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女子ツアーで使用選手が増加中!! テーラーメイドの「三角ネック(トラス)」パターのニューモデル

最新レポート&黒宮幹仁プロコーチの最速試打インプレッション【PR】

2021/06/07 ゴルフサプリ編集部

あまりにも突飛なネック形状でプロ・アマ問わず「なんだこれは!?」と話題となり、発売と同時に売り切れる店舗が続出したテーラーメイドのTRUSS(トラス)パターのニューモデルがいよいよ登場!!
女子ツアーでの使用状況や黒宮幹仁プロコーチの試打インプレッションとともに最新情報をお届けする。
写真/Getty Images、テーラーメイド 試打撮影/圓岡紀夫
協力/ゴルフ5カントリー四日市コース

「フェースがブレない・ストロークが安定する」と女子プロの間で話題

昨年2月に発売され、その独特な三角ホーゼルによってもたらされる“寛容性”の高さから人気が爆発したトラスパター。その最新モデルを女子プロたちがテストしているという話を聞いて、早速取材を試みた。

まず、テストしているプロは、今年に入って5勝と圧倒的な強さを示している稲見萌寧をはじめ、高橋彩華、高木優奈といった若手のほか有村智恵、成田美寿々といった実力者たちを含め20名以上もいるという。そして、早くも実戦投入を検討しているプロも少なくないという。

では、テストをした女子プロたちは新しいトラスをどのように評価しているのか。昨年、ブレード型のトラスパターで日本女子プロゴルフ選手権を制覇した永峰咲希、そして松森彩夏、山路晶ら3人のコメントが入手できたのでお伝えしたい。

今年に入って12戦5勝と絶好調の 稲見萌寧(写真中央)はトラスTB1トラスヒール パターを使用中。新しいモデルのテストも実施済みとのこと。また、すでに女子ツアーでは20名以上がテストをし、その多くが試合での使用を検討中だという。

見た目がシャープになって操作性が良くなりました|テーラーメイド契約プロ3人がテスト

永峰咲希
■TPハイドロブラスト JUNO TB1をテスト/トラスの三角形が小さくなったことでフェースが動くようになり、操作性が良くなりましたね。見た目がシャープになって光沢感も出たことで高級感がありますよね。川奈(ホテルゴルフコース)で初めてテストしたんですけど、高麗(芝)の中でも転がりが凄く良かったので、グリーンの状況をみて使い分けていこうと思います。

松森彩夏
■TPハイドロブラスト アードモアTM1をテスト/形状がシャープになって見た目に対する抵抗感が減りました。以前よりもラインに乗せやすく、インしやすいです。アマチュアゴルファーに勧めるとしたら、大きいヘッドが苦手だけどしっかりガイドしてくれる、安心感を与えてくれるパターを求めている方にオススメですね。

山路 晶
■TPハイドロブラスト アードモアTM1をテスト/形状がシャープになって見た目に対する抵抗感が減りました。以前よりもラインに乗せやすく、インしやすいです。アマチュアゴルファーに勧めるとしたら、大きいヘッドが苦手だけどしっかりガイドしてくれる、安心感を与えてくれるパターを求めている方にオススメですね。

バックフェースの刻印が 「TRUSS」から「TP」になった

昨年発売されたトラスシリーズのバックフェースには「TRUSS」という文字が刻印されていたが、新しいトラスには「TP」という刻印が入っており、新しいトラスはTPシリーズにラインナップされるようだ。そして「TRUSS」の文字はホーゼル部に刻まれている。

新しい三角ホーゼルは「見た目スッキリ」幅広いゴルファーに適応

黒宮幹仁コーチの最速試打インプレッション

トラス構造を採用したホーゼルがもたらす優れた効果にいち早く注目していた黒宮幹仁プロコーチに新しい“ツアートラスホーゼル”を試してもらった。ぜひニューモデル購入の際の参考にしてもらいたい。

トラスならではの性能はそのままに見た目の印象がシャープになりました

黒宮幹仁(くろみや・みひきと)。ジュニアゴルフ時代は松山英樹や石川遼と切磋琢磨してきた経歴を持ち、プレーヤーとしての経験を生かしたコーチングが人気のプロコーチ。KUROMIYA Golf Academy主宰。テーラーメイド契約プロ。

ホーゼルを三角形の板状にしたトラスホーゼルの優れた性能は、芯を外したときにこそ実感できます。通常のホーゼルに比べて、芯を外したときの打ち出し方向、球の転がり、エネルギーロスが大幅に軽減されるのです。

新しくなった「ツアートラスホーゼル」は、三角形の底辺の幅が10mmも短くなって見た目がよりスッキリしましたが、前述した性能はまったく損なわれていません。

また、トゥハングも10度プラスされて25度となり、フェースの開閉がしやすくなっているのも大きな変化です。これによって、初代トラスでは『フェースの開閉がしにくい』と感じていたゴルファーも問題なく使えるようになりました。

また、打球音が少し高く、大きくなったようにも感じます。これは打球音で距離感を作る人にとっては、うれしい変化でしょう。大型ヘッドのパターは苦手だけど、芯を外したときの寛容性はほしいというゴルファーにとって、またショートパットが苦手という人にとって、新しくなったトラスはぜひともオススメしたいパターです。

ソフトな感触だけど芯を感じやすいフェースインサート

「初代トラスよりも打音が高くなったことは、ソリッドなフィーリングを求めるゴルファーにも喜ばれる点だと思います。また、感触は柔らかめですが、芯を感じやすいのも良いですね」

ブレードが薄くなって構えたときの印象がよりスッキリ

「三角形が小さくなっただけでなくブレードも薄くなったので、ブレードの上に板状のホーゼルが乗っていることに違和感があったゴルファーも、自然に構えやすくなったと思います」

フェースの開閉がしやすくなったことでより多くのゴルファーに適応

「フェースの開閉がしにくい。初代トラスでは、こうした声が少なくありませんでした。ですが、新しくなったツアートラスホーゼルによってフェースの開閉のしにくさは完全に払拭され、アークが描きやすくなっています」

トラスパターと“ラムキン”グリップの相性は抜群です

「多くのツアープロがグリップ交換せずに使用するほど、トラスに装着されたグリップは高評価されています。適度な硬さと太さで、面の取り方も色々な握りに対応できるものです。このラムキンのグリップとトラスホーゼルの相性は抜群だと思います」

同じ力で押しても三角形は“よれにくい” これがトラスの効果です。

「同サイズの三角形と四角形の紙片の端を押すと、三角形は四角形のように“よれないんです”。この紙片をフェースに見立てて考えていただければ、トラス構造がもたらすメリットがよくわかるのではないでしょうか」(黒宮)

新しいトラスは「TPコレクション ハイドロブラストパター シリーズ」に5モデルがラインナップ

新しくなった“トラスパター”はTPコレクション ハイドロブラストパターのシリーズとしてラインナップされる。この新しいシリーズは全8モデルあり、トラスホーゼル5モデルのほか、クラシックホーゼルが3モデル、ラインナップされる。

発売日や価格、詳細スペックは近々発表されるとのことなので、続報を楽しみにしてもらいたい。

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