フォーティーン『GelongD DX-001』|振り切れる長尺なら自然に飛距離が出せる!ラクに球も上がるからキャリーも伸びる!
自分仕様にカスタマイズできるから、誰にでも振りやすい新しい長尺『GelongD DX-001』【PR】
今年、40周年を迎えたフォーティーン。実は、飛距離的に有利である長尺ドライバーのパイオニアであり、今から20数年前に長さ48インチの初代『GelongD(ゲロンD)』を世に送り出していたメーカーでもある。歳月を重ねながら、長尺モデルをブラッシュアップし続け、最新モデルを生み出した。そんな最新長尺ドライバー『GelongD DX-001』を編集部員が試打。そのレポートをお届けする。
「長尺は振りにくいとは、もう言わせない!」進化した長尺ドライバー
試打レポートの前に『GelongD DX-001』というドライバーの性能と、それを生み出したフォーティーンという会社について説明したい。
フォーティーンは1981年にクラブデザイナーの故・竹林隆光氏が創業した会社。竹林氏は、現在では当たり前のように語られる重心位置や重心距離、慣性モーメントなど、それぞれのクラブが持つ特性を数値化しいていくことを世に知らしめた第一人者。そう重心という概念を世に浸透させたのは、ほかならぬフォーティーンというメーカーだったのだ。他のメーカーがフィーリングだけでクラブを語っていた時代から、数値にこだわり、重心理論をもとにクラブを作り続けてきた。重心理論の生みの親といっても過言ではない。
そんなフォーティーンだからこそ、ドライバーを長尺化することが物理的に有利になるということも数値的にわかっていて、20数年も前に48インチの初代長尺ドライバーを世に送り出していたというわけだ。
長尺化すればヘッドスピードは速くなり、飛距離を出せるというのは理論的には正しいことなのだが、従来の長尺モデルは、どうしても「振りにくい」と感じさせる要素が多かった。これは従来のヘッド重量では、クラブ慣性モーメントが大きくなりすぎて重たく、振りにくくなっていたことが要因。それを解決するために、たどり着いたのがヘッドの軽量化だった。『GelongD DX-001』の最大の特徴は、180g弱という軽量化されたヘッドにある。
もちろん、ヘッドを軽くすることで振り切りやすくなったという理由もあるのだが、ヘッド自体を軽量化しながら、ロフト角、ライ角の調整機能も搭載。また、ウエイト交換でヘッド重量を重くすることもでき、さらにはスリーブ付きシャフトで、一つのヘッドで複数の種類のシャフトや長さを試すことができる。
【これまでの長尺との違いはここ】
●180g弱という軽量化されたヘッド
●軽量ヘッド&長尺を前提に開発されたシャフト
●ロフト角の調整機能がある
●性格の違う2つのヘッドを選べる
●細かく設定された特注対応
ヘッドタイプはロフト角7度を基本に±1度調整可能な「LT」と、10.5度を基本として±1度調整可能な「HT」の2種類があり、自分好みの弾道を可能にするヘッドスペックが選べる。また、オリジナルシャフトの「FT-50d」と「FT-40d」の長さは47.75インチと46.75インチが標準長さ、46~47.75インチまで0.25インチ刻みで特注対応が可能になっている。
つまり様々な調整を可能にしたことで、あらゆるプレーヤーにベストな長尺モデルを提供できるという画期的なドライバーなのだ。その中から、自分たちのベストチョイスを見つけるべく編集部員たちが試打。果たして、どんなインプレッションが飛び出すのか?
