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速報「2021リコーカップ」古江が7バーディで単独トップ。稲見は出遅れ!
2021 JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第1ラウンド。古江彩佳が前半9ホールをノーボギー、7バーディと大爆発。古江と賞金女王を争う稲見萌寧(賞金ランク1位)は出遅れて現在2オーバー。
写真/相田克己
一人だけプレーが違う。古江が前半ハーフをノーボギー、7バーディで快進撃中
11月25日に開幕した女子ツアーの最終戦「LPGAチャンピオンシップ リコーカップ」。稲見萌寧と古江彩佳による賞金女王争いにも注目が集まっているなかで、初日の前半9ホールを終えて単独トップに立ったが古江。前半9ホールは7バーディ・ノーボギーの完璧な内容。6番から9番までは4連続バーディで前半を終えた。ちなみに古江はこの大会との相性が良く、2019年と2020年は2年連続で2位に入っている。
一方、古江と同じ組でスタートした賞金ランキング1位の稲見はショットに本来の切れがない。パーオンに失敗するホールが多く、前半9ホールを終えてノーバーディ。4番、5番で連続ボギーを叩いたのが響いて2オーバー。
最終戦を迎えた時点で賞金ランク1位の稲見と2位の古江の差は1696万。古江が逆転賞金女王になるには単独2位以上になることが条件だが、十分に優勝を狙えるスタートダッシュをきった。もし、古江が優勝すれば、稲見は2位タイ(2人まで)に入らなければ逆転される。また古江が単独2位でも、稲見が単独14位以下なら古江が逆転賞金女王に。古江は前日の会見で、五輪の代表争いでは稲見に負けたことを聞かれると、「同じことの繰り返しはしたくない。それを意識しながらやりたい」とリベンジを宣言。序盤の戦いぶりを見ると、十分に古江の逆転賞金女王の可能性が見えてきた。
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