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復活のタイガー・ウッズ。マスターズ2022初日は1アンダーでフィニッシュ
痛ましい交通事故の怪我を克服し、タイガー・ウッズがマスターズ2022で復活を果たした。初日を1アンダーでフィニッシュし、パトロンたちからの盛大な拍手と歓声を受けながらホールアウトした。
写真/Masters Official
怪我明けのタイガー、アイアンなら勝負ができる
今シーズン、もしも復活できるのであれば、オーガスタで戦うタイガーの勇姿を見たい!そう思っていたファンは多いはず。そんなファンの期待に応えるかのように、タイガーがトーナメントに帰ってきた。
オーガスタの美しいグリーンに映える、鮮やかなパッションピンクのトップスに身を包んだタイガー・ウッズ。その一挙手一投足に注目が集まる。ショットを放つたび、大きな歓声と拍手が湧き上がる。ドライバーショットは、まだぎこちないところがあるが、アイアンショットの切れ味は十分に“戦えるレベル”と言っていいだろう。
今日1つ目のバーディは6番ホール、189ヤードのパー3。アイアンで放たれたティショットは、これぞベタピン!という素晴らしいショットで、ピン横30cmにつけて難なくカップイン。
8番ホールのボギーは、3打目をグリーンに乗せることができず、グリーン手前にショート。次の4打目も寄せられず、4オン・2パットのボギー。
2つ目のバーディは、左ドッグレッグの13番ホール、510ヤードのパー5。ティショットをフェアウェイ右サイドに運ぶと、2打目は残り206ヤード。これをアイアンでグリーン左サイドにきっちり運んで、イーグルチャンスにつける。イーグルとはいかなかったが、危なげなくバーディを奪った。
14番ホールでもボギーとするが、その後の16番ホールで3つ目のバーディ。池越え、170ヤードのパー3、ここもアイアンのティショットでワンオン。バーディチャンスではあるが、ボールはカップ右斜め手前、8メートルほどの距離を残す。しかし、この長いバーディパットを沈めてガッツポーズ。握りしめた右拳を突き上げるタイガーに、会場のパトロンたちは熱狂、素晴らしい瞬間だった。
こうして、怪我からの復帰戦となったマスターズ2022の初日、タイガーは3バーディ、2ボギーのトータル1アンダーでフィニッシュ。上出来ではないだろうか。明日からのプレーに、おおいに期待が持てるプレー内容だった。
連判を狙う松山英樹は、3バーディ・3ボギーのイーブンでフィニッシュ。こちらもディフェンディングチャンピオンらしい、素晴らしいショットを何度も披露していた。
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