自分にぴったりのスペックが探せる
今回はゴルフトゥデイ本誌の連載しだレポート企画「ギアスポット」でおなじみの編集部員3名が『Gelong D DX-001』を試打。そのプロフィールをお伝えしたい。
まず、シニアゴルファーの代表「のみ助」は、身長185センチ、ヘッドスピードは42m/s、ゴルフ歴35年で平均スコア90。アベレージ代表「ゴルフライダーK」。身長180センチ、ヘッドスピードは41m/s。ゴルフ歴18年で平均スコア98。さらには、『ゴルフが上手いゴルフ女子』を目指す女性編集部員「ゆきりん」も参加。身長163センチ、ヘッドスピードは31m/sという彼女はゴルフ歴2年で平均スコアは104(取材時)だ。最近、ベストスコア86を出すなどして急成長中。
のみ助「まさに長尺という長さの47.75インチでも、振っていて長さは感じないね」
ゴルフライダーK「うん、長さは感じなかった。艶消しのブラックのシャフトだから、見た目からも長さを感じさせないですね」
ゆきりん「私も、構えたときに違和感がまったくなかったですね。普段、使っている自分のドライバーの長さは44インチなんですけど、46.75インチも46インチもあまり違和感なく構えられたし、振れました!」
のみ助「重さは感じた?」
ゆきりん「ちょっと重いかな? くらいでした。それもあってか46.75インチのときは、少し右に出ちゃいましたけど、46インチだとバッチリでした」
ゴルフライダーK「ゆきりんが最初に試したシャフトは40g台の「FT-40d」だったけど、普段使っているレディスドライバーのシャフトの重さは約38gくらいだから、少し重たく感じたんだろうね。46.75インチは若干、振られている感はあったけど、それでも球は上がっていたよね。そういえば、ロフトが少ないLTも打っていたよね?」
ゆきりん「はい、LTのロフトを8度にセットして打ちました!そしたら、凄かったんですよ。強い球で200ヤード近く飛んでいて、これはイケるかも? と思ったんですけど、そのあとは当たらなくなって・・・・・まぐれだったみたいです(笑)」
ゴルフライダーK「でも、やっぱりクラブが長いと高さは出るよね。球が強くなったのは、長尺によってヘッドスピードが上がったことによる効果かな。でも、安定して当たっていたのは、やっぱりHTだったよね」
ゆきりん「そうなんです。LTは高さも出て、すごい飛んだので「うわ、これ欲しい!」って思ったんですけど、やっぱりロフトの多いHTのほうが安定して飛ばせました」
ゴルフライダーK「長さは特注対応にはなるけど、46インチが良かったね。標準設定の46.75インチもクラブに振り回されることなく、スイングは出来ていたけど、球をつかまえきれてなかったんだよね。46インチはバッチリだったね。ヘッドはHTでロフト設定は変えずに10.5度のままがドンピシャ。いつものゆきりんの飛距離と比べて、15ヤードくらい飛距離が伸びていたね」
ゆきりん「はい、飛んでいました!」
普段レディスモデルを使っているというゆきりんにも、『Gelong D DX-001』は、大きな飛距離をもたらしたようだ。
ロフト7度でも長さがあれば高弾道が出る!
のみ助「長尺だから、ちゃんと振り切れて上がれば飛ぶんですよ。でも、今までの長尺はなかなか振り切れないとか、当たらないといったデメリットが多かった。でも、ゲロンDにはそれがない。やっぱり、そこが一番いい所だと思う。ゆきりんもそれで飛ばせたんだよね」
ゴルフライダーK「今どきの慣性モーメントが大きいヘッドだと、たぶん振り切れないと思いますね、この長さは…。ゲロンDの慣性モーメントはHTもLTともに4100g・cm2くらいですよね。この前、飛び系アイアンで、3000g・cm2ってのを打ったけど、それに1000g・cm2くらい上乗せされただけだから、振りやすさっていう部分では、このドライバーは突出してますよね?」
のみ助「4100g・cm2というと、5~6年前のクラブがだいたいそれくらいだよね。そっからどんどん、大きくなってきている」
ゴルフライダーK「今は5000g・cm2超えが普通になってきてますよね。でも、そんなヘッドで長くしたら、相当振り遅れそうだし、そりゃ振り切れないですよね」
のみ助「まあ、フェースを戻せなくなるよね。だから、この4100g・cm2っていう慣性モーメントは長尺にちょうどいい数値だと思う。まあ、この数字は狙ったわけではなくて、ヘッドを軽量化した結果、こうなったのかもしれないけど。最近のドライバーのヘッド重量の平均が195g前後だけど、ゲロンDは180gなので、約15gくらい軽いかな。だから、ヘッドサイズ的には460mlだとしても、慣性モーメントはそこまで大きくならなかったんでしょうね。でも、これだけあれば十分ですよ。2発くらいヒール側に当たりましたけど、飛距離落ちないし、スイートエリアも十分広いと思いますよ」
「長尺=飛ぶ」を実現しているのはすごい!
