほぼ打ち尽くしている試打のスペシャリスト。

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