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速報「リコーカップ」初日終了で古江が3打差・首位独走!稲見が25位タイ
9バーディ・1ボギーの64、8アンダーで2位に3打差をつけて初日を終えた古江彩佳。対して、稲見萌寧は前半に2つのボギーを叩くと、後半出だしの10Hでもボギー。チャンスにつけるも、なかなかバーディを奪えず苦しいラウンドを強いられた。それでも最終ホールで難しい下りのフックラインを繊細なタッチで転がし入れて、この日初めてのバーディ。2オーバーの25位タイと出遅れた。
8アンダー・64は2016年に葭葉ルミが記録した大会レコードタイ記録
女子ツアーの最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」。賞金女王を争う稲見萌寧と古江彩佳が初日から最終組で直接対決することになったが、初日のプレーには明暗がわかれた。
逆転で賞金女王になるためには、最低でも単独2位以上の成績が必要になる古江は前半からショット、パッティングが冴えていた。前半9ホールを終えて7バーディ・ノーボギーの完璧な内容。後半に入っても10番、13番でバーディを奪って、一時は9アンダーまでスコアを伸ばした。終盤に入るとコース最難関の15番ホールで2打目を奥に打ち込んで初ボギーを叩くが、残りの3ホールは粘ってパーセーブ。初日を終えて2位に3打差の単独トップに立った。
一方、古江に1690万円差をつけて賞金ランキングトップで最終戦を迎えた稲見萌寧だが、疲労を感じさせるプレーで元気がない。前半はノーバーディの2ボギー。後半に入ってもバーディが奪えない状況が続いたが、最終18番でようやく3メートルのバーディパットを沈めた。2オーバーで初日を終えた稲見は25位タイスタートとなった。
3打差で稲見を追う2位には5アンダーのジョン・ミジョン、3位タイには4アンダーの高橋彩華、野澤真央、5位タイには3アンダーで上田桃子、堀琴音らが続く。注目選手では昨年の優勝者である原英莉花が2オーバーの25位タイ、賞金ランキング3位の小祝さくらがイーブンパーの16位タイとなっている。
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