ゆきりん「いろんな組み合わせで、たくさん打ち比べましたね〜。のみ助さん、感想をどうぞ」
のみ助「HTはびっくりするくらい弾道が高かったんだけど、フケ上がっているわけではないのがよかった。ただ、結果的にLTのほうが飛距離は出ていたね。HTは高く上がって、曲がらないけど、やっぱり最大飛距離はLTのほうが出た」
ゴルフライダーK「ベストマッチは?」
のみ助「7度にセットしたLTで、シャフトは「FT-50d」の46.75インチ。47.75インチも打ってみたけど、そのときに感じたのは、ゲロンDのシャフトは、今までの長尺シャフトとはまったく違うということ。これまでの長尺シャフトって、すごく柔らかくて、ワッグルした段階で、べろんべろんしちゃうイメージ。だけど、ゲロンDのシャフトはどれもグニャグニャ感がまったくなかった」
ゴルフライダーK「たしかに、そうですよね。中でも、ツアーモデルの「TS-916」シャフトは、特にしっかりしたフィーリングでした。めいっぱい振ってみたんですけど、ちょっと暑さにやられちゃっていましたね(取材時の気温は36度)。やや振り遅れ気味でした。でも、ベストマッチ!と思える打球は何発か打てましたよ。当たったときは、中弾道の強い打球で飛ばせましたね。だけど、今の時点でベストマッチと思えたのは、僕も「FT-50d」シャフトの46.75インチ、7度設定のLTヘッドでしたね。HTの9.5度も試しましたが、安定して当たりはするものの、LTほどの適正スピンは得られないようで、キャリーが出ませんでした。ボクの場合、HTだと弾道が高くなりすぎちゃうようです」
のみ助「HTとLTは、ヘッド特性が明確に違うよね。それはスピン量や打ち出し角度に顕著に表れていて、試打してもらえれば、誰でもわかると思う。それにしても、長尺ドライバー用に設計されたヘッドというのは、ロフト7度でも、長さがあれば高弾道が出るんだということを改めてゲロンディーが教えてくれたことにちょっと感動した」
ゴルフライダーK「長さが1インチ伸びれば、1.5m/sヘッドスピードがアップして、飛距離が9ヤード伸びる。僕は、この計算式がそのまま実現したことにも、ちょっと感動しちゃいました。ここまできっちり『長尺=飛ぶ』を実現しているというのはすごい!」
のみ助もライダーKも今までとは違う長尺モデルの振りやすさを体感。さらに、その飛距離性能を実感したようだ。
ゆきりんの結果
HT&FT-40dの46インチで約15ヤードUP
のみ助の結果
LT&FT-50dの46.75インチで約10ヤードUP
ゴルフライダーKの結果
LT&FT-50dの46.75インチで約15ヤードUP
数値にこだわってきたメーカーだからこそ、長尺の力学的優位性を見出せた
「すべてのゴルファーにベストな14本を」というのが、フォーティーンの信条。それをかなえる長尺ドライバーは、ヘッドを軽量化しながら調整機能を搭載し、それぞれのプレーヤーに応じた振りやすさにプレーヤー自身が調整することを可能にした。
通常なら7度というロフトのドライバーは球が上がらない印象があるのだが、今までドラコン選手用のドライバーも製作していたフォーティーンは、ロフトを立ててもキャリーを伸ばせるテクノロジーをすでに構築できていたこともあり、今回の7度±1度というモデルでも、高弾道のボールが打てる。
普段、9度前後のドライバーを使用するプレーヤーなら、7度ロフトのLTがベストマッチする確率が高いことも、今回の試打で立証された。
「ずっと数値にこだわってクラブを作ってきたメーカーだからこそ、力学的優位性に立てるクラブづくりができたのだと思っています」と、フォーティーンの担当者。
クラブが長くなれば、もっと飛ばせる。数値にこだわってきたメーカーだから、力学的な要素をメインにしながら「振りやすい」というフィーリングの部分も満足させるクラブを生み出せた。さらには、数値を調整することで、さまざまなプレーヤーにとってのベストスペックを生み出すことを可能にした。進化した長尺モデルを振り切れば、自分史上最高飛距離を手にする確率はアップするはずだ。
『GelongD DX-001』
■素材:TP2チタンフェース(可変肉厚フェース)、8-1-1軽量チタンボディ
■番手:LT(7°)、HT(10.5°)(各ヘッド±1°ロフト調整可能)
■オリジナルカーボンシャフト :
FT-40d(44g、1フレックス)/FT-50d(52g、1フレックス)
■長さ:46.75インチ , 47.75インチ(FT-40d、FT-50d)
*45.75インチ(カスタムシャフト)
■専用トルクレンチ・レンチケース付属
■価格:¥77,000(税込)
*LT(7°)×FT-40d、および45.75インチ仕様は、受注対応(特注対応)
フォーティーンのTK40ウェッジは絶対にザックリしないって本当なのか?
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ゴルフは最終的には小技です。アマチュアゴルファーなん...
今までにない!! ゆったりスイングでも自然に球が上がってつかまる|フォーティーンPC-3アイアン
40周年を迎えるフォーティーンが原点に立ち返り開発したアイアン『PC-3』。「クラブで出来ることはクラブに任せる」という創...